今回のライブ授業は、グラフィックデザイナーとして活躍されている土江孝さんにメインビジュアル制作についてお話ししていただきました。第一部ではファーストビューの説明、第二部ではPhotoshopを用いて実際にメインビジュアルを作成しました。
集客につながるファーストビューのために
トップページの役割についての説明からライブ授業がスタートしました。
ユーザーがwebサイトに訪れてはじめに目にする部分をファーストビューといい、集客人数を左右する重要なものです。
土江さんによると、「ファーストビューのメッセージ設計」が特に重要であり、お客様の悩みや欲求を解消するフレーズに数字やオリジナリティーを加えることで具体性に富み、目に留まりやすいメッセージが完成するそうです。
また、メインビジュアルをデザインするにあたって、ターゲットが何を求めているか、ターゲットにどんなことを伝えたいかをよく考えて制作する必要があるそうです。
集客につながるファーストビューのために
第二部では第一部で学んだことを活かし、実際にメインビジュアルを作成しました。
今回は女性の写真素材を切り抜く作業を中心にファーストビューの作成を行いました。まず、画像の解像度を調べ、そこからどうやってWebページに活かすかといったことを考えていきます。次に、画像のサイズをトップページに合ったサイズに揃えていきました。 現在はWebページを見るのにパソコンやスマートフォンなど様々な画面サイズから見るので、ファーストビューのサイズも様々です。では、どれくらいのサイズで作ればよいのでしょうか。 土江さんによると、パソコンは幅1366~1920px・高さ768~1080px、スマートフォンは幅360~375px・高さ640~667pxが主流の画面サイズだそうです。そのことを踏まえて、パソコンでは幅1000px・高さ550px、スマートフォンでは幅360px・高さ600pxが良いとのこと。 髪の毛やまつげの一本一本を切り抜くなどの高度な作業もあり、参加された方は土江さんを取り囲むような形で作業を見ておられました。
今回は、Photoshopを用いた実践的なライブ授業でした。
ファーストビューの目的は「続きを読ませる」ことです。
そのためにメインビジュアルをしっかりと作成できるようになりたいですね。
土江さん、参加された皆さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。