こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIO米子の桂藤です。
9月から4回に分けて、鳥取県立日野高校に出向いてデザイン講座を開催してきました。
最近は高校に呼ばれて授業を見学したり講義をしたりと高校からデジハリに興味を持ってもらうことはありがたいことですね!
授業を受けた高校生は、2年生の「広告と販売促進」という授業を選択した13名の生徒です。
授業をする前に見せてもらった教科書を見てびっくり。
結構本格的にマーケティングについて学んでいるんですね。
最近の高校の授業はすごい…でも、これを私が高校生の時に学んでも意味が分かるんだろうかという気持ちもあったり…
私も商業高校出身なので、やったと思うんですよね、流通経済とか簿記とか…でもその時にこの勉強がいつどこでどんな風に役に立つんだろうって分からなかったから、ただテストの点を取るために頑張っていた気がします。
そして、今思い出せと言われると全然覚えていない…(笑)
今回の授業ではイラストレーターを使ってポスターやチラシなどの販促物を作れる様に教えて欲しいという事でした。
学ぶなら楽しく、学んだ事がこんな事につながるというイメージが出来た方が楽しいのではと思ったので、最初の1回はデザインのお仕事や自分が今やっている事をお話しました。
最初は興味なさそうだった学生たちも、自分の身近なゲームや音楽、ドラマや映画の話しになると目がキラキラ…!
デジタルを活用したクリエイティブのお仕事ってほんと場所を選ばないので、地元にいながらいろんな仕事への広がりがある事を話しました!
2回目からはイラレの使い方を学びながら、ゲーム感覚でコレできる?とちょっと難易度を上げた課題をしてもらったり。
最終日にはみんなで年賀状作り。
レクチャーで時間を取ってしまったので、30分くらいしか集中出来ませんでしたが、いつも眠そうにしているみんなもめっちゃ真剣…マウスのカチカチという音しかしないくらいの集中力…学生の集中力半端ないと感激しました。
使い方を教えて聞いているときはそんなに集中してない子達も、これ出来るかやってみて!誰が一番最初に出来る?っていうと、一番やる気がなさそうな子が一番最初に答えが出せて喜んだり…学ぶってこういうことだよねと改めて教える面白さと高校生の新しい事への興味の持ち方を知りました。
これから先高校を卒業すると半分くらいのの学生が地元で就職するそうです。
高校で卒業し、就職するって本当に大変。
私もそうだったのでよく分かりますが、昨日まで子どもと一緒に遊んでいられた時間が急に仕事にかわり、大人達に囲まれて仕事をする事になります。
自信も無いし、周りは大人だらけ…そんな時にもっと広くいろんな可能性があるとこの授業で気が付いてもらえたらいいなと思って、随所に体験談を織り交ぜつつお話しました。
デザインのお仕事は難しい事かもしれませんが、イラストレーターやフォトショップが使えるってだけで頭にイメージしたものを形に出来るスキルが身に付くんですよね。
誰もが分かる形にさえなればそれは実現だって可能に。
本当にその入り口を知るお手伝いでしたが、今回の4回を通して、学生の時からこんな経験ができるのは本当に貴重で大事なことだなーと思いました!
進路ガイダンスで1回きりの、Webデザインのお仕事とはという講義はいろんな所でさせてもらいますが、実際に作れる技術の入り口まで導けたのは今回が初めてかもしれません。
この13名の中から、将来クリエイターになりました!という人が育ってくれたら嬉しいなと思う貴重な機会でした。
高校生にこういった機会を与えてくださった日野高校の先生にも感謝です!デザインは小学生からだって出来ます。
中学生ならもうイラストレーターやフォトショップだって構えちゃう。
中学生、高校生がいるご家庭でぜひそういったソフトに触れる機会が増えてくれたらいいなと願っています!
(私は運良く小学校の時からイラストレーターに触れる機会があったから今の私があると思っています。)
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