STUDIOつくば初の動画系ライブ授業『5G時代に備えた動画を
使ったWebサイト入門』が行われました。
今回のライブ授業は小野崎トレーナーによる初のライブ授業であり
STUDIOつくば初の動画系ライブ授業でありと
初尽くしです。
さらに応援に高瀬トレーナーも来てくれて補足説明や質問を入れる形で参加。
さながら講師が二人いるライブ授業のようでした。
内容としては今年からはじまった5G通信が普及するとWebはどう変わるのかという未来予想を交えての授業です。
小野崎トレーナーはWeb制作における動画の比重はどんどん大きくなると考えており、
これを扱うスキルの取得はこの先とても強い武器になると教えてくれました。
授業を受ける側の生徒さんもそういう流れを普段から感じていたようで熱心に話を聞いていました。
(この日はZoom中継もしています)
この動画が見られるのはSTUDIOつくばのライブ授業だけ
今回授業で流れた動画は既存のものではなく小野崎トレーナーがご自身で作成したオリジナルの動画の為、
とてつもなくかっこ良いです。
言い方を変えると『上がる』見本動画なのです。
室内を暗くしてスクリーンに映し出された上がる動画素材と音楽に身をゆだねていると
ここがクラブかなにかと錯覚しそうです(動画時間およそ30秒)
After Effectsは動画版のPhotoshop
小野崎トレーナーは授業の中で「After Effectsは動画版のPhotoshop」と生徒さんに馴染みやすい例えを用いて
『カラーグレーディング』を教えてくれました。
あまり馴染みのない技法名もPhotoshopでの色調補正と考えると納得いった生徒さんも多かったようです。
これをやらないと動画全体に統一感がでなくなるという違和感を招いてしまうため大変重要な技法のひとつです。
同じように重要なのが『消しこみ』です。よくCM等で見かける人が手を振りかざした際にロゴや絵が手の動きにあわせて出てきたり消えたりする演出です(今回はペインティングナイフでしたが)
大切なのはペインティングナイフの動きにちゃんとあわせてオブジェクトが消える(現れる)こと。
つまり切り抜きや選択がきれいにできていないと変な隙間ができたりしてこれも違和感につながります。
これらは小野崎トレーナーが普段から言っている『Photoshop』の重要な役割は『色の調整』と『切り抜き・選択』ということが動画にも通じるんだという事がよくわかります。
内容が濃いライブ授業は生徒さんからの質疑応答で終わりました。印象的な質問としては「動画制作で気をつけていることはありますか」という内容。これに対し「最初に絵コンテを作ってから動画を作成すること」と小野崎トレーナーは答えていました。
絵コンテは「映像のイメージを具現化するための設計図」と言われますがそれを作ってから動画制作を行うことが大切というアドバイスと共に「あとで実際に仕事で使った絵コンテをSlackにアップします」というお土産付きでライブ授業は終了しました。
Webサイトを見たら動画が流れるのが当たり前という時代がすぐそこまで来ているとしたら動画授業の需要はますます高まりそうです。
次回以降の動画授業が楽しみですね。