【スタッフブログ】 #29『コーディングとプログラミングの違いについて』｜STUDIO山口

こんにちは。トレーナーの前田です。

新しい学びをはじめるといろいろな用語が出てきますが、Webや動画の世界では英語または和製英語を使った専門用語を多く使います。そのなかでしばしば聞かれるコーディングすることと、プログラミングすることの違いについて説明します。

プログラミングとは？

プログラミングとは、「コンピュータを動かすためのの指示書・手順書を書くこと」です。

デジハリで学ぶことに置き換えていくと、PHPやJavaScriptなどの言語を使ってブラウザ上でアニメーションをしたり、フォームの内容をメールで送信したりユーザーの行動に対してなにか返答をするための仕組みを作っていくことです。

コーディングとは？

プログラミングは「プログラム」を作ることに対して、コーディングは「コード」を書くことになります。

ではコードとはなにか？ですが、「IT用語辞典 e-Words」によると

コード【 code 】とは、法典、規定、規約、記号、符号（化する）、暗号（化する）、などの意味を持つ英単語。... ソフトウェアの分野では、人工言語を用いてコンピュータに解釈あるいは実行させることを目的として作成された命令やデータなどをコードということが多い。

とあります。

プログラミング=コーディング？

プログラミングは「プログラム」を作る作業で、その中には「設計」「コーディング」「テスト」「デバッグ」といった複数の作業から成り立っています。プログラミングとコーディングは別の作業ではなくて、プログラミングという作業の中にコーディングという作業が含まれるということなのです。

概論としてはそうなのですが、

実際に業務やデジハリでの学習の中では

プログラミング
「PHP」や「CGI」、「JavaScript」などのプログラミング言語を使用してプログラムを書く作業
　
コーディング
「HTML」や「CSS」を使ってウェブページのマークアップ、レイアウト指示を書く作業
（JavaScriptはコーディングに含むことも多い）
※HTMLやCSSも言語のひとつなのです。

というふうに区別しています。

結局用語としては抱合する意味合いですが、人が業務を区別するために別々の意味合いとして使っているということでした。なのでコーディングするひとがPHPプログラミングできるとは限らないですし、プログラミングに慣れた人でもHTMLをコーディングできるとは限らないというところがややこしいです。日本語って難しいですね。

デジタルハリウッドSTUDIO山口で開講している「Ｗebデザイナー専攻」では、おもにHTMLやCSS、JavaScript の「コーディング」の技術について学習します。追加学習としてプログラム言語の「PHP講座」、そのPHPで動作する「WordPress講座」なども学べますので、プログラミングに興味がある方はお問い合わせください。