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【学長賞受賞】ILM・山田義也さん|『スター・ウォーズ』『アベンジャーズ』などハリウッド映画100本超に参加!

2025-12-04

こんにちは。
デジタルハリウッド東京本校スタッフです。

DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2025にて、ハリウッド映画100本に携わった・ILM Senior Generalist Artistの山田義也さんが「学長賞」を受賞されました。

山田さんは、世界的VFXスタジオである Industrial Light & Magic(ILM) でジェネラリストとして活躍し、
『アベンジャーズ』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など、数多くの大作映画の制作に参加してきたトップクリエイターです。


本記事では、受賞の理由とともに、山田さんが手がけてきた主な作品を紹介します。


※DIGITAL FRONTIER GRAND PRIXとは
『DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX』、通称「DF(ディーエフ)」は、デジタルハリウッド各校の新入生が一堂に会する「合同入学式」と、前年度の「優秀作品クリエイティブアワード」を同時に開催する、デジタルハリウッドの伝統的なイベントで、今年で30回目を迎えました。

目次




受賞者のご紹介

山田義也 氏

Industrial Light & Magic Senior Generalist Artist
デジタルハリウッドU.S.A.校
(dhima通称ディーマ:Digital Hollywood Institute of Media Arts)CG映像専攻1999年修了

1968年、広島県出身。岡山理科大学機械工学を専攻。
卒業後、1990年、家電メーカーに就職。8年勤務後、1998年30歳の時に渡米、デジタルハリウッドU.S.A.校(dhima通称ディーマ:Digital Hollywood Institute of Media Arts) CG映像専攻に入学。

卒業後、講師の紹介でサンタモニカのPixel Envy社でインターンを開始。ミュージックビデオのVFXを手掛ける。その後正社員として2年間勤務後、Pixel Envyの社長がHydraulx社を起業するのに伴い立ち上げメンバーとして参加。約12年間モデリングスーパーバイザーとして『トランスフォーマー』、『パシフィックリム』、『スカイスクレーパー』などのアセットデベロップとショットワークを経験。
2012年、自身の夢であった『スター・ウォーズ』に参加するために、Industrial Light & Magic社に移籍。Senior Generalist/Environment Artistとして『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』『ローグワン』『スター・ウォーズ:ラストジェダイ』等のスピンオフ作品、『マンダロリアン』をはじめとするTV シリーズや『アベンジャーズ』をはじめとするマーベルシネマティックユニバース、『アソーカ』、『ザ・クリエイター/創世者』などのVFXを手掛ける。

さらに、2025年5月に公開されたマーベル・フランチャイズ最新作『サンダーボルツ』、2025年11月公開の『ウィキッド 永遠の約束』にも参加。現在は、2026年5月公開予定の『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に携わっている。

山田さんのデモリールを特別公開!


制作に関わった作品は累計100本以上

講演会の様子より

アカデミー賞受賞作・ノミネート作も多数


2024年、山田さんはキャリア25年の節目を迎え、制作に携わったハリウッド映画が累計100本に到達しました。

その中には、誰もが知る大ヒット作や、アカデミー賞を獲得した作品が名を連ねています。

■ アカデミー賞 視覚効果賞【受賞】

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)

■ アカデミー賞 視覚効果賞【ノミネート】

『アベンジャーズ』(2012)
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)
『ザ・クリエイター/創造者』(2023)


VFX業界において、これほど多くの大作・受賞作に関わることは、まさに偉業と言えます。


受賞理由

山田さんは25年以上にわたり、世界の映画史に残る作品のVFX制作を支え続けてきました。

その功績の大きさ、そしてデジタルハリウッド卒業生としての後続への影響力を鑑み、「学長賞」を受賞されました。

山田さんより受講生とこれからCGを学ぶ人へのメッセージ

デジタルエンターテイメント産業は世界中の人に夢を与える大きな産業で、また生活をしていく上で欠かせないものになっています。 みなさんもハリウッド映画をやってみたい方、世界でも大人気の日本のアニメに関わりたい方。自身のアートを追求されたい方、またデジタルエンターテイメントの技術を医療や教育等多方面に広げていきたい方色々あると思います、コンピューターを扱う産業なので最新のテクノロジーに触れられるという魅力もありますが、何と言っても世界中の人に見てもらえる、楽しんでもらえる、人に貢献できる本当にやりがいのある仕事だと思います。もう勉強されてる皆さんは、自分の頭にあるものをものをどんどんアウトプットできるようになっていくと思いますがそのプロセスを楽しんでほしいと思います、それを続けていくだけで卒業時には自分でもびっくりするようなレベルに到達していると思います。


またこの先の進路を考えておられる方、まずは自分のできる範囲でいろんなことを試してみると良いと思います、そこで楽しいと感じるようならぜひトライしてみてほしいと思います。
人生は思った通りではなく、行動した通りになりますから、まず小さなところからでもとにかく動き出すことで、考え方や状況も変わってくると思いますし夢を実現させる大きな一歩になると思います。
次の世代の日本、いや世界を引っ張っていくアーティストがみなさんの中から出てくるのを楽しみに待ってます。

デジタルハリウッドから世界へ


山田さんの活躍は、デジタルハリウッドから世界の舞台へ飛び立つ道が確かに開かれていることを示しています。
VFX・CG・映画制作に興味がある方は、ぜひ学びの一歩を踏み出してください。

デジタルハリウッド東京本校では説明会を随時開催中です。

「いつかやってみたい」と思ったその瞬間が、動き出すタイミングかもしれません。

まずは説明会で、「これから」について一緒に考えてみませんか?



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