卒業制作にも役立つ!?今回のライブ授業は?
7月4日に、ライブ授業「Webサイトづくりに必要な段取り」を開催いたしました!
今回のライブ授業では、デジハリ卒業後に企業に就職またはフリーランスとしてWebサイトを作っていく際に、納品までに必要なさまざまな過程についてSTUDIO山口森トレーナーに教えて頂きました。
これから卒業制作に入られる受講生の方も必見です!
意外と複雑なスケジュール管理
まずは制作にとりかかる前のスケジュール管理についてです!
制作のスケジュールを決めることで現実味が出てくるため、スケジュールを立てておくことは自分やプロジェクトメンバーのモチベーションにもかかってきます。
また、Webサイトの制作にはサーバーによってはうまく動かなかったり、ブラウザによってレイアウトが思った通りにならないなどの不具合が出てくる場合もあります。締め切り日から逆算してスケジュールを立てることが大切ですが、ホームページを公開した後も修正が入ることを考え、可能であれば少し長めに修正期間を取っておくといいかもしれません。
卒業制作で言えば、クライアントのヒアリングから企画、デザイン、コーディングまで全てを1人で仕上げるので、特にこのスケージュールは意識した方がいいですね!
サイト制作もこれが大事!5W1H
スケジュールが決まったところで、次は「プロジェクト名」や「Webサイトの目的」「達成すべき目標」などを明確にするための要件定義書(企画書のようなもの)を作ります。
致命的な修正が入る場合原因はほぼ、この要件定義書の曖昧さにあります!
「誰が・いつ・どこで・何を・どうする・いくら」の5W1Hを1つ1つ明確にしていきましょう。
そしてクライアントさんがいる場合、スケジュールの共有も大事です。
すでに学習を始められている皆さんはご存知だと思いますが、サイト制作って思ったより時間がかかりますよね!?クライアントさんの中にはパソコンを使う作業は素早いというイメージを持っていて、修正も簡単にできると思っていらっしゃる方は意外に多いです。
そこで最初に作ったスケジュールをクライアントさんともしっかり共有しておくことがとても大事になってきます。
情報の共有には!?
ここまでで情報共有がとても大事だということはわかりましたね!?
いったん出来上がったWebサイトに修正依頼が入ったら致命的な場合もあるとお伝えしました。そんな最悪な事態を防ぐため、エビデンスというかたちで目で見て確認できるよう、メールなどテキストデータでやり取りを残しておきます。
その情報共有のツールとして最近よく使われているのが「Slack」です。
STUDIO山口でも、運営スタッフやトレーナーさん、受講生さんの皆さんにご参加頂き、情報共有の場として、さらにはオンラインでのサポート強化のため「Slack」を利用しています。受講生さんは今のうちにSlackをどんどん活用して実際のお仕事でもばりばり使いこなしてくださいね!
森トレーナーの場合は、以前までひとつのプロジェクトにクライアント用とプロジェクトメンバー用の二つのメーリングリストを作って管理していたため、間違って送っていないかハラハラしていたそう!
「Slack」って便利ですね!
まとめ
今回のライブ授業では、段取りから制作の流れについて一通り学習することができました。これから卒業制作に入る方にとってはとても参考になる授業だったのではないでしょうか?
そう考えると、デジハリのカリキュラムはやっぱり実践的だなと思います。卒業制作でWeb制作における一通りの流れを全て体験できるので、デザインをするにしろ、コーディングをするにしろ、その流れを知っていると知らないとでは仕事の内容も変わってくるはずです。
受講生の皆さんはぜひ今のうちにカリキュラムやサポートをフル活用して、どんどんスキルアップしてくださいね!