空気が、すっかり冬に変わった12月最初のライブ授業は本校のトレーナーでもあるWebデザイナーの前田和也さんです。
デッサンは観察力を養う
今回は、りんごをデッサンするという実技授業です。受講生のみなさんの前には画板と画用紙と濃さの違う鉛筆が数本と煉り消しとりんごが置いてあります。「デッサンをするうえで大切なのは、とにかく見ること、よく観察すること」と前田トレーナー。デッサンをすることで、観察力が養われるそうです。
鉛筆ひとつでいろんな表現が出来る
りんごのデッサンのポイントとして、前田トレーナーは実際に手を動かしながら、下記5点を挙げていきます。
①濃さの違う鉛筆を使い分けながら濃淡を出すということ
②練りけしも単なる消しゴムとしてだけでなく、白い鉛筆だと思って使うとより表現に深みが増す
③りんごは五角形を意識しながら描くと良い
④自由に角度を決めて描く
⑤赤く丸くなると思いながら描くとりんごになる。
そして、いよいよ実技に入ります。
個性のある“りんご”がズラリと並びました。
「影の表現が難しかった」、「みんな、見ているところが違うと思った」、「見ているのに、思ったように書けない」など、参加した受講生の感想も様々。でも、「とても楽しかった」と、みなさんが口を揃えて仰っていたのが印象的でした。
最後は定着液で仕上げして、みなさんそれぞれ自分の作品を持ち帰りました。