3月7日に卒業作品講評会を開催しました
スタジオで学習した知識やスキルをもとにWEBサイトのテーマを自分で決めて、企画、デザイン、コーディングまで
全てを一人で作るのが卒業作品です。
今回は石川遥さん、中村茜さんのお二人が講評会で発表されました。
この講評会を通して、お二人が努力されたところや苦労した箇所などが見えてきて、
必死に制作されている姿が思い出されます。
その過程をサポートさせて頂いたトレーナーやスタッフにとっても
この発表の場はとても感動的な瞬間となります。
石川遥さん
石川さんは下関市内にある大学の4年生でもあり、大学とデジタルハリウッドとのダブルスクールで
学習されていました。
デジハリに興味を持つきっかけとなったのは、将来は広告関係の仕事に携わりたいと思うようになったことから、
就職に必要なスキルを身に付けようと入校されました。
しかし、大学の卒業論文とデジハリの卒業作品の制作を同時に進めることはとても大変だったようで、
きちんと計画を立てて制作することの大切さを感じたとおっしゃっていました。
卒業作品のテーマは「祖母が経営するアパートの紹介サイト」です。
石川さんは制作する際、このWEBサイトの特徴であり魅力であるアットホームな雰囲気が見る人に伝わるよう、
物件情報だけでなく大家である祖母のプロフィールや、アパートの住人の方たちを招いての畑での芋掘り大会や
花火大会など、年間を通して行われるイベント情報についても掲載されました。
また、高齢者もターゲットとなっていることから、シンプルで見やすいデザインにすることも意識されたようです。
トレーナーからの講評では、サイトの構造から石川さんの丁寧な作業が伺えることや、
清潔感のあるサイトで好印象というような評価でした。
中村茜さん
続いて、現在は事務職として市内に勤務されている中村さんの発表です。
デジハリを受講されたきっかけは、時間と場所にとらわれないフリーランスのWEBデザイナーという仕事に
魅力を感じ、スキルを身につけたいと考え入校されました。
中村さんのテーマは保護猫たちの架空の「猫カフェサイト」。
保護猫と聞くとやはり「かわいそう」などの暗い印象を持たれる方が多く、
そういった保護猫に対するマイナスイメージを払拭したいと思ったことがきっかけだそうです。
このWEBサイトの特徴は、保護猫という事を連想させないよう普通の猫カフェと変わらない明るいイメージを
持ってもらえるように、日当たりの良さや清潔感をデザインで表現したそうで、日の光や木のぬくもりを
連想させるような色使いでした。
内容を絞ってシングルカラムのレイアウトでシンプルにまとめたり、ストーリー性のある写真選びをすることで、
サイトの内容へ興味を持ってもらうなど、中村さんのこだわりが伺えました。
トレーナーからの講評では、色の使い方とバランスの良さ、写真の使い方やロゴのレイアウトなど
デザイン面が高く評価されていました。
今後のご活躍を期待しています
お二人が作られたWEBサイトは、見る人がどんな印象を持つのかという事に焦点あて、
色使いや写真、レイアウトなどデザイン面を工夫して作られていました。
またどんな想いからサイト制作に至ったのかなど、制作者の意図も伝わってきて
愛のある作品に仕上がっていたと思います。
STUDIO山口で学ばれたことを活かして、お二人の今後のさらなるご活躍を願っています。
今まで本当にお疲れ様でした!