こんにちは!STUDIO山口スタッフです!
昨今、AIが目覚ましく発展してきておりますが、実際どのように活用していけばよいのでしょうか?
今回のイベントでは、現在技術の最先端を行く生成系AIのChatGPTについて迫っていきました。
ChatGPTとは一体どういったものなのか?実際にどう活用するのか?また、Web、動画クリエイターにはどのような影響を与えるのか?を実際にChatGPTを使用しているSTUDIO山口の河口TRと一緒に考えていきました。
【目次】
- - ChatGPTとは?
- chatGPTについてのご紹介
- - chatGPTとは?
- ジェネレーティブAIについてのご紹介
- - chatGPTとは?
- ChatGPTの使用エンジン
- - chatGPTの使い方
- ChatGPTの活用事例と使い方
- - chatGPTの使い方
- OpenAIが推奨するGPTのベストプラクティス
- - chatGPTの使い方
- プロンプトを書くときのコツ
- - chatGPTの使い方
- ChatGPT活用の心得
ChatGPTとは?
自然言語処理(NLP)技術を使用して人間が書いたようなテキストを生成し、
文章作成や質問の解答、情報の提供など広範囲で多様なタスクを実行してくれる対話式のジェネレーティブAIです。
そこでジェネレーティブAIをもう少し深く理解していきました。
ジェネレーティブAIとは?
あまり聞きなれない『ジェネレーティブ』という言葉は、『生成系』という意味を持ちます。
生成系AIは、クリエイティブかつ現実的な新しいコンテンツを作り出す人工知能です。例えば、新しい画像や動画、オーディオ、文章、コードなどを生成することができます。
生成系AIは、私たちが人間が与えた情報やデータを学習し、それを基に自動的に新しいものを作り出します。
例えば文章の出し方としては、AIがこれまでに学習してきた情報やデータから解答に対して確率の高いものを並べて文章が出来上がります。
ジェネレーティブAIにできること
今までのAIではディープラーニングという手法により人間の話す言語を解析、あるいはその解析したデータを基に未来を予測したりすることができました。
しかし、ジェネレーティブAIの画期的なところは自然言語でAIが操作でき、専門家でなくても誰でも使えるようになりました。
『ジェネレーティブAIをうまく活用すれば有能なアシスタントとなってくれる。』と河口TRは実際にChatGPTを活用しており実感されておりました。
同じようなツールとしてGoogle検索が挙げられますが、ChatGPTとは何が違ってくるのでしょうか?
ChatGPTとGoogle検索の違い
1.情報の取得方法
Google検索は、インターネット上の情報を検索・整理し、ユーザーのクエリに最も関連性があると思われるWebページを提供します。 ChatGPTは大量のテキストデータから学習して、ユーザーの入力に対する最善の応答を生成します。それは事実を語るだけでなく、意見を述べることも可能です。
2.リアルタイム性
Google検索はリアルタイムの情報を提供できます。一方、ChatGPTは学習時点までの情報しか持っていません。(ChatGPTの知識は2021年9月までです。)
3.対話性
ChatGPTは対話形式の会話をサポートし、自然な人間の会話を模倣します。これに対して、Google検索は単一の質問に対して答えを提供します。
4.一般知識
ChatGPTは、学習データ内の情報をベースに一般的な知識を生成しますが、特定の情報源を引用することはありません。Googleは特定のウェブサイトからの情報を提供します。
実は、この文章はChatGPに『ChatGPTとGoogle検索の違いを教えてください』と投げかけ、解答した文章です。まさに、人間が解答したような自然言語で誰にでも分かりやすく解答してくれました。
さらにこの文章をもう少し分かりやすく『表にして出してほしい』と投げかけると、表にまとめて解答もしてくれます。
このようにChatGPTの特徴としては、テキスト形式であれば文章以外でも解答でき、過去のやり取りを把握し文脈を理解したり、人格があるかのように振る舞うことができるのです。
ChatGPTの使用エンジン
現在、ChatGPTにはGPT-3.5とGPT-4の2種類のエンジンを取り揃えております。
パラメーター数(学習データ量)は、GPT-3.5でも十分大きなデータ量ではありますが、GPT-4は3.5のおよそ100倍のデータ量を持ちます。
トークン数(質問解答に使用する文字数)も約5倍変わり、GPT-4ではより高度な解答を得られます。GPT-4は月20ドルの有料版で、3時間に25メッセージという制限がありますが、画像入力による文章生成や画像・音楽・動画の生成が可能となっております。ChatGPT自体にはまだ未実装ですが今後導入されてくると思われます。
ここまでは基本的な機能紹介をされました、次はいよいよ実際の活用事例の紹介に入っていきます。
ChatGPTの活用事例と使い方
基本的には、人間がテキスト(質問、指示、依頼)を入力し、それに対しChatGPTがテキストで解答してくれます。
そこで、今回『プロンプト』という言葉をぜひ覚えていてほしいと河口TRは言います。
では、『プロンプトとは』、一体なんなのでしょうか?
『プロンプト』とは入力するテキストの総称のことです。『プロンプト』によって今後の私たちの制作環境の中で飛躍的に向上すると言われているからです。まずは、プロンプトの活用事例から見ていきましょう。
ここでは、実際に河口TRがChatGPTを使いながら、汎用的な活用事例とweb・動画クリエイターの活用事例を紹介していきました。
まず汎用的な活用事例として文章作成をご紹介されました。これはChatGPTが文章を考え作成してくれるという、素晴らしい機能でブログの文章も簡単に書き出してくれます。
文章の要約はもちろん可能ですが、元々の文章から付け加えることも可能です。
更に、Web・動画クリエイターとしての活用事例として実際にChatGPTでカフェのWebサイトのホームページのワイヤーフレームのコーディングやデザインを提案してくれるものもありました。
今年は、こういった生成系AIが作った文章が世の中に莫大に溢れてくると思われるので、かつてのキュレーションメディア問題が再発する懸念が考えられます。
開発元のOpenAIがChatGPTをよりよく使っていただくためのベストプラクティスを推奨していますので紹介して頂きました。
OpenAIが推奨するGPTのベストプラクティス
1.明確な指示を書く
2.参考テキストを提供する
3.複雑なタスクをより単純なサブタスクに分割する
4.GPTに考える時間を与える
5.外部ツールを使用する
6.テストは体系的に変更される
ChatGPTも最新技術とは言うものの、まだまだ進化段階で学習を続けております。
時々間違った情報を提供したり、曖昧な解答をする場合もあります。
そこで河口TRからプロンプトを書くときのコツを教えて頂きました。
プロンプトを書くときのコツ
・自然言語で分かりやすく書く
・明確に、具体的に書く
・ペルソナを設定する(立場を設定する、特定の人物を憑依させる)
・内容が複雑なとき、条件が多いときは箇条書きを利用する
・適切な解答を得られないときは、質問を変えて何度も訊く
・TIPSを鵜呑みにしない(最適な手法は日々アップデートされる)
CahtGPTは今後私たちの生活や制作環境で有能なアシスタントとなってくるとは思われますが、
ChatGPTの活用にも心得なければならないことを河口TRからお伝えくださいました。
ChatGPT活用の心得
・適切な解答を導き出すのが目的で、プロンプトは手段
・時々間違った解答をするので、鵜呑みにしない
・習うより慣れよ
・情報の流出や著作権侵害、論理的な問題などの懸念も多い
また今後著作権侵害や論理的な問題などの法整備も進められ、場合によっては一部規制されたりする可能性もあります。
河口TRからは、逆にこの無法地帯の状態にChatGPTを触っておくことをオススメ頂きました。
最後に
最後には、すでに実装されている生成系AIを使用し、実際にテキストから画像生成、画像編集、加工を行いました。
このように、制作の現場でもどんどん生成系AIが進出してきております。プロンプトエンジニアリングを使った技術がどんどん入り込んできており、今後はプロンプトエンジニアリングありきで制作が進んでいく時代になっていくのではないでしょうか?
それでは、今のWebデザインや動画編集の学習が無意味になるのではと心配されますが、もちろん基本的な知識がないと上手く使いこなせませんし、いきなり生成系AIを利用してWebデザイナーや動画クリエイターとして活躍することは難しいです。
基本的な知識を持ってはじめて上手く使いこなせるもので、近道としてはあまり考えにくく、現状では私たちの役目はまだまだ終わってはおりません!
このような生成系AIの情報は日々アップデートされ次々と更新されていきます。
またChatGPTや生成系AIの最新情報などがありましたら随時情報を発信していきたいと思います!
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