デジタルハリウッドSTUDIOつくば ブログ

【卒業生インタビューCase.01】
在宅ワークを目指して0から挑戦!!

2019-12-27

Q1.自己紹介をお願い致します。

法律事務所で弁護士秘書として少し働き、その後はシンクタンクで研究アシスタントを務めました。主人のお仕事の都合で、長女を出産してから数か月後に都内からつくばに引っ越してきました。娘たちが生まれてからは、育児に専念してきました。


Q2.なぜWeb業界に興味を持たれたのですか?

娘が通っていた幼稚園には、デザイナーや写真家のお母さまが数名いらして、その方たちの作成する園行事のポスターが素敵で、自分も作成できるようになりたいと思ったことがきっかけになりました。その後は、別の幼稚園つながりのお母さまからデジタルハリウッドの入学を勧められて、自然とWeb業界を選ぶことになりました。


Q3.SUTDIOつくばに入校されたきっかけはなんですか?

知り合いの方からデジタルハリウッドを勧められたことです。その方のご友人がデジタルハリウッドの別の学校を卒業されて、Webデザイナーとしてご活躍されているということで、入学を勧められました。


Q4.受講中、スムーズに学習を進められましたか?

勉強時間や通学時間の確保がネックとなりました。子供のお迎えや幼稚園・学校のお手伝いなどで、通学時間が限られたため、動画は家で視聴し、スタジオにはトレーナーの方に質問に来るようにしていました。30分など空いた細切れの時間でも家で視聴できて、とてもありがたかったです。



Q5.受講期間で、印象に残っていることはありますか?

Web業界の最新トレンドや技術が学べるライブ授業が楽しかったです。その中でも、「グラフィックデザインの基礎」の講座が印象に残っています。「グラフィックデザインの基礎」では、活版印刷の広まりと共にグラフィックが誕生し、その後はどのように発展してきたかについて、グラフィックの歴史を振り返りながら説明して下さいました。その際に、日本の大正時代の家庭薬のパッケージに施されたグラフィックなど、トレーナーの方がご自身が持っている本を使って、さまざまな国や時代のグラフィックも紹介して下さり、デザイン立案の引き出しの増やし方を学びました。また、その上でデザインを考える際のコツも教えて下さったのですが、今でもその講座がとても役に立っています。

Q6.トレーナー(講師)の方はどうでしたか?

現役のプロであるトレーナーの方から指導を受けられる点がとても良かったです。卒業制作を進める上で、写真撮影、タグのつけ方からサイトの構成に至るまで、つまづくことばかりでした。そんな際に、トレーナーの方にご相談すると、技術について詳しく講義して下さったり、誤って理解している個所を洗い出して、丁寧にご説明下さいました。ライブ授業では、Web業界全体の動きや必要とされる知識や技術についてを学べただけでなく、理解が足りていないグラフィックの知識を補うことができたこともとても感謝しています。


Q7.卒業制作についてお聞かせください。

素材作り、デザイン、コーディングとすべての工程に四苦八苦しました。まず、写真撮影ですが、栗の欧風料理を扱うという架空のレストランのサイトを作りましたが、素材がないため、自分でお料理を作って、写真を撮影しました。一眼レフカメラも触ったことがなく、途方に暮れましたが、トレーナーの方が撮影についてご指導下さいまして、なんとか写真を撮影することができました。次に、デザインですが、デザインを描くこと自体が初めてだったので、コーディングのしやすさを考慮せず、イメージ先行で描いてしまいました。自分の力量のなさは十二分にわかっていましたので、トレーナーの方に早めに相談し、アドバイスをいただきながら、修正したり、見栄えが良くなるようにブラッシュアップしていきました。やっとコーディングに取り掛かれると、タグの理解が不足していて、誤ったコーディングをしていたり、ブラウザによっては表示が崩れてしまったりする個所が出てきて、修正に追われました。苦手なJavascriptは最後まで悩まされ、期限ぎりぎりまでトレーナーの方に指導を受けていました。トレーナーの皆様方は、辛抱強く、そして、丁寧にご指導下さいまして、感謝の気持ちでいっぱいです。


Q8.今後の夢や目標を教えてください。

まだまだ学ぶことばかりなので、おこがましいのですが、大きな夢が2つあります。一つ目は、本当に質の高い素晴らしい商品やサービスを提供しているけれど、交通アクセスが少々不便なため見過ごされがちで、ネット販売に活路を見出せそうな店舗や媒体のサイトの構築です。商品・サービスだけでなく、その商品やサービスを生む土地や文化も価値も一緒に高められるようなダブルブランディング効果も生み出すことが究極の目標です。そして、もう一つは、欧米フォントの優美さや格好良さを活かしたサイトの構築です。感度の高い顧客を抱えたファッションサイトやラグジュアリーなサイトなどが対象になると思いますが、欧文フォントを使用した美的なサイトもいつか手掛けられたらと思っています。


Q9.Webデザイナーを目指す方々へ一言お願いします。

私もまだまだ成長過程にありますので、気の利いたアドバイスなどはできませんが、一つだけ分かっていることがあります。それは、Webデザインは、茶道にも似た総合芸術ということです。写真撮影、イラスト、デザイン構成、コーディング、プログラミング言語と扱う技術も幅広く、さらには、日進月歩で新しい技術が生まれて行きます。学ぶことは多いですが、どんな方向からでも自分のペースで関わっていける魅力ある世界です。

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