今回のライブ授業は?
5月6日にライブ授業『Webアナリスト基礎知識』を開催しました!講師は、株式会社コアで実際にアナリティクス技術を活用して活躍されている今野友絵さんです。『Webアナリストになると、どんなことができるようになるの?』という疑問に、実体験に基づきお話をしていただきました。
Webサイトを取り巻く環境の変化とは?
Webサイトは従来情報発信や受信するためのツールとして認識されていました。しかしそれが近年、スマートフォンやメディアコンテツの多様化により企業活動の中心(オンライン予約、ショッピング、SNS等)となっていき、それによってWebにおいてもマーケティングや広報活動の需要が高まっていきました。
時代はデジタルマーケティングへ
時代の変化に伴い、マーケティング手法も変化をしてきました。Webサイトやテレビ、紙媒体での広告に限らず、SNSや動画などを用いたデジタルマーケティングが必須の時代となりました。これにより様々な人へ接点を設けることが出来るようになったのです。
また、イベント参加者の意見、口コミなどを設けることによって、オフラインの内容もデジタルマーケティングによって他社に伝えることが可能となりました。
Webアナリストの役割とは?
Webアナリストの役割として主に以下のことがあります。
- データの収集
- 情報解析
- 問題解決に向けた解決策
- レポート報告
Webサイト制作段階において、アナリティクスの観点からユーザーの導線を意識したサイト設計ができるかどうかが重要です。効果測定ができる仕組みが、ウェブサイト設計に繋がります。
例:オンラインショッピングなどにおいての購入者へのサンクスページなど
Web広告の活用
テレビとインターネットの広告費を比較すると、2019年の段階でテレビよりもWebへの広告費用が上回っています。そのメリットとはどんなものがあるのでしょうか?
Web広告のメリット
- 細かいターゲティングが出来る(例えば都内のみのサイト、広告を付けたい内容のサイトを見ている人など)
- 少ない費用で広告が出せる
- 効果測定がしやすい
- 出稿期間中にクリエイティブやターゲティングを調整できる
- 広告の効果などを見て、後から変更などがしやすい
- 短期間で効果が得られやすい
まとめ
アナリティクスを活用することで、細かなサイト訪問数や訪問者の属性などを可視化できます。そうやって数的に分析をした上でそれに基づいてサイトの改善や課題の発見、そして目的達成が効率良くできるようになります。
そのためWebアナリストの業務内容は、データ収集から、施策提案、実施、報告まで多岐にわたります。デジタルマーケティングのニーズが高まっている今、Webアナリストとしての知識やスキルを身に付けることは必須とも言えるかもしれません。