目次
はじめに
去年の秋頃、 HHKB Professional Classic が Type-S モデルに刷新され、そのときにあわせて発表された キーマップ変更ツールのアップデートがついにリリースされました。
- Studio シリーズで先んじて実装されていた同時押し割当て
- 無線モデルのスリープ時間の変更
- DIP スイッチのツールチップ表示
- 設定できるキーの拡充
- Fn の ON / OFF をわかりやすく切り替えられるレイヤータブの実装
などなど、いままでできれば便利だったのにな機能が追加されています。
やはり目玉と言えるのは 1 番目の同時押し割当てではないでしょうか。
どう便利なのか実例を次項で挙げてみます。
実際に設定をしてみた例
Photoshop でのショートカット割当てをみてみましょう。
画像書き出しのショートカットです。
Ctrl + Alt + Shift + w
※ Windows の場合
同時に 4 つのキーを押さないといけないので、非常に面倒にみえます。
こちらをキーマップ変更ツールにてこのように変更します。
今回は Fn キーが押されているときに、右側の Alt キーを押したときに画像書き出しができるように設定をします。
最初に、 Fn キーが押されている状態に切り替えて、右側の Alt キーを選択します。
そしたらツール下部の欄を ショートカット に切り替えて、 Control 、 Shift 、 Alt/Opt をそれぞれ ON にします。 (おそらく左右 (L/R) はどちらでも可)
それができたら W のキーを選択します。
すると、画像のように Fn キーが押されているときに一つのキーでこのショートカットを使えるキーが出来上がりました。
今までと比較してどう便利なのか
いくつかのポイントはありますが、大きく分けると下記があげられます。
- 押すキーが減り、疲れにくくなって集中が続く
- どの端末でもキーボード接続で自分に環境をあわせられる
押すキーが減り疲れにくくなる
このキーが設定できたことにより、 4 つもキーを押すという複雑なショートカットを使わなくてよくなりました。
複雑な指のかたちを作らなくてよくなるので指の疲労を軽減できます。
また正しくキーが押されているか、確認する手間もはぶけるので、作業から意識をそらすことなく集中を維持できます。
どの端末でもキーボード接続で自分に環境をあわせられる
HHKB は、持ち運びに適した軽量キーボードという特徴があります。
なので、自分が作業する環境に常に持ち運び使用できるので、 一度キーマップを設定してしまえば、他の PC でアプリの設定を自分にあわせなくて HHKB が間でそこを補完してくれます。
つまりアプリ側は標準の設定だけどキーボードをつなぐだけで、自分に合った環境になるのです。
また HHKB は耐久性が高く、使い始めたら 1 台を 20 年近く使い続けることができます。
PC を買い替えても HHKB はずっと同じものが使えます。
なので、 PC 買い替え時にキーショートカットの設定をし直さなくても、 HHKB をつなげばそのままのショートカットキーが設定されているので、そのタイミングから前の PC と同じ感覚で作業できます。
新しい PC を使い始めるまでの時間を大幅に短縮することができます。
総括
今回の機能追加・拡張は、 HHKB の長く使えて、どんな端末にもつなげられるという製品の特徴と、とてもマッチしたアップデートだと筆者は考えています。
特に複雑なショートカットキーが乱立する創作系のアプリとも相性が抜群なので、ぜひこちら試して効果を体感していただければと存じます。
デジタルハリウッド STUDIO 米子では全ての PC に HHKB キーマップ変更ツールをインストールしてあるため、受講生は受講中に試すことができますし、一般の方もお試しに来られたさいに設定をさわっていただくことができます。
ちょっとでも気になった場合は、ぜひ試しにいらしてみてください。