執筆者:イラストマスター講座トレーナー タブチサトシ
ようやく秋が訪れ、夜は一層寒くホットを飲むのが楽しい季節になってきました。
今回は絵の上達方法ということで綴っていきます。
「絵の上達方法」と一口に言ってはいますが、千差万別。
まあ人によりますが、テクニックの話ではなく行動的、精神的に日々どういう生活を送るのかという話です。
文章にすると本ができそうなので、かいつまんで箇条書きにしていきます。
◆楽しんで描く
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一番大切なことは『楽しんで描く』こと
楽しむために、自分が楽しめるポイントを探る。好きな題材やタッチなど -
何を描きたいか?という内なる衝動を常に考える
前回のブログ「モチベーションとやる気とストレス」を参考に、日ごろ描きだすための衝動を溜めておく - 好きな音楽を聴く
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よく寝る
寝ないと描けません!
◆自分の絵を見て凹まない
- 上手い人の絵と比べない
- 上手い人の絵を見る時は研究材料とする時だけにしておく
- 好きな分野なのだから、凹むよりは向上心で頭の中を塗りつぶす
- 描けば描くほど上達するのは絶対なので、確信をもっておく
◆環境を整える
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ずっと椅子に座りっぱなしなので、良い椅子にした方が作業効率は上がる
余裕があれば、アーロンチェアなどの定評のある椅子を買う - 家だとつい遊んでしまって集中できないなら、外へ出て描く
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本の整理をする
乱雑にしていると、本を探すのも手間だし、整頓すると心もおちつく -
デジタルペイントする人は良いスペックのPCを買う
処理速度の速いPCならイラつくことがない
◆ストック
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様々な形を模写すれば、次は見なくても描けるようになる
ストックは脳へのインプットであって、英単語を覚えるようなもの
色々な題材の模写を繰り返すこと -
引き出しの狭さは「資料を集める」ことで補う
その都度WEBで探して見る、保存しておく -
本の整理をする
乱雑にしていると、本を探すのも手間だし、整頓すると心もおちつく -
人物を描くなら、ファッションに無理矢理にでも興味を持つ
興味ないとダサいものしか描けない - 最終的に、独自の世界観を作るために自分の興味のある対象を描き出す
◆効果的な練習方法
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作品の制作を軸にして練習を広げる
作品を制作すると、自分に足りない部分がはっきりする
作品を作らないことには、人に見せることができないので、発展もしない -
形として残るものを蓄積する、作品を作りためる
労力を無駄にしないために - 一番良い練習は、仕事を取ってきてしまうこと(いきなり本番)
◆積極的に人に見せる
- FBの登録、PIXIV、ツイッター等のSNSを最大限活用する
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絵に興味がない素人に見せる
良い絵は素人でもわかるし、実際仕事になったらお客様はほとんど素人
素人だからこそ見える視点がある
参考になる要素を綴ってみました。
まだまだ色々な要素はありますが、ここまでとしておきます。
最後に、「ネガティブは絶対に禁止!」
全くもって意味のない思考なので、絵を描くときは取り除いておきましょう。
END