今回のライブ授業は!?
6月6日にライブ授業『ポートフォリオの作り方』を開催しました!
就職や転職など次のステップに進むにあたり、Webデザイナーとして自分の個性をポートフォリオによって表現し相手に理解してもらうことはとても重要です。今回の講座では、そのポートフォリオの基礎知識から構成、制作の進め方、印象に残るポートフォリオの分析など、STUDIO山口のキャリアコンサルタントが実例を交えながらご説明いたしました。
ポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、広い意味では自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集のこと。しかし、単なる作品集ではなく、自分の特性や魅力を伝えるものでなければなりません。
企業が知りたいのは作品力ではなく、その表現にした理由です。
企業側はポートフォリオを見てその人の特徴を読み取り、業務にマッチするのか会社にマッチするのかを判断しています。また、業種によってその業務に対する期待の方向が異なります。制作会社では、高い技術力や表現力が求められ、広告会社ではメッセージの具現性、事業会社では戦略的思考が求められています。このように業種ごとに戦略を変える必要があるのです。
ポートフォリオの作り方
・ ポートフォリオ制作の進め方
ポートフォリオ制作は大きく三つの工程に分けることが出来ます。
①準備と構成
アピール要素の整理や基本フォーマットの確定、素材の整理作成など。
②制作
台割の作成、テンプレートの作成、ページ量産の見直し。
③仕上げ
紙媒体であればファイリングをしたり、サーバーに公開し、メディア化する。
大事なのは求められるスキルを知ること
Webデザイナーとして就職を考えた時に、人材を募集している会社がWeb制作会社だけとは限りません。一般企業のWeb担当者となると様々な業種があり、その業種により求められるスキルなども違ってきます。
例えば、
・制作会社→高い技術力や表現力
・広告会社→メッセージの具現化
・事業会社→全体を見通せる戦略的な思考力
というように、業種ごとに採用担当者がどこに注目するのかを見極めながら応募する会社に応じてポートフォリオを作成する必要があります。
まとめ
ポートフォリオとは、「自分がどう見られたいのか」、「自分をどう表現したいのか」を軸に制作していき、相手に「伝わる」ものであることが重要です。これから就職や転職活動をされる受講生・卒業生の方はぜひポートフォリオや作品についてなどご相談ください。いきなり本番で見せるのではなく、トレーナーさんなどに評価してもらいブラッシュアップしていきましょう!