CG業界のいまとこれから。
”テレワーク”、”リモートワーク”
という言葉があふれた昨今
どこの業界でも様々な影響がありました。
では実際に
CG業界
ではどのような
影響 があり
そもそも
CG業界の働き方とはどんなものなのか
プロの二人が
CG業界
で活躍するまでのお話などなど・・・!
デジタルハリウッド卒業生
で
現在
株式会社ステルスワークス
で最前線で働いている
プロ
にきいてみました。
▼リモートワーク/テレワークのお仕事
宮下
:
自宅のPC
から
会社のPC
に
アクセスして作業
をしています。
メリットは移動時間!会社のPCを遠隔で操作しているので
家のスペックも関係ない
ところ。
デメリットはあくまで通信しているので
操作のラグが発生したり、解像度が少し下がったり
はあります。
でも
新しい働き方
として1つ+になりましたね。
米岡
:
選択肢が増えた
なと思っています。
会社に
ワークスペース
があれば
様々なクリエイターが参加することができる
と思う
雇用という機会も以前より増えるのではないかと思っています。
リモートワークが当たり前の時代
が来たときCG業界は
働き方
を 選択 できるようになるのではないでしょうか。
▼業務での様々な影響について
米岡
:仕事のキャンセル、予定していた仕事の
後ろ倒し
とかはありますね。
けどCGという分野は
リモートワーク
ができるから
制約
はあるけれど、
仕事はできている状況
です。
これから
CG業界
は
暗い未来ではない。
自宅にこもらなきゃいけない環境
で何をするかってなると
映画
見たり、
動画
見たり、
ゲーム
したり、自分が動画を配信するとか。
そういう
コンテンツ
はこれから
伸びていく。
今3DCG業界ではたらいている中で大変じゃないことはないけど
CG業界では続けていけることがたくさんある。
▼CGの魅力について
米岡
:コンテンツを消費する側から作り出す側にいけること。
たくさんの作品に関わって、世にでたとき視聴者がすぐ
リアクション
をとってくれる。
自分がこれをつくったといえること
は
うれしい
です。
大きなコンテンツを作るときは
そろった環境で勉強できる
ことはとても大事
3DCGってどこで使われているのかといわれると
多岐にわたっていて。
教育・エンタメ・医療・アート。
CGはたくさんあふれています。
成功
も
失敗 もよい経験として、
経験
を
お金
をにかえることができるんです。
かっこいい映像
は
なんでかっこいいか
、
かっこわるい映像
は
なんでかっこわるい のか。
それは
今まで見てきたものが生かされる
ので、仕事として裁量が増えますね。
宮下
:
CG
は
できることが無限
で、
何でも作ることができる
。
頭の中にあるものをそのまま形にできるんですよね。
できることがたくさんある分、むずかしいこともたくさんあるけど。
知識や経験
は
CGでなくても他でいきていく
ものがあって、
技術も感性も養うことができる
。
仕事としてやっていく上で
CGできる
って
かっこいい と思っています。(笑)
普段見ている映像とかどうやってできているのか?という裏から自分が関わることができる。
男の子なのでロボットを操縦してる感覚じゃないですけど。(笑)
ちょっとそういう感じ、たのしいですよね!
今まで
仕事=お金を稼ぐこと
だと思っていたけど
それだけではなくて
仕事=楽しい
になった。
楽しみながら仕事ができる
っていいですよね。
▼デジタルハリウッドを選んだ理由
米岡
:CGを題材にした作品が多くあったのですが
CG作品に触れたとき
デジハリの作品は質が違う
とおもったのがきっかけです。
宮下
:CGに興味をもったとき、本で勉強していました。
エフェクトやりたい!
という気持ちで始めました。
でも買った本は中を開いてみればモデリングの本で。
今は
モデリングが大事なのはわかる
んですが、
当時エフェクトをやりたかった自分は
「これ必要?」
っなっちゃって。
CGについて
わからないことが増え、距離を置いてしまいました。
大学3年生になって、
就職活動のタイミングで映像は好きなのは変わらず でした。
もう一回CGへの勉強を意識したとき、
CGWORLD
に
デジハリの広告を見つけて再度挑戦することにしました。
▼卒業後について
米岡
:3DCGというのは
テクニカル
なことと アート
の融合だと思っていて。
覚えることがとにかく多いです。
一つを突き詰めてスペシャリストになる傾向が日本でも海外でもある風潮で
自分だけでは頑張れない時が来るんですよね。
仲間と情報をシェアしたり、SNSを駆使して無理せず自分ができることは突き詰める。
できないことは仲間に頼る
。
宮下
:知識がない中で 技術的な知識 をつけることをがんばった。
仕事をしていると爆発一個作れても仕方ないんですよね。
そのシーンにあう爆発を作らなくてはいけない
んです。
基礎
をまた勉強して、
感性
という部分を勉強中。
そして、
自分にしかできない表現
も模索しています。
▼未経験の方が感性や観察力を養うには?
米岡
:CGを勉強するってことは、少なからず映像の道にくるということだから
映画 や、
ゲーム
とか コンテンツ
に触れるのがいいと思います。
面白いものも面白くないものもちゃんと見ておく
というのが大事。
「どうやったらよくなるか?」
というときに
今まで見てきたコンテンツから引き出せる
ときがあります。
宮下
:
インプット
と
アウトプット
。
なんでもいいから
アウトプット
していくと
自分の好み
や
足りないこと
が見えてくる。
いかがでしたか?
このような状況下でたくさん考えさせられることがありました。
これから様々な変化をしていくであろう世の中でCG業界の未来は明るい。
みなさんも
CGに触れる機会
が増えていくのではないでしょうか?
――そしてやっぱり。
CGできるって、純粋にかっこいいですよね!
CG業界の今について。これからについて。
プロからの言葉はとても感慨深いものでした。
米岡さん、宮下さん
ありがとうございました!
<デジタルハリウッドスタッフ一同>
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米岡 馨氏 Kei Yoneoka
1976年生まれの山口県出身。2001年早稲田大学第二文学部卒。同年デジタルハリウッド卒業。アニマ(旧笹原組)からキャリアをスタートし、フリーでアニマロイド、デジタル・メディア・ラボ、株式会社オムニバス・ジャパン、OXYBOT株式会社などの著明プロダクションを渡り歩いた後2011年ベルリンのPIXOMONDO、2012年にバンクーバーのScanline VFXでハリウッド作品に関わる。その後帰国し2016年StealthWorksを設立し今に至る。2019年StealthWorks台湾を設立し事業拡大中。
StealthWorks FX Reel 2018:https://vimeo.com/282235684
宮下 知己氏 Tomoki Miyashita
1996年生まれの埼玉県出身。2019年に法政大学文学部卒業。大学在学中にWスクールにてデジタルハリウッド東京本校 本科CG/VFX専攻に通学、卒業。
在学中にStealthWorksのインターンで映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の制作に関わる。大学卒業後、同社に所属し今年で2年目となる。
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