デジタルハリウッド東京本校 ブログ

<CG>
【イベントレポート】
『CG アーティスト多田氏が伝える、海外で働くということ、 今後の業界の展望。』

2020-11-01


本記事は11月1日(日)に開催されたイベントの

『CG アーティスト多田氏が伝える、海外で働くということ、 今後の業界の展望。』

開催レポートです!

イベントに参加した方、または参加できなかった方、興味のある方はぜひご覧ください。

【はじめに】

多田学さんを招いたイベントは、毎年開催しているのですが、
今回はリアル開催ではなく、オンライン開催しました!!


普段お住まいの ニュージーランド から参加していただくという、
オンラインならではのイベント開催となりました。

当日は、イベント開催中に Twitter でハッシュタグ #セカイヲツクル1101 #デジハリ の投稿をして、
オンラインを最大限に活用した、業界により深く、そして楽しみながら開催したイベントとなりました。



【ゲスト紹介】
多田 学 (ただ がく) 氏 テクニカルディレクター
デジタルハリウッド卒業生(2期生)


広島出身、大学卒業後1997年よりLAのデジタルドメインに就職、FXやライティングアーティストとしてアイロボットやスタートレックなどの大作に従事し、2004年よりニュージーランドのWETAへ転職、ライティングをメインにキング・コング、アバター、猿の惑星3部作、ホビット、移動都市/モータル・エンジン、キャプテン・マーベルなどのハリウッド映画などのハリウッド映画のVFXに携わり、現在独立してフリーやオンラインアートスクールを運営している。
多田氏個人サイト:http://gakutada.com/
VEDAオンラインスクール:http://veda-online.com/

【海外で働くこと】

3DCGで仕事をすること、現在と未来について
そして


1、どのような 職種 があるのか?

2、どのような 内容 なのか?

3、どうやって 仕事を得る のか?


の3つを主にお話しいただきました。

1、どのような職種があるのか?

3DCGアーティスト には、どのような仕事があるのか
CGが使われる場面は多岐にわたります。


 ・映画 VFX アニメーション CM PV

 ・ゲーム

 ・建築 プロダクト 医療など ビジュアライゼーション

 ・広告 グラフィックデザイン

 ・アート インスタレーション 絵画など


日本だと、最近話題の アニメ にもCGが多く使われていますね!
ゲーム業界や映画業界ではもちろんのこと、 CG は欠かせない存在になっています。


多田学さんからの
「今回来場してくださっている皆さんは、CGを勉強してどれくらいですか?」
という質問に対し


チャット欄ではCG4年目や3年、1年目の幅広い参加者がいました!
オンラインならではの盛り上がり方でした。

2、世界のCG分布

海外 ではどの分野がどこで広がっているか
地域によって分かれているのが特徴的です。(※参考:Artstation


----------------------------------------------

Artists部門

 1位 Los Angeles

 2位 Moscow

 3位 Sun Paulo

----------------------------------------------

主にアメリカの場合は フリーランス が多いので、
映画で作成したCGのワイヤーフレームなどを自分の作ったもの(著作物)として、
Artstation へ投稿することができるというのが日本と異なる点です。
そこから ジョブオファー がきてお仕事につながることも。


----------------------------------------------

Game Studios部門

 1位 San Francisco

 2位 Los Angeles

 3位 Paris

----------------------------------------------

  おしくも...4位 Tokyo (僅差でした!!)

東京(日本)はゲーム系が強く 、映画系に行きたい人は海外へ。という傾向もあるようです。
働きたい業界によって目指す地域まで変わる点は作り手としても気になるところです。


----------------------------------------------

VFX Studios部門

 1位 London

 2位 New York

 3位 Los Angeles

----------------------------------------------

プロダクションの数になると、LondonやNew Yorkが入ってくるなど、分布がかわります。

3位までにランクインしてないですが、Montrealや1位のLondonは
都市がCGプロダクションを誘致していたりと分布が特徴的でした。

3、WETAについて


多田さんだからこそ!
WETA について詳しくお聞きしました。

WETA とは・・・  WETA DIGITALWETA WORKSHOP が一緒になってやっている会社


『 WETA DIGITAL 』 = 3DCG系の部署  (※参考:Google Map)


『 WETA WORKSHOP 』 = ミニチュア、コスチュームを作る部署  (※参考:Google Map)



WETA DIGITALの名前が大きく世間に知れ渡ったのは、
映画『ロード・オブ・ザ・リング』がきっかけでしたね!
WETAは『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台にもなった ニュージーランド に会社があります。



セミナー中に 多田さん GoogleMap を開いて
WETA周辺を 疑似旅行 (上の画像のようにみせてくださいました!)したのも印象的でしたが
住宅街にあり、複数のスタジオに分散して配置されている形式になっていました。
ちなみにピーター・ジャクソン氏の家も街並みに溶け込んでいました。


WETA DIGITAL は1500人規模のスタッフが在籍しており、
体制も以下のように分かれています。

-----------------------------------------

Co ncept Art
PrevisAnim
Camera
Modeling
Layou
Rigging
Animation
Effect
Shoding
Texturing
Lighting
Matte Paint
Compositing
Progrmmer

-----------------------------------------


分業制 と聞くと少しみんなそれぞれで固まっているのかと思いきや
制作工程のなかでモデラーさんと話す機会 もあるそうです。

4、GAME INDUSTRY


日本の会社は、ソニー/任天堂/バンダイナムコ/スクウェア・エニックス/コナミ など、
海外でも有名なゲームで有名な会社が多く存在します。(※参考:https://newzoo.com/


中でもいま話題の Unreal Engine について注目している話題になりました。
Unreal Engine は、リアルタイムでCG映像を作成することできるもので、
ゲーム ももちろんのこと建築や、VFX の分野でもとても 注目度が高いソフト です。

※マンダロリアンの作品をもとに解説いただきました!
┗メイキングはこちら (※参考:3dtotal


中でもリアルタイムレンダリングができることによって
大型ディスプレイに背景を映し出し撮影する映画 も多く制作されています。

5、ポートフォリオについて

「 多田さんの考える 良いポートフォリオ・デモリールの特徴 」

①熱量が高い

②オリジナリティがある

③簡潔である


技術的なものを見せる人はたくさんいるけれど
1つ1つの
作品に対して向ける 熱量 アーティスティック なところを見ていたりするそうです。

いかに 没頭 できるか、そこまで作品を持っていくことができるか。
楽しさ をどこまで見出すことができたか。
相手に伝わるものを見せれることが大事 だと 多田さん はおっしゃられていました。


いかがでしたか?


海外のお話や日本の話、様々なことをこの機会だからこそ聞けたこともありました。
今まで当たり前だったことが新しく変わるタイミング がやってきているかもしれません。と
常々お話していただきました。


今後のCG業界の成長や変化も楽しみですね!

▼2021年4月開講クラスへ
ご入学をご検討の方はまずはスクール説明会へ!

担当のスタッフがみなさんの疑問に1対1でお答えする『スクール説明会(無料)』を実施しております。
学校・コース/カリキュラムの詳細をお伝えさせていただくことはもちろんのこと、ご通学に関してやご受講料のお手続きについてのご相談も承ります。

みなさまからのご予約をお待ちしております。
※連日みなさまからのご予約を多数いただいており、ご予約が取りずらい状況となっております。
 ご予約は、ご希望日まで余裕をもってお手続きいただきますようお願いいたします。


スクール説明会はこちら

その他の東京本校のブログ

BLOGS