社会問題の啓もうを目的に2012年から始まったデジハリ企画は2018年より全国規模へ展開。今年は去年に続き、原子力発電環境整備機構:NUMOさんの協賛で「高レベル放射性廃棄物の処分問題に対する関心喚起に向けたデジタルコンテンツの制作」をテーマにコンペティションを開催します。
高レベル放射性廃棄物は既に存在している
今回は高レベル放射性廃棄物の地層処分についてを主に教えてくださいました。
まず初めに知っておくべきことは、今原発を稼働するかしないかに関係なく、既に高レベル放射性廃棄物は存在するということです。
そして今は青森県六ケ所村で一時的に保管しているそうです。
今までの発電によって生み出された廃棄物は消すことはできず、どこかの自治体が引き受けるのを待っている状態なのだそうです。
NUMOの活動
彼らNUMOは原発というものにより関心を持ってもらうために、説明会を開いたり、地域の子どもたちにも関心を持ってもらうための活動をしているそうです。
その活動の一環として、このようにデジハリとのコンペを開催し、関心を持ってもらおうとしているそうです。去年おととしの動画作品などを拝見させていただきましたが、どれもクオリティの高いものでした。
原子力発電や放射性廃棄物などと聞くと、マイナスなイメージが強く敬遠しがちなテーマかもしれませんが、今回の話を聞いて、他人ごとではなく一人一人が問題意識を持つべきトピックなんだと気づきました。
私も彼らの活動などをきいて、高レベル放射性廃棄物処分の問題を含めた原発問題に対する見え方がクリアになり捉え方が少し変わりました。
この企画はデジハリ受講生、卒業生にのみ参加資格があるので、是非受講生さんは参加してみてはいかがでしょうか。