本校トレーナーの土江孝さんによる「バナー制作実践」を行いました。
今回のライブ授業は二週に渡って開催され、第一週はバナーのラフデザインを紙に描き起こし、第二週は、皆さんのラフをもとに土江さんが作成したバナーを皆さんが模写するというものでした。
ラフデザインの作成
どのようなバナーを作成すれば人々の目に留まるのでしょうか?土江さんによると、「無関心の人の潜在意識働きかけること」が大切であるそうです
インターネットを使用している際に、注目していなくてもバナーは目の端の方に入ってきますよね。その特性を利用して、配色やデザイン、キャッチコピーを工夫し人々の関心を引かなければなりません。
今回は、ペットホテルが山口にリニューアルオープンするという仮の仕様書を用いて、ラフデザインを作成しました。参加者の方は、土江さんのアドバイスを受けながら黙々とラフを描いていらっしゃいました。
ラフを書き終えた後、一人ずつ自分の描いたラフについてのプレゼンを行いました。レイアウトをななめにした作品や二つに分割した作品など趣向を凝らしたラフデザインが多くみられました。
バナーの作り方を学び、実践する。
土江さんが、皆さんのラフから良いところを抽出して作ったバナーを見せていただき、その制作過程を習い、その後実践してみるというものでした。 今回使用した背景画像は、後ろ側にある物体と前にある物体にぼかしなどで変化をつけることで空間を意識したり、猫の写真を切り抜くとき、毛並みをうまく残す方法などの細部の技術を学べました。 学んだことを実際に使う制作段階では、アウトプットに苦戦される受講生もいましたが、土江さんの助言を受けて、確実に技術を習得しているようでした。
構想を1から練り、形にする今回のライブ授業は皆さんとって良い経験になったと思います。 素敵なライブ授業をありがとうございました。