女性がWebデザイナーになるという意味。
そして働き方の魅力とは?

「左」トレーナー:功刀 綾子先生 「右」スタッフ:小牧 雅未さん

ママスタッフとして働く小牧雅未さんは、とても明るい人柄の女性ですが、以前は、結婚、出産、子育てという家庭生活に10年間を過ごし、これからどうキャリアを積むかについて悩んでいました。そんな彼女に「Webデザイナーとして形成する女性のキャリアとは何か?」についてお話をお伺いしました!

働くママを応援したい。その想いから生まれた主婦ママコース

--まず、STUDIO横浜の主婦ママコースについて教えてください。


小牧雅未さん(以下、小牧):主婦・ママコースは、「横浜の働くママたちを応援したい!」その強い想いから誕生したコースです。「主婦・ママコースって、ほかのコースとは何がどう違うの?」というご質問をよくいただきますが、このコースでは通常のコースよりも、ママにとってメリットのあるコースとなっています。


--通常のコースとはどんなところが違うのですか?


小牧:ママたちは日々子育てや家事に追われていて、学習時間を確保できるかどうか不安に思っている人が多いのです。そのために、通常の6ヶ月の期間を1ヶ月延長し、学習期間を7ヶ月に設けています。


また、Webデザイナーには必須のAdobe(アドビ) 製のフォトショップやイラストレーターなどのアプリケーション・ソフトが必要です。しかし、このソフトを手に入れるにも、費用がかかってしまいます。主婦・ママコースでは、このAdobeソフトを1年間ほど自由に使えるお得なプレゼント付きとなっています。

そのほか、ママトレーナーが教室にいて、技術的な質問やお仕事内容についての情報を得ることができます。また、24時間どこでも学習できるオンライン講座やママ向けのライブ・セミナーも充実しています。

Webデザインについて未経験の方がほとんど

--ママにとっては安心のコースなんですねー。でも、受講する方って「もともとデザイン関係のお仕事をしていた」「パソコンに強い」という人でないとだめでしょうか?


小牧:実際には、STUDIO横浜に通っている多くの方は、「Webについて初めて触れるという初心者」なんです


--Webに関して初めてなのに、なぜWebデザイナーになりたいと思うんですか?


小牧:意外なことに、最初から「Webデザイナーになりたい」と思って来られる方は少ないんです。「昔からイラスト描くの好きだった」「コツコツ何か作ることが好き」と、ちょっとしたことが通うきっかけになっていますね。

「3年後、5年後、、自分自身がどうなっていたいか」をイメージすることが大切

ママコースのイベント・セミナーはすぐに定員一杯の満席になります

--とはいえ、これから新しいことを始めるのに不安を持つ方は多いのではないしょうか。それについて、どのようにお考えですか?


小牧:何か新しく始めるのは不安がつきものです。ですが、不安に感じていても何も状況や環境は変わりません。大切なのは「自分が3年後、5年後にどういう働き方をしていたいか?」だと思います。


--卒業生で実際にフリーランスのWebデザイナーとして活躍されている方はいますか?


小牧:デジタルハリウッドの卒業生で、在宅フリーランスのWebデザイナーとして、家庭や子育てと仕事を楽しく両立させている主婦・ママはたくさんいます。


--すごいですね!でも、「実際にフリーランスになったときにどうやってお仕事を見つけるの?」と不安になってしまいそうですが…


小牧「本当にお仕事があるの?」と不安に思うかもしれません。意外なことに、身近な人の繋がりからお仕事になるケースも多いです。例えば、クラウドソーシングの利用や、トレーナーさんからの紹介というのもあります。また、Webデザイナー仲間とチームを組んで仕事を受けたりと、さまざまな選択肢があるんですよ。


--スクールでの人脈づくりはとても価値あるものなんですね!


小牧:デジハリの卒業生で、卒業後にセミナーに参加して、スタッフからお仕事の相談を受けた方もいます。ほんの少しのきっかけで、周りの関係者からから「今度、仕事を御願いしてみよう!」となるんです。

Webデザイナーは女性におすすめのスキルで、身につけておきたい知識

--世の中には多くの職種やスキル、資格がありますよね。その中でもWebデザイナーになることの意義や価値はどんなところにあると思いますか?


小牧:「手に職」といった意味で、Webデザイナーは女性にとっておすすめのスキルです。ほかのスキルは、取得するまでに高額な費用が必要だったり、学ぶ期間も1~2年間、職種によってはそれ以上かかるものが多いですよね。

Webデザイナーは、ほかのスキルや資格に比べて、期間も費用も手が届きやすく、ネットの環境さえあれば、どこにいてもできるお仕事なのです。

また、「インターネット時代の知識」として身につけておくものと思っています。


--というのは?


小牧:最近は、インターネットによる子供たちを狙った犯罪が増えています。それを防げないのは、親のインターネット知識が不足していることも原因のひとつだと思います。知識を身に付けていれば、そういった危険から防げることもありますし、子供にインターネットの使い方も教えてあげることができます。


--なるほど。今後さらにインターネットが加速していく中で、子供を持つ親としても知っておかないといけないことがありますよね。子供の教育にもつながるとは、意外な視点でした。


小牧:そうなんです。子供にとっても、ママが自宅で生き生きと仕事する姿を見ることで、仕事に対して前向きなイメージを持つと思いますし、身近な親の背中をみて知り、実感できることが、子供のキャリア教育にも繋がると思います。

主婦・ママだからこその強みとは

現在は旦那さんのお仕事の関係で海外に行くことも多いですが、場所を選ばずにリモートワークを続けています

--小牧さんが思う主婦の強みはなんですか? また主婦だからこそできることって何かありますか?


小牧:主婦・ママはフリーランスとして最強だと思います!家事や育児を通して培った2歩・3歩先のことを読む力、細かいことに気付けること、時間の管理能力、コミュニケーション能力など、フリーランスにとっても大切な能力が備わっているのが主婦・ママの強みではないですか。


--普段から「お母さんって何でもお見とおしだな。」って思うことたくさんありますね(笑)最後に小牧さんから主婦・ママのみなさんに向けてメッセージをお願いします。


小牧:これから、人生100年と言われる時代です。一つの仕事だけでは通用しなくなるだろうし、年齢に関係なく、新しい知識やスキルを身につけ、自分らしいライフプランを設計していかなればなりません。

私が常に思っていることは、「今日という日は、自分にとって一番若い日」。ただ思っているだけ、夢見ているだけだと、ただ時間は過ぎていくだけです。

「もう遅いかも・・・。」「今さら・・・」なんてことはありません。「何かを変えたい」と思った時が、行動を起こすべき時だと思います。

WebデザイナーというスキルをSTUDIO横浜で身につけ、自分らしく、自分を大切に、そしてもちろんご家族も大切にしながら、キャリアを築いてみませんか。私たちスタッフ・トレーナ一同、全力で応援していきます!

■インタビューを終えて

女性のキャリアについて、とても熱く、力強く語ってくれた小牧さん。お話を聞いていて、私自身も何だか背中を押されました。そして、インタビューを通して感じたのは、「働く主婦ママを本気で応援したい」そんな熱い思いを持ったスタッフがSTUDIO横浜にはいるということ。これからも多くの輝く主婦・ママWebデザイナーがSTUDIO横浜から誕生するーーそんな気がしてなりません。


インタビュアー 川添典子 


プロフィール 新卒で某ハウスメーカーの営業を経て、フリーランスのライターに。趣味はプロ野球観戦とライブ。広島カープと奥田民生・ユニコーンをこよなく愛する30歳。

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