CGの技術がすごい!ライオン少年!
2020年に中国で大ヒットした映画『ライオン少年』が 5月26日に日本語吹き替え版が公開!
CG の技術がとにかくすごい ということで東京本校のスタッフも鑑賞してきました!
今回は映画の感想とCGの魅力についてお伝えしていきます。
あらすじ
舞台は中国!
片田舎で出稼ぎをしている父母の帰りを待つ貧しい少年チュン。
ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒したのは、自分と同じ名前の少女チュン。
チュンは少女チュンから獅子頭を譲り受け、
ちょっぴり情けない仲間たちと子舞バトル全国大会を目指すことを決意する。
『僕らにはたった1度のチャンスもないのか?』
この言葉が劇中の端々から伝わってきます。
つらいこと、悲しいこと、絶望…。思わず見ている私が心を締め付けられます。
チュンそんなこと言わないで!あきらめないで!映画を見ながら本当に叫びたくなるようなシーンがありました。
でも一番つらい、悔しいのはチュンだよね…。
そんな中で着実に成長していくチュンの姿に感動しました!
そもそも中国の獅子舞って…?
現在演じられる形は清の時代に確立された形。
北方の北獅と南方の南獅の系統(洪家拳の武術家で伝承され、五形拳から成り立つ)があり、競技もある。
獅子頭と前足に1人、後ろ足と背中に1人の2人と楽団で構成されている。旧正月や商店の開店祝いなどの祝いで「招福駆邪」として演じられる。
wikipedia参照
驚くほどきれいいなCGモデリング
こちらの二枚。
右側は映画で登場したリアルな獅子頭、左側は会場にでスペシャルゲストとして登場してくださった本物の獅子頭。
見比べてみてどうですか?
本当にリアルで、毛並みなどは劇中で動きに合わせてたなびいています。
このCGはいったいどんな技術で作られているのでしょう?
ZBrushを使用しているのでしょうか…?
それにしてもリアルですね…!
個性が出る動き
ライオン少年には様々なキャラクターが登場します。
年齢、性別はもちろん身長なども異なるキャラクターが多数登場します。
各キャラごとに動きが大きく変わってきており、どんな動きをしていてもそのキャラクターらしい動きをしています。
例えば、おなじように走っているシーンであってもそのキャラの個性があふれる走り方であったり、
食事シーンでも箸の持ち方から食べ方まで全然違う動きになっています。
動きでも個性を出している ってすごいですよね…!
いったいどのようにして作られているのでしょう?
舞台は2つ
ライオン少年では主人公が住んでいる田舎町と主人公が目指している獅子舞の大会が行われる都市部の2つに大きく舞台が分かれています。
田舎町の緑の豊かさと空気が澄んでいる様子、都心部のビルの立ちそびえている雰囲気。
自分の生まれ育った環境とは全く違う環境で努力しているチュンの姿に心を動かされました。
都市部での労働は過酷で、 「もうやめて!休んでチュン!」 と言いたくなります。
夢を追う暇もなく目まぐるしい日々を送るチュンから目を離せませんでした。
いかがでしたでしょうか? ライオン少年の魅力伝わったでしょうか…?
まだ見に行っていない方はぜひご覧になってみてください!
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