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【イベント報告】『カメラの使い方講座』を開催いたしました。

2024-03-31

『カメラの使い方講座』を開催いたしました!


みなさんこんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO山口スタッフです!

デジハリ山口では、先日「カメラの使い方講座」のライブ授業が開催されました!
デジタルハリウッドSTUDIO山口の動画・Webコースのトレーナーでもある平山トレーナーを講師に迎え、実際のカメラを触りながらカメラの基礎知識を学んでいきました!幅広い参加者が集まり、写真や動画の世界へ新たな一歩を踏み出す貴重な体験ができました。



講師プロフィール



平山智也(ひらやま ともや)

Webデザイナー|ヒラヤマウェブデザイン代表
1972年 山口県小郡町(現在は山口市)生まれ、誕生時の体重は4,000g / 1991年 山口大学人文学部語学文学科入学(専攻はドイツ文学) / 1997年 ひょんなことからデザイン会社に就職 / 2000年 やんごとない事情で退社、以降フリーランスとなる。
Webデザインを中心に、DTP、写真、映像など、「強く頼まれると断りきれない」性格が災いし、巻き込まれ型のマルチプレイヤーとして様々な仕事にたずさわる。

カメラの使い方講座 ワークショップの流れ


ワークショップは、カメラの基礎知識の座学から始まりました。

そもそも何故デザイナーが写真を撮れた方が良いのでしょうか?
平山トレーナーによると、ダウンロードした画像の使用には著作権があり、デザイン段階で実際に使用できるかを考える必要があります。それに対して自分で撮った写真は著作権の問題がなく、さらにデザインの完成系を想像しやすいことが利点としてあげています。

実際に平山トレーナーの過去の仕事では、文字を載せるデザインを作る際に、先方から送られてきた画像に余白がないなど、使用用途を考慮せずに画像が来てしまうことが多々あったとおっしゃられていました。そんな時にも対応できるようになるため、自分で写真を撮れると、便利ということですね。



「カメラの使い方基礎講座」スタート!



デザイナーがカメラを学ぶ理由を知ったところで、いよいよカメラの基礎知識を教えてもらいます。
携帯内蔵カメラや、コンパクトデジタルカメラ、アクションカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラやレンジファインダーカメラなど、今の時代たくさんのカメラがあります。

今回のイベントで特に扱うカメラは、仕事でも使用頻度の高いミラーレスカメラと・一眼レフカメラになります。ちなみに言うと、当スタジオの過去イベントで他のカメラやスマートフォンも扱っているので、ぜひご覧ください!

よく聞くミラーレスと一眼レフカメラ。一体何が違うのでしょうか?

まずはミラーレスと一眼レフの違いから見ていきました。
一眼レフカメラは「撮影に使用するレンズと撮像面の間に鏡(ミラー)を置き、実際に撮影されるイメージを高額ファインダーで確認することができる」カメラらしく、ミラーレスは「一眼レフカメラから鏡(ミラー)を取り除いて、センサーが取り込んだ映像をリアルタイムでファインダーのモニターに映している」カメラだと言います。

文字だけでは具体的にどうなっているのか分かりづらいです、しかし今回のイベントは実地開催のイベントですので、実際に置いてあるカメラを比較しながら見ていけます!
一眼レフカメラでは電源を落としてもファインダーを覗けるのに対して、ミラーレスカメラでは電源を落とすと、ファインダーは真っ黒になっていました。ミラーレスは映像をファインダーに映しているので、電源を落とすと何も見えなくなるのですね。
参加者の方々もとても納得した様子で、うなづきながらカメラを交代にのぞいていきました。

カメラの基礎知識



続いて、センサーサイズ・レンズマウント・焦点距離・レンズの種類について見ていきます。
これらもよく聞くきますが、検索して調べても文字だけでは分からないことがよくあります。センサーサイズの比較時はレンズを外し、本体のセンサーのサイズを比較したり、焦点距離やレンズの種類については、平山トレーナーの持っている広角レンズ、望遠レンズ、標準レンズ・マクロレンズを付け替えながら、分かりやすく説明していただきました。

豆知識的に教えていただいたのですが35mmは人間の両眼での視界に近く、50mmは片目での視界だそうです。
実際にカメラをディスプレイに映しながら見ていくのですが、確かに普段見ている視界にそっくりで、「標準」レンズの「標準」とはこういうことかと一人合点しておりました。

カメラの基礎②



さてお次は、たくさんの方がつまづいたであろうシャッター速度・F値・ISO感度・露出・ホワイトバランスについてです。
撮影をする際は、シャッター速度・F値・ISO感度・ホワイトバランスを調整しながら、最適な撮影設定を行う必要があります。シャッター速度が遅いと被写体がぶれてしまいますし、F値を開放しすぎるとはっきり映したいところもボケてしまいます。

ここでは、これら用語の詳しい解説はもちろんのこと、平山トレーナーの経験に基づき、ポートレートや舞台での撮影、全体の集合写真の時のおすすめ設定など、シーンごとのシャッター速度や最適なISO感度も教えていただきました。



その他、撮影に関する知識

座学パートのまとめとして、ライティングと撮影の構図、撮影時のコツを学びました。
時間的な都合で照明機材は触ることはできなかったのですが、太陽光を使った光の印象や、絵画を参考にした光の当て方などを教えていただきます。

他にも、日の丸構図や放射構図など参考にしたい撮影の構図、ポートレートでNGな「首切り構図」や「串刺し構図」「目刺し構図」など、カメラの撮影時の構図の基本的な考え方を学びました。
最後の撮影時のコツでは、広角レンズの周囲のゆがみや、背景の意識などを教えていただき、平山トレーナーの長年の経験に裏付けされたお得な情報が盛りだくさんで、とても勉強になりました。

カメラに触ってみよう!



「百聞は一見にしかず」「百見は一考にしかず」「百考は一行にしかず」。聞いて見て考えるよりも、行動しましょう!ということで、ここからはいよいよ実際にカメラに触って行きます!

参加者のみなさんは、ISO感度や、F値など、講義の中で学んだ情報を試して行きます。スタジオや平山トレーナーが持ってきたカメラを使いながら、物を撮影し、ボケ具合、ホワイトバランスを体感として学んでいました。 紙にメモをして構図や設定を試してみる方もいれば、とりあえず撮ってみる人がいたりと、みなさん楽しみながらカメラを触っていました。

まとめ



今回は「カメラの使い方講座」ということで、カメラの基礎知識、使い方を学んでいきました!
カメラにはたくさんの設定があり、仕事で良いとされる写真を撮るためには、付随する知識やテクニックを学ぶ必要があります。しかし、今回のイベントを経て、カメラ基本的な設定や知識を学ぶことができました。そして何より、参加者のみなさんはとても楽しそうにカメラを使っておりました。

学ぶ内容が難しいこともあると思いますが、何事も楽しみながら学ぶことができれば、知識やテクニックは勝手についていきます。今回感じた「撮影して楽しい!」という気持ちを持ちつつ、今後も学んでいっていただければと思います!


デジタルハリウッドSTUDIO山口にはカメラを使い、動画を学ぶことのできる動画ディレクター専攻が開設されています。「動画を仕事に活かしたい」「動画について学びたいけど何を勉強すればいいの?」とお悩みの方、ぜひ一度、STUDIO山口にお問い合わせください!以上、イベント報告でした!





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