こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIO米子の桂藤です!
先日、keicho的パーソナルブランディング講座をライブ授業として開催いたしました。
STUDIO米子で開催しているライブ授業は、通っている受講生のスキルや目指す目標に合わせて様々なカリキュラムを開催しています。
今回は初の試みで、パーソナルブランディングの講座をしてみました!
この講座をしようと思ったきっかけは3つ。
- 受講生が自分に自信をもつこと、自分の強み、良さに気がついてないこと
- 良い物が溢れる世の中で、売れる物をつくるには他との差別化=ブランド化が必要
- パーソナルブランディングの師匠、草間さんに会ったこと、著書を読んで分かりやすい!と思ったこと
Webデザイナーやイラストレーター、動画クリエイターを育成しているのにブランディング?ちょっと違うんじゃない?と思われそうですが、自分の得意な事を知らないままでは、お客さまもどんな依頼を出して良いのかわかりませんよね。
今まではポートフォリオづくりがこの授業に近かったと思いますが、作品だけみせるのではなくて、なぜこの作品を作ったか、その作品に込められた「なにか」それをちゃんと言葉に出来る人は意外と少ないんです。
私も正直苦手でした…。
前の職場で「このデザインは何でこうなったの?」という質問に「なんとなく…」と答えてしまって。
「そんなのデザインじゃないよ!最初からやりなおし!」と言われた事がありました。
ええ~!!と思ったけど、確かに説明出来ないものを出しても何も伝わらないですよね…。
でも、作ってきた以上は何か理由があるんですよね。作っているときは必死に作っているので言葉に出来ない。
また、言葉にするって、なんか気恥ずかしい。。。(^^;)
これって、自信が無いのも一因だとおもいます。そして、言語化出来る語彙力が無いのも原因。
突然説明してって言われても出来ないのは当たり前。
でも、言語化して説明することになれると、自然と出来る様になるんです。
私もデジハリに入って、自分のデザインを言葉で表現していく内に、こんなに色んな要素が詰まっていた!と我ながらすごいなとおもいました(笑)
クリエイターって黙々と作業をしているように見えますが、口にしない思いを作品にとにかく詰め込んでいます。
そんな想いが詰まった作品をちゃんと伝えられないのはほんとうにもったいないこと。
今回のパーソナルブランディングは、自分の説明書とキャッチコピーを作る事でこう言った想いを言語化するという時間をみんなで一緒に作っていく講座でした。
自分の強みを書き出してみると最初はなんか恥ずかしくて声にしにくい人もいました。
例えば…
- 「私は、真面目で責任感の強い勉強家で、行動力があり、人に流されず自分が正しいと思った事を妥協せずにやり遂げる事ができる視野の広いWebデザイナーです」
- 「私は、人と人との繋がりを重視し、世界中どこでもくらしていける環境適応力を持っておりポジティブシンキングで、面倒見のよいクリエイターです。」
なんて、自分の説明文を作ってみました!自分の事をこんな感じで”良く”書けるって事ないですよね?
パーソナルブランディング講座ではしっかり自分の強みを書き出す事が大事。そして声に出して読んでみる!かなり、恥ずかしいセリフかもしれません…
でも、書いて読んでみると、「これは私だ」って思えるんですよね!
これはクリエイターとしてもとっても大事なこと。まだここまで言えるほどの自信は無いかも知れませんが、人は暗示で強くもなれるもの。
今回のパーソナルブランディング講座では自分の強みをしっかり言葉に変えて、キャッチコピーまで作る訓練をしました。
なかなか自分一人では自分と向き合うことって難しいのですが、こういった講座をきっかけに、自分の強みをしり、自信がついてくれたらうれしいなと思っています。
このブランディングって、実はお仕事にも使えるんですよw
お客さまの強みを知る事で、そこをしっかり言葉にしてPRしてあげるお手伝いがデザイナーのお仕事で一番大事な事だと思っています。
良く無いところを探して直すよりは、良いところを最大限まで伸ばして行く方が絶対たのしい!
そんな気づきが出来るクリエイターになって欲しいなと思っています!
このめちゃくちゃ面白いパーソナルブランディングのやり方は、草間さんの著書にめっちゃ詳しく書いてありますw
私のはこれの1/5くらいをアレンジしてやってみただけ。
自分に自信がない、強みが分からない人はぜひお試しくださいね!
草間さんは一度STUDIO米子に遊びに来てくれたことがあるんですが、今度はパーソナルブランディング講座の講師としてお呼び出来ればと色々模索中ですw
講座開催が決まったらまた生のブランディングのおもしろさ、聞きにSTUDIOまでお越し下さいね!