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【イベント報告】オープニング記念イベント『なぜ、いま、中園町にデジタルハリウッドなのか』を開催いたしました。

2018-06-13

6月8日(金)にデジタルハリウッドSTUDIO山口のオープニング記念トークセッションイベントVOL.2『なぜ、いま、中園町にデジタルハリウッドなのか』を開催いたしました。平日のお昼にもかかわらず、40名近い参加者の皆様に集まっていただき運営事務局一同大変うれしく思っております。お足元が悪い中ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。


今回の記念イベントでは地元山口の皆様にトークセッションを通じて、山口での自分の生き方、働き方を見直す機会にしていただきたい、そんな思いを込めて企画しました。


トークセッションゲストには、山口に精通されている山口商工会議所、河野康志会頭と県内で多数のホームページ制作の実績を持つRivers Inc.の山口美香さんをお迎えしました。そして、ファシリテーターを元YCAM研究員で現東京大学大学院特任教授の会田大也さんにお願いしました。山口とデジタルのプロをお招きして「山口」「デジタル」「IT」をキーワードに、トークセッションを行っていただきました。

河野会頭からは、山口の文化、歴史についてお話をいただき山口が秘めている可能性をうかがうことができました。そして、その可能性を引き出す引き金の一つは間違いなく「デジタライゼーション」であり、その大きな波は都会だけでなく地方にも影響を与えるという現状をお伝えしていただきました。

セッションの中では、Webが「距離」という概念を打ち崩しつつあることも話題になりました。海外で活動されることも多い会田さんからは、クリック一つで世界と山口がつながる時代になりました。働く場所、暮らしていく場所としての山口のとらえ方がもっとポジティブに変化していくかもしれない、と山口と東京の両方でお仕事をされ子育てを経験された会田さんならではの視点は、ユニークでした。

地方だからデジタル技術のクオリティが低いというのはクリエイターの怠慢かもしれない、と鋭い言葉は山口さん。世界がWebでつながった現代は、都会だから地方だからということは大きな意味を持たないのかもしれません。たしかに、情報が集積する都会は、技術の進歩が早いのかもしれないです。しかし、会田さんのお話では、シリコンバレーはもちろん、イノベーティブな活動は地方都市からも生まれていることが事実で都会には無いゆったりした環境は、イノベーションを生む土壌なのかもしれないとのこと。

さて「デジタル化」という大きな流れが、否応なしに私たちの周りを取り巻いていきます。それもものすごいスピード感で、です。山口に住む私たちは、それに取り残されていいのでしょうか。山口だから田舎だからといって置いて行かれていいのでしょうか。


「・・・山口県のクレジットカード決済の利用率は47都道府県で最下位。」これは、河野会頭のお話のひとつです。世間では電子決済が一般化し、その先の仮想通貨が熱を帯びています。

そんな現状、『なぜ、いま、中園町にデジタルハリウッドなのか。』その答えの一つは、山口がデジタル化の流れに乗り遅れず利用し、より発展していくためなのではないでしょうか。

それでは、長くなりましたがとにかく、たくさんの選択肢からデジタルハリウッドSTUDIO山口で学ぶと決心された受講生さまの新しい生き方の良い方向へ導くため、私どもは受講生さまを全力でサポートする所存です。末永くよろしくお願いいたします。


さて『なぜ、いま、中園町にデジタルハリウッドなのか。』ご参加いただいた皆様はどう感じましたか。STUDIO山口はいつでも皆さまのご来校をお待ちしております。受講するしないは関係ありません。お時間があるときに皆さまの意見を聞かせてください。事務局・スタッフ一同、楽しみにお待ちしております。

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