こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIOつくばスタッフです!
先日、自然ガイド/イラストレーターの「くますけ」さんによるライブ授業「自然の中のイラスト教室」が開催されましたので、イベントレポートをお送りします。
講師紹介
自然ガイドとして小さな子供向けの自然体験教室を開催しており、コロナ禍を機に植物や動物のイラスト制作を開始。作品は自然の解説付きでインスタグラムに投稿されています。著書「エナガの重さはワンコイン」など書籍の出版もされています。
ライブ授業「自然の中のイラスト教室」の様子をご紹介します!
▼ どんなイラストが出来上がったのでしょうか? ▼
#1 画材紹介
はじめに、イラスト制作で使用している画材について特徴と使い方を教えてくださいました。
くますけさんは アナログ制作では水彩色鉛筆やコピック、デジタルではAdobeFrescoやProcreate を使っているそうです。
最近は修正が簡単にできるデジタルを活用しますが、ノートに書き溜めたイラストは宝物とのこと。見返すことができるのがアナログのいいところですね。
#2 まずは紫陽花について知る
絵を描き始める前に、紫陽花の生態について教えてくださいました。
薄水色のきれいな紫陽花を観察すると、花の房の中に小さなつぼみのようなものが。
じつは紫陽花の花はこの部分なんだそうです。
虫にアピールするために、花弁(に見えるところ)を発達させた んだとか。
改めて観察してみると、新しい発見がありますね!
#3 大きくとらえて描く
それでは実際に描いていきます!
まずは鉛筆で下書き。
紫陽花は小さな花が集まっていますが、一つ一つをとらえるのではなく、 まずは大きく房ごと形をとります 。
そして房の中に花を描き込んでいきますが、角度によって描き方のパターンを覚えて配置するイメージで描きます。
さらに 細かいモチーフは手前をしっかり描き、それ以外は大まかでもOK!
すべてを描き込まなくても十分それらしく見えます。
はじめは「難しそう!」「これであってるの?」と不安そうな声が上がりましたが、色塗りまで入るころには作業を止められなくなるほど皆さん真剣に描いていました。
そして約1時間半後、かなり短い時間でほとんどの方が完成していました(すごい!)
くますけさんに教えていただいた通り「 よく観察してとらえなおす 」と描きやすいだけでなく、実物の趣もしっかりと表現できて完成度が上がりますね。
チラシやポスターなど、さまざまなグラフィックデザインに使えそうなイラストが出来上がりました。
最近ではフリーのイラストストックが充実していてとても便利ですが、自分のイメージ通りのものが見つからないとき、このように イラストを描けるとデザインの幅が広がりますね 。
以上、ライブ授業「自然の中のイラスト教室」のレポートでした。
講師を務めていただいたくますけさん、ありがとうございました!
STUDIOつくばでは、随時説明会を受け付けております。
同時、無料体験も可能です。
(無料体験:Adobe社「photoshop」を使用して1枚のフライヤーをつくる体験になります)