本イベントでは、国家資格キャリア・コンサルタント、現在 やまぐち働き方改革支援センターのアドバイザーとして活躍されている福田さんと、グラフィック・Webデザイナーとしてフリーランスで活躍されている杉井さんをお招きし、自分らしく働くための秘訣をお話していただきました!
子育て世代の方の様々な悩みなどを共有し、わきあいあいとした雰囲気の中、有意義なイベントとなりました!
「働き方改革」とは?
第一部ではキャリアコンサルタントの福田さんより、やまぐち働き方改革支援センターのスタッフの立場として見た県内外での働き方に対する考えの変化や情勢をお話しされました。
まず一分間、参加者の皆さんに自分の理想の働き方について考えていただきました。
皆さんが思う理想の働き方のイメージが色々あるようです。
今の時代では、少子高齢化社会と言われている通り、労働力の主力となる生産年齢人口(15~64歳)が減少傾向にあります。そこで、国や県、企業が 「働き方改革」 という取り組みを提唱し、関心が高まっています。
福田さんがおっしゃるには、県内でも2016年に 「やまぐち働き方改革」 の宣言がされ、翌年には「やまぐち働き方改革推進会議」が作られ、山口県も 「働き方改革」 に積極的に取り組まれているそうです。
高度経済成長期、労働力が豊富だった時代を「人口ボーナス期」、少子高齢化が進み労働力が少ない時代を「人口オーナス期」と言われ、日本は今この「人口オーナス期」の真っ只中だそうです。
しかも、「人口ボーナス期」は一つの国に一回しか起こらないんだとか・・・
このような中なので、「労働時間を削減し、短時間労働(ワークシェアリング)」、「男女ともに働く」、「多様性をもって働く」という考え方に変わってきており、働く環境において女性にとっても良い方向に向かっています。
在宅フリーランスについて
第二部ではグラフィック・Webデザイナーのフリーランスとして活躍されている杉井さんに、フリーランスについてや、会社員とフリーランスの違い、仕事と子育ての両立についてなど、様々な視点からお話しをしていただけました。
杉井さんは独学でウェブ制作・サイト運営を学び、それを通じて広報業務やWebデザイン制作会社に入社しました。その間にも在宅勤務や副業を行い、様々な勤務形態を経験されました。在宅勤務や副業は、勤務先の会社とかけあい、許可を得ていらっしゃったそうです。
融通が利いたので、その分自分がやりたいこともできていたらしく、企業間でもこういった働き方の考え・理解が広まっているんですね。「ダメもとでも、自らの意思表示をしっかりすること」が大切だそうです。
現在、フリーランスとして活動されていることから、フリーランスのメリット・デメリットや、子育てと両立の大変さ、心がけていることもお話しされ、皆さん熱心に耳を傾けていました。
フリーランスになられてからは自分の得意なこと、好きなことを仕事にでき、自分のペースで働くことができているそうです。その分、新しいことや覚えることが多く 失敗もあったそうですが、そこから学べることもあります。
こういった新しいことを楽しめる気持ちが、長く活動できる秘訣なのかもしれません。
そして、子育てとの両立で時間が限られているので、余裕をもったスケジューリングや家族間でのスケジュールの把握、家事の分担といったことを心がけているようです。
イベント後半では、食事をしながら、子供たちは元気に遊び、ゆったりとした雰囲気の中、参加者の皆さんがフセンに書いて貼ったゲスト講師へ質問したいことに、ゲスト講師と、子育て関連で「子育て支援交流広場 ちゃちゃちゃ」のファシリテーターの方がそれに答えました。
参加者の皆さんはフリーランスの難しさ・収入面といったことや、仕事と子育ての両立に対しての不安をもたれていましたが、ゲスト講師とファシリテーターの方によると、何事もバランスをもって考えて、頑張りすぎず、楽しんで仕事をすることが大切だとおっしゃってました。
デジタルハリウッドSTUDIO山口では本ブログで紹介した、「Webデザイン」や「グラフィックデザイン」のスキルアップコースを設けておりますので、ご興味がありましたら、気軽にご相談ください。
ゲスト講師の方、ファシリテーターの方、参加者された皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
リモートワークという新しい働き方
【日時】 8月12日(日)13:00~15:00
【入場料】無料
※要事前申し込み
次回は、企業に所属しながらもオフィスではなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなどのようなインターネット環境のある場所、都合がつく場所で仕事をするスタイル「リモートワーク」をされ、現在Webデザイナーとして活躍されている武田恵子さんをお招きし、「リモートワーク」のリアルな話を伺います!
ご関心がありましたら、ぜひお越しください!
お待ちしております。