こんにちは!デジハリ宇都宮です。
今回は2023年7月にSTUDIOを卒業した「ネット動画クリエイター専攻 / N.Tさん」に卒業生インタビューをしました。
動画を学ぼうと思ったきっかけや転職につながったいきさつ、デジハリを選んだ理由や課題制作でこだわったことなどをお聞きしました!
【プロフィール】
N.Tさん(25歳)
ネット動画クリエイター専攻
(2023年7月卒業)
カテル有限会社/映像クリエイター
(インタビュアー:スタッフ中島)
― 動画も学んで
オールマイティーに制作!
中:
就職おめでとうございます!11月からお仕事が始まってまだ間もない感じですが、いかがですか?
T:
撮影現場に同行させていただいたり、実際の動画内で使う素材作らせていただいたりなど、色々とやらせてもらってます。早く戦力になりたいです!
中:
実務に携われて嬉しいですね!就職までのいきさつは後ほどお伺いするとして、デジタルハリウッドに入学したきっかけは?
T:
スキルアップが目的でした。東京で絵コンテの仕事を3年ほどやっていたので、絵はそこそこ描けて。独学ですけどデザインもできて、趣味でライターをしているので動画を学べば武器も増えますし、全部自分でできるようになって非常に良いなと思って。
中:
どうして絵コンテのお仕事に就いたのかも気になるところです。
T:
ちっちゃい頃から絵を描くのが好きで、高校では美術部に入って、漫画甲子園で全国3位に入賞したこともあって、将来仕事にしたいと思っていました。卒業後は専門学校でイラストを学んで、絵コンテの会社に就職したんです。残業が多かったけど仕事は本当に楽しかったし、好きでした。でも、コロナ禍で在宅ワークになったことで、仕事とプライベートとのオン・オフの切り替えができなくなってしまって、ここにいたら死ぬかもしれないと思って実家に帰ってきました。逃げ足早かったですね(苦笑)。
中:
そ、それは大変でしたね・・・。デザインから動画まで一通り自分で出来るようになって、フリーランスになろうと?
T:
どこかしらで仕事に繋がったらいいなとは思っていましたけど、入学した時点では就職に対する熱い展望とかは特になくて。趣味の作品を動画でアプローチしていくことをイメージしていたくらいです。自分で作りたいと思った時に、困らない程度のスキルが欲しい感じが強かったですね。
― できないでいたことが、できるようになって楽しい
中:
デジタルハリウッド STUDIO宇都宮を選んだポイントは?
T:
学べる動画ソフトの中にアフターエフェクツが入ってるのは、自分で調べた限りデジハリだけだったので、「ちゃんとやりたいことができそう」と思いました。自分の貯金で行けるところを探していたので、受講期間が短くて全体的にコスパの良さがすごくいいと思って決めましたね。
中:
実際に学んでみていかがでしたか?
T:
めっちゃ良かったです。動画教材がすごい分かりやすかったですね。今ってYouTubeとかに簡単講座みたいなのが上がっていたりするけど説明が足りてなくて、「その前段階から知りたいんだよ」みたいな。本当に基礎が固い学校だったなって思いました。
中:
動画教材を何回でも見れることが良かった?
T:
「欲しい時に欲しい情報が得られる」っていうのが良かったのかなって思います。何回でも同じ話が見れるし、確認したければそこの部分だけ時間戻って確認できるので、動画教材は私に合ってましたね。
中:
楽しかったカリキュラムは?
T:
純粋にモーショングラフィックスが楽しかったです。文字やイラスト、写真とかを動かそうみたいな話になってくると、誰でもできることじゃないですし、できないでいたことができるようになって楽しいというか。CMとか何かのプロモーションだったり、広告とかでモーショングラフィックスを使っているのを見て日々暮らしているので、それが実際に自分の手で動かせて、似たようなものが作れるということに感動しました。
中:
前職でイラストレーターやフォトショップの経験をお持ちという他に、動画制作で活かせたことがありそうですね?
T:
絵コンテの仕事は動画作成のための設計図なので、頭の中に画面ができてるから画面構成のレイアウトとかデザインの方では全く困らなくて、動かし方を学ぶことに注力した感じです。
中:
制作でこだわったことは?
T:
他の人と違うことがしたいっていうのはありました。もともとリリックビデオ(※1)とかがすごい好きで、そういう感じでスタイリッシュに文字だけで見せたいなと思っていたので、シネアド(※2)課題の学校のプロモーションでは、これまでにない新しい見せ方を考えました。動画を使わないで、モーショングラフィックスだけで作って、画面だけ見てても飽きないように意識したことがこだわりです。
※1 リリックビデオ:歌詞の表示を主体とするミュージックビデオ。
※2 シネアド(シネマアドバタイジング):映画館で映画が上映される前に流れる動画広告。
中:
学校のプロモーションは、MOVIX宇都宮で流れていますね!
T:
実際に映画館で流れてるのを見た時は、本当に流れた!という驚きと、細部の技術の拙さはあれどインパクトがあって周りの動画と見劣りしてないなと、安心したのを覚えてます。
▼T.Nさんが制作したシネアドの課題▼
― やりたいことを卒業制作で表現
中:
卒業制作はどんな作品を?
T:
趣味で書いた作品をさらに色んな人に見てもらうための広告動画を作ろうと、入学の時点で考えていました。文字媒体のものをビジュアルで見せて、色んな人に知ってもらえたらいいなと思って。全部自分のものなので、世界観もやりたいこともあるし、ターゲット層もどこで流したいかも決めていたし、仕事をやっていくみたいなアプローチができるので、進みも早かったですよ。
中:
頭の中でイメージが固まっていたんですね。
T:
それをどう具現化しようかって、動画教材を見返しつつ、ユーチューブとかで情報収集しました。卒制って自分で考えて作らないと生まれないんで、ちゃんと頭の中でやりたいことを考えて。例えば私の卒制は海がテーマだったんですけど、海の波紋の作り方なんて学校では習わないので、自分でどうにか工夫してできないかなって、色々調べたり、自分から学んで作って、満足のいくものができたなとは思います。卒制はネタバレになりかねないので、デモリールをご覧いただければと。
▼T.Nさんが制作したデモリール▼
― STUDIOの手厚い就転職サポート
中:
卒制が完成したタイミングで就職の誘いがきたそうですね。「学校終わったら何するか決まってる?」ってトレーナーさんから声を掛けられたとか(笑)?
T:
「決まってないです。もうちょっと遊ぼうかなって」って応えたら、「うちの会社受けてみる?」みたいな感じで声を掛けてくれました。どんな会社かお話を聞かせていただいたら、動画という括りの中でも幅広く事業を展開されていて、非常に興味が湧きました!だから断る理由がなくてポートフォリオと履歴書をお送りして面接に臨みました。
中:
Webサイト制作、各種デザインクリエィティブ、システムやアプリ開発、映像制作などワンストップでおこなっている、北関東では最大手の制作会社ですよね。声を掛けてもらえるなんてすごいラッキーでしたね。とんとん拍子で内定も決まって。
T:
こんないいことがあるんだなって思いましたね、友達からも「運がいい」って言われました。自分の技術が伸びることに非常に喜びを感じるので、入社したらたくさん学ばせてもらって動画のスキルを上げていきたいです。
中:
就職サポートはいかがでしたか?
T:
履歴書の内容や文章の確認、ポートフォリオの作り方から送り方まで、就職サポートは本当に手厚かったです。つきっきりで面倒を見てくれて、ずっとありがとうございますって言ってました。
― ビジョンに向かって、自分のスタイルで学ぼう
中:
デジハリで学んだことをどう活かしていきたいですか?
T:
何をするにおいても重要なのって基礎だと思うので、デジハリの動画教材を使った基礎の教え方が本当に良かったです。どう活かしていきたい?っていうよりも、デジハリスタートで基礎が作れたので、「何でもやれるんじゃないか」な気持ちです。
中:
受講を検討している方や在校⽣にアドバイスをお願いします!
T:
本当に基礎は整えられる学校だと思います。かつ、学校に来る日も選べるし、やりたい時にやれるので、自分のスタイルに完全に合わせて学ぶことができます。ビジョンが大事だと思うので、基礎を固めたいなら基礎を固めたいという目標をしっかり持った方がいいです。基礎で足りなくなったら自分で学ぼうっていう姿勢も大事だと思います。
ありがとうございました!
入学当初は趣味感覚で動画を学ぶつもりだったと話すN.Tさん。動画の基礎を固めるという明確な目的を持つことで、興味を持って学習に取り組み、効率的にスキルを身に付けることができました。絵コンテ制作の仕事を通して培ったスキルに、デジハリで習得した動画の技術が加わり、卒業するころには「何でもやれるんじゃないか」と思えるほどにご自分の可能性を広げ、転職のチャンスも掴みました。「クライアントからの要望にプラスで答えられたら幸せ」と、この11月から新たなキャリアをスタート。即戦力を目指して頑張っています。
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