国家資格キャリアカウンセラーとして活動、人材紹介サービスで転職をサポートする転職エージェント業務を経験され、現在は子育てをしつつフリーランスとして 転職者や企業の人材面でサポートをされている井本さんにお越しいただき、ワークも交えながらお話しいただきました。
そもそもキャリアとは
「キャリア」と聞くと、経歴・官僚・キャリアウーマンなど色々なイメージを皆さんお持ちでした。
もともと「キャリア」はラテン語でしたが、後にフランス語となり、
レールコース・車輪の通った跡「轍(わだち)」を意味するようになったそうです。
私たちが歩んできた生き方・経験を振り返り、自身と向き合い、
将来の働き方・生き方のイメージを考えていきたいと思います!
自分らしい、自分に合うキャリア(働き方、生き方)」を考える
自分に合った働き方、生き方を考える上で、
「WILL ビジョン・目標」、「CAN 経験・スキル」、「MUST 期待 役割・ポジション」の3つのキーワードがあります。
この3つがどれかに偏りがあると、なかなか自分に合った働き方・生き方を見出すことができなく、不満を抱えたまま生活することにもつながるそうです。
例えば、新卒の方が志望した企業に内定が決まり入社したけど、ギャップを感じてしまい辞めてしまうといったケースをよく耳にすることがあると思います。
これは、「WILL・CAN・MUST」で考えると、「WILL ビジョン・目標」がないまま入社してしまったので、本当に自分は何がしたかったのかわからなくなった ということだそうです。
そこで、自分は本当に何がしたいのか、何を求めているのかを改めて考えるため、
2つのワークを通して、自身と向き合い、参加者同士でどういったイメージを持っているか共有しました。
1つ目のワークは、「仕事とプライベートのバランスを大切にできる」、「リラックスして仕事ができる」といったような「自分が求めている働き方、生き方」のワードが書かれているカードを読み上げ、自分がこれは重要だと思うものトップ5を選び、選んだ理由も含め発表しあいました。
2つ目は、5年後のキャリアイメージを書き出し、その後、”未来の自分”が”現在の自分”にアドバイスをするとしたら何をアドバイスするかを書き出しました。
なかなか目的がはっきりしていないと書き出すのは難しく、皆さん苦戦されている様子・・・だと思ったら、皆さん自分の意志や目的をしっかり持っていて、発表しあう時にはこうしたいという思いを伝えられていました。
なかなかこうして自分と向き合う時間をつくる機会があまりなかったので、自分の思いを紙に書き出したり、口に出したりして整理することによって、改めて自分はこう思っていたんだということに気づくことができました。
自分に合った働き方を探す上でも、時にはこうした自分と向き合う時間をつくるということは大事ですね。
井本さん、参加された皆さんお越しいただきありがとうございました。
【ライブ授業】Webデザインのトレンド
【日時】 9月29日(土)13:00~14:30
【対象】STUDIO山口受講生
※要事前申し込み
現役で数々のweb制作を手がける株式会社アワセルブスのエンジニア・粟屋涼さんに、いくつかのwebsiteを参照し、実例を紹介・分析していただきながら、現在のwebのトレンドと今後のトレンドを学ぶ授業です。参加をお待ちしています!