デジタルハリウッド東京本校 ブログ

【イベントレポート】株式会社コンセントの事例から学ぶ、「デザインの壁」の越え方

2025-08-30

こんにちは!デジタルハリウッド東京本校です!

この夏、卒業生の就職実績もあり、50年以上の歴史を持つ老舗デザイン会社 株式会社コンセント

そのノウハウを詰め込んだ書籍 『デザインする力』 の発売を記念して、特別セミナーを開催しました!


今回は著者であり、株式会社コンセントのデザイナーである中野文俊氏本間有未氏をお招きし、
デザインの壁」の越え方-トークセッション&ミニワークショップを実施しました。
「心を動かす」デザインとは?その考え方や実践方法が気になる皆様に、その内容を少し、お届けいたします。

■企業紹介

コンセントは「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションに、企業や行政と伴走し活動を支えるデザイン会社です。


デザイン経営や事業開発、マーケティングやブランディング、クリエイティブ開発等において、サービスデザインの視点と技術を生かして戦略策定から実行まで一貫して支援しています。また、誰もがデザインについて学べる「コンセントデザインスクール」の運営等を通して「デザインの知の活用」を広く共有しています。生活者一人ひとりがデザインの視点を身につけ、問題解決に役立てられる社会となることを目指して活動しています。


コーポレートサイト
デザインがもつ新しい意味について提言「ひらくデザイン」
コンセントデザインスクール


■登壇者

株式会社コンセント
クリエイティブディレクター

中野文俊/NAKANO Fumitoshi 氏


1991年、株式会社ヘルベチカ(アレフ・ゼロと合併、現コンセント)入社。
入社以来、数多くの雑誌やカタログ・広報誌の創刊やリニューアルを手掛ける。近年では、雑誌『オレンジページ』、JCB プレミアムカード会員誌『JCB THE PREMIUM』、ウェッジ『ひととき』などのリニューアルをはじめ、著名ブランドのカタログギフトのクリエイティブディレクション、さまざまな組織や事業のブランディングを強化する幅広いプロジェクトを担当している。

株式会社コンセント
クリエイティブディレクター/アートディレクター
本間有未/HONMA Umi 氏


雑誌、企業の広報冊子、教科書のデザインで得たエディトリアルデザインのスキルを生かし、紙媒体やウェブサイトなど幅広くアートディレクションを手掛ける。近年は、組織や事業のブランディング戦略支援プロジェクトなど、領域を問わずコミュニケーションデザインに携わる。






■「デザインする力」の制作背景


デザイナーが抱える4つの欲求

デザインは、ただ「センス」だけで決まる仕事ではありません。
実は、センス
コラボレーション(チームワーク)
ビジネス
スタイル(キャリア)
この4つの領域を総合的に意識しながら、価値を生み出していくことが求められる、とても奥深い仕事です。

私たちは、日々多くのデザイナーやクリエイターと関わる中で、「デザインの本質」をもっとわかりやすく体系化し、必要なスキルや知識を現場で活かせる形で提供したいと考えてきました。
その思いから、「デザイナーの成長を支えるガイドブック」を制作することになりました。

22名の伸び盛りなデザイナーからアンケートを実施

執筆にあたり、現場でまず向き合ったのは「読者のリアル」です。22名の伸び盛りなデザイナーから意見を伺いました。

悩みとして多く挙げられたのは、クライアントから信頼を得ることや、一人で判断することの不安でした。
また、いくつもの施策やデザイン案を作っていく中で、最初の目的を見失い、「結局、何が正解だったのか分からなくなる」という声もありました。

こうした壁を乗り越えるためには、 課題やゴールの設定 が何より重要です。
このデザインを「誰が」「見て・触って・使って」、最終的に「どうなってほしいのか」までを具体的に描くことが、迷いを減らす鍵になります。



実際のデザイン業務の流れに沿って、よく直面しがちな課題とその対応策について 説明しました。



■つまずきの種~ゴールの設定

デザインのプロセスから、悩みを意識してみよう!

デザインの現場では、クライアントから依頼された課題をそのまま形にするだけでは、思うような成果につながらないことがあります。そこで大切になるのが「課題の本質を意識する」ことです。今回は、そのための3つのポイントをご紹介します。

1. 前提を疑う
提示された課題をそのまま受け取らず、本当に解決すべき問題がなにかを確かめる。

2. 目的を見直す
「なぜこの課題に取り組むのか?」を掘り下げて、方向性を明確にする。

3. 成果を広げる
課題解決にとどまらず、より効果的な提案を考える。

デザインは「見た目を整えること」だけではありません。課題の本質を捉え、前提を疑い、目的を深く理解することで、より強い提案や成果を生み出すことができます。悩んだときこそ、一歩引いて課題の本質を意識してみましょう。

■ワークの様子

事例から課題を考えよう!

ワークショップの題材は、登壇者が過去に担当したブランドサイト構築プロジェクトです。
まずは実際に登壇者が取り組んだ工程、思考を辿っていきました。
プロダクトを提供するプロダクトを​提供する​企業の​目的や​課題を​捉え、​「誰に」​「どうなって​ほしい」のかと​いった​ゴールを​言語化します。​さらに​それを​成し遂げる​ためには​「何を」​「どのように​伝える​必要が​ある」と​考えたのか、ワークシートのフレームに沿って解説していきました。

最初の​ワークと​して、​参加者のみなさんには​それらを​踏まえて、​どのような​表現が​必要に​なるかを​具体的に​言葉に​して​もらいました。​実際に​制作した​デザイン案を​ご覧いただきながら、​この​事例で​狙った​表現を​お伝えしました。​


2つ目の​ワークでは、​実際の​アウトプットを​元に、​それが​どのような​表現・手法を​採っているかの​観察から​スタート。​ゴールへの​道筋を​遡っていきます。​



個々人での​ワークの​後に、​受講生それぞれの​考えを​発表いただく​場面でも​活発に​発言いただき、​充実のワークシ ョップ時間と​なりました。



▼参加者の声

デザインの考え方や手を動かすステップが具体的に理解できました。

プロのデザイナーの思考の道筋を辿れたのがよかったです。

現場でのリアルな事例が参考になりました。

実際に手を動かすことで、自分の得意・不得意が明確になりました。

登壇者の体験談を聞けて、書籍が気になったので内容をもっと知りたいと思いました。





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デジタルハリウッドのUI/UXデザイン専攻とは?


スマートフォンやタブレット等の登場で、クリエイテイブ業界は大きく変化しています。こうした状況下、デザイン、IT、Web業界の企業はこれからさらにテクノロジーが加速していく制作現場で活躍できる柔軟な人材を求めています。

本科UI/UXデザイン専攻はそんな企業からの要望に応えて生まれました。

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