こんにちは。
デジタルハリウッドSTUDIO宇都宮スタッフです!
今日は、先日大好評だった「仕事につながるノーコードツールでのホームページ制作」講座のレポートをお届けしたいと思います!
講座を聞いた受講生は、「現場の本音が聞けてすごくためになった!!」「自分が仕事をするときに何を考えなければいけないか・・・考えるべきことはデザインだけではなかった!」など、改めてWebデザイナーという仕事と向き合うヒントをがっつり掴めた模様。
みなさまにも少しだけご案内いたします。
■つばめソリューション株式会社 代表取締役 石川慎太郎氏
当講座にご登壇いただいたのは、地元宇都宮で活躍する、つばめソリューション株式会社 代表取締役の石川慎太郎氏!彼はSTUDIO宇都宮が開講するときに知り合うことができた、すごく大切な方です。地域貢献を第一に考え、地元のため、人のため・・・という信念を持って行動して事業を成長させてきた石川氏。その人柄から、多くの人から頼られ、事業もどんどん大きくなりました!STUDIO宇都宮も人づたいに石川氏を紹介していただき、今のご縁となりました。
そんな石川氏ももともとは営業マン!全くの未経験から、自分が好きで興味があった・・というところからWebデザインの道に進み、はじめは個人事業主からのスタート。事業開始して6年目で法人化。つばめソリューション誕生。はじめはこれだけでは生活が成り立たないくらいの収入だったそうです。でも徐々に案件が増え、収入が増え・・・今ではゼロが盛りだくさん!の業績。
ここでスタッフは疑問に思いました。抱える案件が少ないときは、一つの案件に費やせる時間を十分にとれますが、案件が増えれば増えるほど、時間との格闘のはず!でも、「案件が増える」=「収入が増える」!事業をやる上では絶対に必要な法則ですよね。
これ、自分が直面したら、どうやって解決するんだろう?
■制作時間 x 顧客にかける時間 どちらが重要!?
石川氏は顧客との打ち合わせを何度も重ねて、顧客との距離感を縮めて顧客満足度の高いお仕事をされます。つまり、顧客に寄り添って仕事を進めるタイプ。そんな中で、制作する方にも時間を取られていると何件も案件を抱えるのは不可能だし、ミスだって増えてしまうかもしれない。
石川氏の頭の中ではこんな方程式が出来上がっていたようです。
・制作時間 < 顧客打ち合わせ
・制作時間 ≠ 顧客満足
講座の中で、石川氏はこんな風におっしゃいました。
「コーディングの知識・経験はとても重要。でもそれと同時に、制作に時間がかかるし、最新技術へのアップデートが大変。保守運用をお客様の立場になった時に難易度が上がる。」
そこで、石川氏が導き出した答え。
ノーコードツールをうまく活用する!
■ノーコードによるホームページ作成ツール
ノーコードとは、コーディングを行わない、もしくは最小にしてホームページを制作することができるツールのこと。基本的にマウス操作メインでホームページ制作ができるため、デザイナー自身での制作がしやすいのが特徴!
そのため、ゼロからコードを書くコーディングに比べ、スピーディにホームページを制作できるのでコストダウンにも繋がります。コンテンツの企画制作やデザインに注力出来きます。また、納品後に顧客が自信で保守運用することも容易です。
クライアントの多くは、制作方式へのこだわりはほぼ100%と言っていいほどありません。そんな知識を持ち合わせているクライアントは自分でホームページを制作してます(笑)。クライアントの立場からして重要なのは、コスト、時間、内容、スマホ対応(レスポンシブ)。それらに注力し、他社との競争に勝るには制作の効率化が重要なのです!
ただし、ここで一つ注意!じゃあ、コーディングの知識いらないじゃ~んと思ったあなた!それは違います!
ノーコードツールを使っても、ちょっと凝った素敵なデザインのホームページを作ろうとすると、少しコードを加えてカスタマイズする必要があります。
ノーコードツールを使って制作時間を抑えつつ、コーディングの知識を使ってノーコードツールの限界を超える!
これが最強のやり方じゃん!とスタッフは思いました。
■こんなノーコードツールあります
講座の中で、紹介してくれたノーコードツールをご紹介します。
それぞれに制限や特徴があり、顧客のニーズに合わせて選ぶのがよさそうです。
♦初心者向けのツール 「Google サイト」
-Gmailを持っていればすぐ使用開始できる。コーディングの知識はゼロでOK。むしろ、コーディングしてカスタマイズすることはできない。コンパクトな個人やコーポレートのサイト向き。ブログ機能はなし。
♦比較的簡単に使える 「ジンドゥー」
-コーディングの知識が無くても出来るが、あればコーディングしてデザインの幅を広げることも可能。簡易的なブログ機能とECサイト機能有り。ただし、貧弱…
♦デザインの自由度が高い「Wix」「STUDIO」
-デザインの自由度が高いので、スタイリッシュなサイトも作成可能。インターフェースが洗練されている。コーディングの知識がある程度あることが前提だが自由度は高い。色々できる反面、デザインを統一させるのが難しい。
♦高機能な「Elementor」
-Wordpressをベースとしているため、多様なテーマやプラグインと併用できる。設定項目も数多くあり、自由に幅広いデザインのサイトを構築することができる!中規模以上のコーポレートサイトが制作可能。自由度が高い反面、複雑。動作が極めて重いこともある。サーバー等は別途用意する必要あり。
このほかにもノーコードツールはたくさんあります!用途に合わせていくつかのツールをうまく使い分けることができると仕事の幅が広がりそうです!
でも、忘れないでください!
コーディングの知識は重要ですよ~!
■コーディングの基礎が身につく「Webデザイナー専攻」
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