タイトルにある通り、アートではないものがあります。
イラストを描くと一口にいっても、「誰のために?」がついてきます。
スケッチやドローイングなどでも、自分のレベルアップのためにと云う事で、
そのイラストを見る何者かのために描いているのです。例えば講師や先生。
そしてイラストはデザインの一部だとも思っています。
文字ではなく形や色で「伝える」が最終目的だからです。
漫画ならコマ割り、ページでストーリーとして伝えるのに対し、
イラストは一枚で伝えなければならない!
情報量を出来るだけ入れ、伝えるべき事を出来るだけ盛り込む。
(情報を入れ過ぎてぎこちなくなることもしばしば)
10人に中10人に伝えることは難しいが、
6、7割の人々には伝えたい。
そうなると一般的な考え方を知る必要があります。
一般的にこんな形は、こんな色はというソースを
取り入れて描きだす能力が必要になってきます。
イラストマスター講座受講されている方には
そういった知識と技術を学んでもらいたいと
教壇に座りつつ邁進してますが、同時にイラストを描く事は
自分の事でもあるので日々悩ましい事なのです。