地方で暮らしていると、
「好きや得意を仕事にしたいけれど、地元には求人がない」
「デザインを学んでも、山陰に需要はあるのだろうか」
という不安を抱く方は少なくありません。
2026年10月24日、トークイベント「山陰でやりがいを仕事にする」を開催しました。
ゲストは、鳥取県を拠点にデザイナー、映像クリエイターとして活躍するSTUDIO米子のトレーナー冨山拓朗(とみやま たくろう)さんです。
本記事では、冨山さんが明かした「初月売上0円からの独立劇」「山陰で仕事を生み出す課題解決型営業」「地域貢献プロジェクト」、そして「後悔のない人生を歩む思考法」を要点を絞ってお届けします。
登壇者プロフィール
お名前
地域プロモーションプランナーデザイナー/映像クリエイター
冨山 拓朗さん
経歴・現在の働き方
2012年徳島文理大学メディアデザイン学科卒業後、広告業界を経て2024年に「メディアデザインルーツ」として独立。 鳥取県を拠点に、動画制作・Web・デザイン・SNS運用を横断し、採用難など企業の困りごとに寄り添う支援を展開。 自治体・教育・福祉分野での地域プロジェクト発信に加え、STUDIO米子のトレーナーとして受講生の育成にも尽力している。
1. デザインとの出会いと、独立までの挫折と決意
冨山さんがクリエイティブに目覚めた原点は小学生時代。
漫画を描いて友達を笑わせたり、交通安全ポスターで人の行動を変えた感動が、デザインという仕事の基礎体験となりました。
しかし、プロへの道筋は決して順風満帆ではありませんでした。
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進路の遠回りと葛藤
高等専門学校で電気工学を学ぶも馴染めず、大学受験へ進路変更。 -
多様な職歴
就職氷河期で数十社以上不採用を経験後、パチンコ店のインハウスデザイナーからキャリアをスタート。広告代理店での営業職なども経験。
転機は周りから「デザインなんて儲からないからやめろ」と厳しい言葉を受けた瞬間でした。
「好きなデザインで食べていけることを証明してみせる」と退路を断ち、フリーランスとして独立を果たします。
2. 「山陰には仕事がない?」を覆す!
課題解決型の提案と信頼の育て方
① 初月売上0円からのスタートと泥臭い初期営業
独立1ヶ月目の売上は 0円 、2ヶ月目でようやく5万円 からのスタートでした。
当時は手書きの企画書を持参し、飲食店、医療機関、建設業などへ泥臭い飛び込み営業と無料提案を重ねました。
「デザインを売る」のではなく「相手の課題を聴く」。
「デザインを作りませんか?」という売り込みではなく、相手の悩みに耳を傾ける「課題解決型提案」を実践しました。
山陰の企業が最も悩む共通課題は『人材不足・採用難』です。
だからこそ、『採用に特化したSNS運用や動画制作』など、お困りごとにスポットを当てた提案を行います。
単に成果物を納品するのではなく、採用や集客という本質的な問題を解決する手段としてデザインを活用しています。
② クライアントと長く走る「伴走型サポート」と内製化支援
冨山さんの強みは、社内スタッフのように寄り添う「伴走型サポート」です。
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内製化支援
撮影や編集ノウハウを伝え、企業が自社で発信できる体制を作る。 -
密なコミュニケーション
トレンドの共有や定期的な相談で強い信頼関係を構築。 -
継続契約の維持
離脱がほとんどなく、年間契約ベースで安定した固定収入(月額60万円〜100万円規模)を実現。
③山陰だからこその強み・特徴
地方・山陰でクリエイターとして活動することには、都市部にはない独自のメリットと市場の特徴があります。
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競合・ライバルが少ない
都会に比べて同業の競合が少ないため、埋もれにくく地域内で認知されやすい。 -
経営者・意思決定者との距離が近い
営業先で社長や意思決定者に直接会えるため、複雑な決裁ラインを通さず『じゃあ契約しよう』とその場でスピーディに決まる。 -
「マルチに相談できる存在」になれる
都会のように専門分野で分業化されていない地域だからこそ、動画・Web・デザイン・SNSを横断して一括相談できるクリエイターは重宝され、「じゃあ全部まとめてお願いね」と仕事が広がりやすい。
3. デザインの力で人や地域の役に立つ(実際の取り組みとプロジェクト)
冨山さんが手がけてきたプロジェクトは、民間企業のPRから行政の課題解決まで多岐にわたります。
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行政・インフラ
道路工事PR(ドローン撮影) -
地域活性化
日吉津村SNS運用・住民参加型ショートドラマ動画 -
商業・集客
女性向け自動車CM(放映2週間で2台成約の実績) -
社会貢献・福祉
障がい者アートや食品の情報発信サポート -
大型イベント
食のマルシェ企画(1000人集客)
障害者アートの商品化では、デザインの力で作品の価値を引き出し、販売利益を障害者雇用へ還元。
「デザインがあれば地域で光が当たりづらかった価値を引き出し、必要な人に届けられます」と手応えを語ります。
4. 自分らしく「後悔のない人生」を歩むための思考法
「人生の最後に後悔しない生き方」を基準にする。
「人生の最後に最も後悔するのは『もっと挑戦しておけばよかった』ということ。だからこそ、人生の締めくくりに『いい人生だった』と思える選択を重ねたい」と冨山さんは言います。
広告代理店時代、営業成績が上がらず「ダメリーマン」と呼ばれていた時代の失敗も、今の自分を作る大切な糧になっています。
セルフコーチング:「昔の自分が、今の自分を見たらどう思うか?」
選択に迷ったとき、冨山さんは「昔の自分が、今の自分を見たらどう思うか?」と問いかけます。
泥臭く苦しんでいた昔の自分が今の自分を見たら 「お前、結構頑張ってるじゃん!」 と言ってくれるはず。
そう思える自分で居続けることが走る原動力です。
5. これから一歩を踏み出すあなたへ
(Q&A・メッセージ)
参加者からの質問:
営業で相手の心を掴むトークのコツは何ですか?
冨山さん:
実は営業の現場で僕はほとんど喋っていません。
大切なのは上手く話すことではなく、相手の困っていることを真摯に「聴く」こと。
共感して悩みを引き出すことで信頼が生まれます。
相手に寄り添う姿勢から一歩をはじめよう
上手く話すことよりも、相手の困りごとに耳を傾け共感する姿勢こそが、山陰で仕事を生み出し信頼を得る最大のコツです。
これからクリエイターを目指す方も、まずは身近な人の悩みを丁寧に聴くことから、自分らしい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
6. 参加者の声
イベント終了後、ご参加いただいた皆様から寄せられた温かい声やリアルな感想を一部ご紹介します。
知ったこと・学んだこと
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営業と伴走の大切さ
企業ごとの丁寧な事前下調べと定期的な連絡で信頼関係を築くこと、そして相手の困りごとにフォーカスする「聴く営業」の重要性を学んだ。 -
思考法とマインド
「昔の自分からのセルフコーチング」や「後悔のない生き方をしているか」という問いかけを、今後の行動の基準にしていきたい。 -
地域での活動事情
山陰だからこその働き方ややりがいのリアルを知り、積極的に行動する勇気をもらった。
感想・参加後の変化
「今までのキャリアや現在のお仕事を詳細に話してくださり、冨山さんの解像度がより高まりました。共感できる部分や将来の目標に繋がるお話が多く、とても興味深かったです!」
「私も冨山さんのように、一緒に仕事をする方から『身内の人のように』思ってもらえる厚い信頼を得て、もっと話を聞いてみたいと思ってもらえる人になりたいと感じました。今日参加できて本当に良かったです!」
7. あなたの「理想の働き方」をSTUDIO米子で叶えよう
「地方だから」「未経験だから」と諦める必要はありません。
一歩を踏み出せば、山陰でも自分らしい「やりがい」を持った働き方を実現できます。
デジタルハリウッドSTUDIO米子では、Webデザインや動画制作の実践スキルから仲間づくりまで全力でバックアップしています。
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24時間どこでも学べる映像教材
自宅や隙間時間に自分のペースで繰り返し学習できる動画レッスン -
現役プロトレーナーの直接サポート
マンツーマンや対面・オンラインで疑問をその場で解消できる安心体制 -
一生モノの仲間
受講生同士や卒業生ネットワークで高め合えるコミュニティ
【無料】個別説明会・校舎見学を随時開催中!
「やりがいのある仕事に出会いたい」
「校舎の雰囲気を見てみたい」
「自分に合ったコースを知りたい」という方は、
ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください。
- 開催日時: 平日 13:00〜20:00 / 土日祝 11:00〜18:00(※月曜定休)
- 参加形態: 校舎での対面参加 / オンライン参加 どちらも対応可能
まずはお気軽にご相談ください。
あなたの「理想の働き方」を、STUDIO米子スタッフ一同全力で応援します!