デジタルハリウッドスクール(以下「デジハリ」)STUDIO横浜では「地域の未来講座」という新たな講座を2024年4月に開講しました。 「地域の未来講座」は、実際のクライアントからの案件に取り組むことで、グラフィックやWebデザインを通して地域社会が抱える課題を解決に導く方法を考え、学ぶ実践型講座です。
講座は「グラフィックコース」と「Webデザインコース」に分かれており、コースごとに別のクライアントの案件に取り組みます。今回は、4月開講の「地域みらい講座」でグラフィックコースに参加された細田由衣子さんへのインタビューを交えて、「地域の未来講座」がどのような講座なのかを紹介します。
グラフィックコースの概要
グラフィックコースの授業は、全5回!
<第1回> グラフィック講座
グラフィックの基礎や制作の考え方を学び、さらに第2回で行なう「クライアントヒアリング」の対策もおこないます。
<第2回>クライアントヒアリング
実際にクライアントをお招きして「クライアントヒアリング」をおこないます。デザインの仕事を受注する際に最初におこなう「クライアントヒアリング」は、クライアントの課題を聞き出して明確にするという重要な工程です。クライアントに何を質問するかを事前に準備し、ヒアリングに挑みます。
<第3回> 情報設計&デザインチェック
ヒアリングで得た情報を整理し、情報が効果的に伝わるように「情報設計」を行います。その後、各自が発表を行い、講師からフィードバックを受けられます。(デザインまで用意できる場合はデザインも発表します)
<第4回> デザインチェック
最終的なデザインを各自が発表をします。
発表までの間に講師にデザインの壁打ちをできるだけ多く行いました。
デザインをブラッシュアップすることで、見た目がより魅力的になり、伝わりやすくなるので、ブラッシュアップは、とても大事!
※壁打ちとは、アイデアや悩みを聞いてもらうことで考えを整理したり悩みの解決の糸口を探す取り組みのことをいいます。
<第5回> クライアント講評会
制作したデザインを最終的にクライアントに発表します!
発表後、クライアントが選定し、採用されましたら、実際に使用されます!
今回、グラフィックコースのクライアントワークは、
「NPO法人子どもアート支援活動まほろば」様のリーフレットを制作!
クライアントの紹介
今回のグラフィックコースのクライアントは、東京都大田区で活動されている
「NPO法人子どもアート支援活動まほろば」様。https://www.mahoroba.me/
人口減少や少子高齢化、過疎化等で地域活力が後退しているという状況下において、地域の子どもの学び場・遊び場・居場所を提供するために活動されています。
細田由衣子さんへインタビュー
なぜ「地域の未来講座」を受講されたのですか?
最近、出身地である長野県に移住してフリーランスで仕事を始めたこともあり、地域での仕事に興味を持っていました。デジハリでお世話になった久保田涼子先生から「今度こういう講座があるんだよ」と紹介して頂き、受講することにしました。
今回のグラフィックコースのクライアントさんは、「子どもの学び場・遊び場・居場所を提供したい」という活動をされていて、私自身、普段から子どもたちの居場所をつくるボランティアをしており、その経験から、このクライアントワークにぜひ取り組んでみたいと思ったのも、受講のきっかけの一つです。
「地域の未来講座」だからこそ学べたことは何かありましたか?
クライアントヒアリングをした時のことが印象に残っています。同じ講座を受講していた方と事前に打ち合わせなどをしてたので、一緒に講座を受けているという一体感や仲間意識がそこで生まれたように思います。
また、「もくもく会」という授業以外で各自の勉強や作業を講師の方も入って勉強する会が定期的に開催されていました。
そこでお互いの制作の進捗状況を確認しあったり、励ましあっていました。
また講師の方も入ってくれるので、的確なアドバイスをくださいました。
アットホームな雰囲気だけれども、受講生は一生懸命に取り組み、講師陣も一生懸命指導くださるという、とても良い雰囲気の講座だったなと思います。
今後のご自身の活動にどのように活かせそうですか?
以前、デジハリ受講中にチラシ制作をした経験しか無かったのですが、今回のグラフィックコースでクライアントワークができたことが、とても良い経験でした。
現役のグラフィックデザイナーでグラフィック講師のアベ ケイスケ先生からは、グラフィックの細かい部分の調整方法等も指導頂きました。
今後フリーランスとしてグラフィックの案件を受けていくのに、すごく役立つことを色々学ぶことができ、今後に活かせると思います!
「地域の未来講座」で印象に残っていることは何ですか?
クライアントヒアリングをした時のことが印象に残っています。同じ講座を受講していた方と事前に打ち合わせなどをしてたので、一緒に講座を受けているという一体感や仲間意識がそこで生まれたように思います。
また、「もくもく会」という授業以外で各自の勉強や作業を講師の方も入って勉強する会が定期的に開催されていました。そこでお互いの制作の進捗状況を確認しあったり、励ましあっていました。
また講師の方も入ってくれるので、的確なアドバイスをくださいました。
アットホームな雰囲気だけれども、受講生は一生懸命に取り組み、講師陣も一生懸命指導くださるという、とても良い雰囲気の講座だったなと思います。
「地域の未来講座」のおすすめポイントは何ですか?
グラフィックを勉強した後に自分ひとりで案件を受けるのは、ハードルが高いと感じる方が多いのでは無いかと思います。「地域の未来講座」では、講師からのアドバイスやサポートを受けながら、また仲間と相談し励まし合いながら実案件に取り組むことができます。
知識や技術だけではなく自信もつくので、受講後はスムーズに案件を受注し始めることができると思います。これからグラフィックの案件を受けていこうと思っている人には、すごくおすすめです。
私自身フリーランスとして実案件を受ける前段階としてこの講座を受けてとても良かったと思っていますし、現在フリーランスで仕事をする上でこの講座でやったことがとても役立っていると感じています。
細田さんは時間があれば作業をして、提出期限のギリギリまでデザインにこだわり、徹夜で作業をしていたといいます。2ヶ月の講座でしたが、もっと長く感じたそうです。それだけ濃くて充実した受講期間を過ごしたのでしょう。
お話を伺った中で細田さんが「先生が一生懸命教えて下さるので、期待に応えられるように頑張りたいと思っていました。またクライアントさんもとても良い方だったので、クライアントさんの課題を解決できるものを作りたいという気持ちがありました。」と話されていたのも印象的でした。最後の授業では、受講生だけでなく講師も涙を流したそうです。
アツくて!濃い!「地域の未来講座」、次回開講をご期待ください!
今回色々なお話をしてくださった細田さん、ありがとうございました。
この記事を書いてくれたライターをご紹介!
松木智美
所属:STUDIO横浜
専攻:Webデザイナー専攻
副業で「日本のお城」をメインにライターとして活動している。
【Instagram】https://www.instagram.com/oshiro_meguri?igsh=azk1eGN3eGo1eTFj&utm_source=qr
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