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【イベント報告】『黄金の小手先デザインテクニック術』を開催いたしました

2019-10-27

今回のライブ授業

今回は本校トレーナーである平山トレーナーに、日頃何気なく目にすることの多いデザインを例に、デザインにおいて知っておくとよい「コツ」について講義していただきました。

 

ここでは、今回の講義で取り扱われたいくつかのデザインにおけるテクニック、考え方にを取りあげたいと思います。

デザインテクニック例

1. フォント、サイズの組み合わせ

複数のフォント、異なるフォントサイズを一行の中で使用することによって、文章をあえて読みにくくすることが出来ます。これにより、「ひっかかり」、「違和感」、「強調」などの効果が期待できます。


2. 白抜き

背景の写真などを目立たせることが出来ます。また、受け手側に与えるインパクトが大きく、逆に文字を強調することも出来ます。選択した背景と文字、フォントサイズ、それぞれの色のバランスを考える必要があります。しかし、背景と文字の色のバランス、明度差が小さいなどの理由から、使用が難しい場合もあります。


まだまだ紹介していただきましたが、今回は省かせていただきます。ぜひ講義を受けに来てみてください!

質問コーナー

デザインテクニックの紹介が終わった後は参加者による質問タイムが始まりました。これまで紹介されたデザインについて気になったことを掘り下げながら、解説してもらいました。

背景はどのように決定するべき?

バックグラウンドイメージは、自分が表現したこと、相手に感じ取ってほしいものを考え、それに最も近いイメージを探すことが大切。たった一回で発見するのではなく、連想ゲームのように、イメージを膨らませていく必要がある。

複数の色を使用する場合、どのように色を設定すべき?

イメージしている文章や背景から一色決めて、後はAdobe colorから選択し、気に入らなかった色を交換することで自分オリジナルのカラーパレットを作成することが出来る。

ここで、パレットについては、メイン,キー、アクセント合計5種類程度の色が丁度良い。

まとめ

最後に、デザイン力の向上をするための近道は、日々自分のアイデアをカタチにすることである。

今回紹介された便利で楽しいツールを用いてデザインを遊び作ることにより感性を高めていく必要がある。ここでの感性は才能などではなく、「一つのデザインからどれほど多くの情報、テクニック、効果を感じ取ることが出来るか」このことを平山トレーナーは目の解像度と表現している。

 そのため、デザイン力を鍛える近道は楽しく、遊びのようにアイデア、デザインをカタチにし、目の解像度を上げることである。

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