こんにちは!
デジタルハリウッド東京本校です。
今回はデジタルハリウッドの最高峰のCG系コース本科CG/VFX専攻をご卒業された脇田美湖さんにお話しを伺いました。脇田さんはなんと、鹿児島県からご受講され、加えて在学時にご出産をされました。遠方であっても、お忙しい環境であっても、楽しみながら受講をしてくださった脇田さん。
受講生時の思い出なども語っていただきました!
▼卒業生紹介
脇田美湖さん
本科CG/VFX専攻新スタイルクラス 22年3月卒業
現在デジタルハリウッドにてティーチングアシスタント
▼この記事の目次
CGを学びたいと思ったきっかけを教えてください
映画が大好きで、大学生の時から映画に関わる仕事ができないか、なんとか映画の製作にかかわれないか、と考えていました。ただ、映画の製作と一言で言っても、様々な仕事があり、知人からは映画で何をしたいか、を細かく決めないといけないとアドバイスを受けていました。漠然としたまま、映画とは違う仕事に就いたのですが、出産を機に仕事を辞めた時に、いいタイミングなのでは?と思い、改めて映画関係の仕事について調べました。『ハリーポッター』や『スターウォーズ』のような実写とCGを掛け合わせたものが好きだったので、CGへの道を決意しました。
なぜデジタルハリウッドを選んだのですか?
学校選びの基準はどんな人が教えているか、どれくらい成長できるかといったことでした。ほかの学校も検討しましたが、なかなかしっくり来ず決めあぐねていたところ、テレビでデジタルハリウッドの卒業生が活躍しているのを知り、デジタルハリウッドに興味を持ちました。デジタルハリウッドは現役講師による指導や、テレビに出てた方以外にも卒業生の活躍されているのを知り、通学を決めました。
実際にデジタルハリウッド本科CG/VFX専攻を受けてみていかがでしたか?
実際受講してみて、周りの方のレベルが高くてついていけるかな?と心配になることもありました。ただ、レベルは人それぞれですし、皆さんとてもいい人たちで質問しあえる環境だったので、自分も頑張ろう!という気持ちになることができました。最近も、クラスメイトがこの夏公開の映画のエンドロールに名前が載ると知り、3月に卒業したばかりでまだ数か月なのに!と驚くとともに、刺激を受けています。こういったコネクションを得られたのは何よりだと思っています。
初めての3DCG学習や課題はいかがでしたか?
動画制作はしたことあったので、自分では得意なほうだと思っていたんですね。ですが、3DCG制作は想像していたより難しかったです。知識や経験が必要で、自分の表現したいものを表現するためにはこうやればいいんだ、という引き出しが多くないといけません。ですので、3DCGは短時間でできるようになるものではないと感じました。 課題自体はお題はありつつも自由課題だったので課題が難しくてできない!と思うことはなかったです。クラスメイトがすごいものを出してくる人がいたので、がんばらないと!と思うことは多かったですね。
遠方からの参加でしたが、通学に不安はありませんでしたか?
もともとは、東京の学校近くに引っ越す予定だったんです。ですが、オンラインでも受講できると言っていただき、鹿児島県から受講することにしました。遠方だから通いにくいということはなかったです
※デジタルハリウッドでは2020年春開講のクラスよりコロナ禍を受けて授業のオンライン配信を開始し、学校での受講とご自宅での受講を好きに選べるようになりました。2022年現在も同じサービスを継続しています。
オンライン参加だからこそ、この環境でやりきることができたらかっこいい!一緒に対面していないからこそ先生やクラスメイトをびっくりさせたい!そんな思いで必死に学習しました。この頑張りは、課題の出来でしか表すことはできないと思っていたので、課題制作も頑張りました。
ご自宅での受講ということで制作環境を整えられたのですか?
学校の事務局にPCのスペックを相談して学校入学とともに全部揃えました。それまで、3DCGの学習は全くしたことなかったんです。
受講期間中にご出産されたと伺いました。子育てとの両立についてお聞かせください
第一子の子育て中の受講だったのですが、入学を決めたと同時に第二子の妊娠が発覚しました。通学する!と決めていたので、上の子は保育園に預けられるときは預け、その他の日も自営業の主人に見てもらいながら学習を進めました。2週間に1度の授業だったので授業を休みことなく参加することができました。
※脇田さんの通学された本科CG/VFX専攻のクラスは、隔週の授業と自身のトレーニングを組み合わせて学ぶスタイルのクラスを選択されました。
妊娠しながらの通学だったので、先生に相談した時は休学の道も教えてくださいましたし、つわりがきつくて休んでしまうかも、といったもしもの時の相談もしていましたが、最終的には、出産も11月で大きな課題などと被らない時期だったため、休学を挟むことなく1年で通いきることができました。
先生は、優しく休学なども考えてくれましたが、同時に、やり遂げたらすごいよね!活躍した時にお子さんに話せるね!と、鼓舞してくださり、私自身もマイペースに楽しんで受講しようと思えました。
今後の展望をお聞かせください
来年の4月から、2番目の子供も保育園に入れるようになったら就活したいと考えています。すぐ就職が難しかったので、3DCGから離れないためにも、と今はTAをやっています。後輩をアシストしながらも自分も学びが多く、受講生が挑戦している課題に一緒に挑戦してみたこともあります。作品を増やし、来年の就活に備えたいですし、入社してからも努力していきたいです。
※TA:ティーチングアシスタント。授業のアシスタントで、卒業生が後輩のクラスをアシストする制度
今後3DCGを学ぶ皆さんに向けてメッセージをお願いします
私自身、未経験者だったけど食らいつこうという気持ちで頑張ってきました。自分だけではないから頑張ろうと思って頑張ってほしいです。
授業に出るだけでうまくなると思っているとなかなかうまくはならないかもしれません。できる人は時間をかけてやっています。でもそれって好きだからやっているんですよね。クラスメイトの皆さんからも好きっていうのが伝わってきました。ですので、皆さんも、好きという気持ちを大切にして、頑張ってください。