デジタルハリウッド東京本校 ブログ

本科UI/UXD専攻で大切にしている学び~UX編~

みなさんこんにちは。

東京本校スタッフの小島です。


デジタルハリウッドでは、社会的なニーズの高まりを強く感じ、また未経験者の方がUXの概念をきちんと身につけたデザイナーになってほしいという思いから本科UI/UXD専攻という専攻を設置しています。

UXを中心に据えたコースを設置した背景と、どんな内容のカリキュラムなのかをご紹介します。

"まずはUX"の言葉の意味を知ろう!

まずは、UXはユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、「ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験」を指します。言葉で聞いただけだと何とも…なので、実例を用いて紹介していきます。


「サードプレイス」をコンセプトに、オフィスでも家でもない「少しだけリッチな店舗体験」を提供するスターバックスコーヒー


みなさんはどんな理由でスターバックスに行きますか?
コーヒーがおいしいから?
落ち着いた空間が好きだから?おしゃれだから?
スターバックスでは、単にコーヒーが売っている以上の空間作りを「UXデザイン」の観点から作り上げています。より詳細に書かれている記事があるので、一緒に見ていきましょう。

「これまでのカフェやコーヒーショップでは、店員さんにレジでお金を渡して、トレーに載ったコーヒーを受け取るといった流れが一般的でした。スターバックスはその常識を壊し、「バリスタ」と呼ばれるコーヒーの専門家が商品を提供することにこだわっています。カウンターで待つ間にコーヒーが注がれる様子を見ることで、自分のもとに商品が届けられるまでの楽しみを演出します。おしゃれな店内はコーヒーをゆっくり楽しめるようインテリアが設計され、コーヒーの提供から実際に味わい、店を出るまでの体験作りを店舗全体で実現しています。

引用:CREATIVE VILLAGE ~ユーザーエクスペリエンスとは?初心者にもわかる事例で解説~(https://www.creativevillage.ne.jp/19831


スターバックスのブランドイメージはこのようにして確立されてきたのですね。

ユーザー同士が「信頼」し合うためのUXデザインアプローチ

「私たちのミッションは、世界中の人々がどこにでもいられるようにすることであり、そしてそれを可能にすることのひとつが「信頼」なのだ。引用:root inc. ~Airbnbのユーザー同士が「信頼」し合うためのUXデザインアプローチ~(https://ic-root.com/blog/airbnb-designing-for-trust/)」

これはAirbnbの創業者、Joe Gebbia氏の言葉です。
Airbnbは“空いている家や部屋を貸したい”人と“宿泊したい”人とをマッチングするサービスです。
赤の他人に自分の家を貸し出すというこのサービス、あなたなら自分の家を他人に貸せますか?


たしかにお互いに「信頼」があればできそうですね。「信頼」をデザインで作り出すという、一見不可能と思える難題を可能にしたサービスがあります。

なぜUXを学ぶのか

UXデザインとは非常に広範囲に及ぶ概念です。

端的に言えば、ユーザー視点で設計やデザインを考えること、ユーザーへの気遣いの具体化、気づきの提供ともいえます。

モノや情報があふれている今の時代だからこそ、ユーザーの心をとらえる「体験を売る」時代になり、効果を上げるための手法を考えるうえで「UX」が注目されています。

Webサイトやアプリをデザインする授業であっても、「UI」ありきの見た目優先ではなく、最適な表現としての「UI」を採用できるデザイナーになってもらいたい、そんな思いから「UX」の授業を取り入れています。

サービス企画を通し「UX」を意識する

ではどのように「UX」を理解してもらうか。「UX」の概念を知識としてインプットすることにとどまらず、0らサービスを考えてもらうお題を通し、「UX」を意識していきます。

どんなサービスにするかの検討、決定、プロトタイプと公開までに様々なフェーズがありますが、その都度、ユーザー視点に立つ練習をしていきます。

サービス企画における考え方と代表的な手法

具体的な手法に移る前に、起業やサービスの新規事業(スタートアップ)の立ち上げにおいて大切な「リーンスタートアップ」という理論を知ってもらいます。

「リーンスタートアップ」とは無駄なくコンパクトな状態からスタートし、少しずつ改善を行っていく起業や新規事業などの立ち上げのためのマネジメント手法です。この考え方を学ぶことによって、考えるだけで立ち止まってしまうことがないよう、また最初のアイデアに固執したり、作ることに一生懸命になって本質を見失ったりすることがないようにしていきます。


<学んでいく主な手法>

  • ペルソナ設定:アプローチしたい相手がどんな人なのかをより深く設定します。
  • カスタマージャーニーマップ:設定したペルソナがどのような心情で、サービスを利用するかを描いていきます。
  • リーンキャンバス:ビジネスモデルを9つの要素に分けて考えるフレームワークです。
  • ペーパープロトタイピング:「デザインスプリント」と呼ばれるデザイン上の問題を解決するために、短い期間で高速にプロトタイピングを作成し検証を行い、手書きでアウトプットを数多くこなしていきます。
  • A/Bテスト:より効果の高い成果を出せる方法を検証していきます。

実務に近く、習慣化できる学び方

「考え方」や「取り組み方」を重視し、ユーザーの立場について「考える」行為を習慣化できるよう、ディスカッションやワークショップスタイルの授業となっています。

また、サービスもチームで企画し、実務に近い形で学んでいきます。

そして、最後にはひとりひとりが自身の企画について発表することで、グループ全員で考えたサービスが、少し視点を変えるだけで個々に個性のある独自のアイデアが加わり、互いに視野を広げることができる仕組みとなっています。

企画からデザインへ

こうして、ユーザーの立場について考えて、考えて企画に落とし込んでようやく、デザインをしていく過程に入ります。UI/UXD専攻という名の通り、考えた企画をきちんとUIに落とし込むところまで授業で行います。さらに、A/Bテストを行うなど、デザインをして終わりではなく、ユーザー視点で考える作業も続くのです。

多くの表現方法を学ぶからこそ、何が適切かを考えられるように

UI/UXD専攻では、グラフィックデザイン、Webデザイン、アプリデザイン、映像、プログラミング…と、あらゆる表現方法を学びます。だからこそ、自由課題である卒業制作はもちろんのこと、卒業後の仕事で制作をしなければならないとき、どういった課題を解決しなければならないのか、そのためにはどういったサービスが適切なのか、そのサービスの向こうにはどんなユーザーがいるのか・・・、そういったことを考えられるデザイナー/ディレクターになってほしいと考えています。


デザインスキルを身に着けることはもちろんのこと、ユーザー視点についてもしっかり考えられるデザイナーを目指して、学んでみませんか?

▼本科UI/UXD専攻

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2017年9月よりコース名の変更、カリキュラムの改編を行い、本科UI/UXD専攻 クリエイティブコーディングおよびインタラクションUIコースとして生まれ変わりました。

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