「コンペ」とは複数名が参加する競技会
デザインや動画のお仕事を始めると「コンペ」という言葉をよく耳にするようになります。企業や自治体が主催者となり、1つの企画(課題)に対して複数の作品の提出を募り、そのなかから優秀な作品を選ぶのが「コンペ」です。選ばれた作品は商品化されたり、制作者には報奨金が出たりします。
このたび、教材や課題ではない実際のクライアント(=依頼主のこと)からWebサイトリニューアルのご相談をいただき、Webデザインを学ぶ受講生と卒業生が参加してコンペを開催することとなりました。
デジハリだからできる”複数拠点”での合同開催
今回のクライアント様は四国をフィールドに活動されるNPO法人様。STUDIO千葉/松山からお声をかけていただき、私たちSTUDIO高松も参加して3校舎での合同開催となりました。
参加者は在学中の方から既に卒業済の方まで、希望すれば誰でも参加できるのがデジハリコンペのいいところ。今回は居住地もバラバラなので、コンペ期間を通じて全員がオンライン環境をフル活用して取り組みました。
ご存知の方も多いと思いますが、Web業界はコロナ禍前からオンライン環境の活用やリモートワークが進んでいた業界です。これからWeb業界を目指すデジハリ生が、実際にその業界で仕事をする前段階からオンライン越しでの要件ヒアリングやプレゼンに取り組める絶好の機会となりました。
なんと高松校卒業生の作品が最優秀作品に!
Webデザイナー専攻を卒業してから約半年の間、地道にコツコツとスキルアップを継続してきた高松校卒業生のAさんの作品が見事に最優秀作品に選ばれました!
Aさんは平日は会社員としてフルタイムでお仕事をしています。コンペ期間中は夜間に開催されるオンラインミーティングにも毎回参加し、クライアント様とのコミュニケーションにも積極的に取り組みました。
コンペ概要
▼NPO法人DAIS様 サイトリニューアル
「NPO法DAIS様」のコーポレートサイトのデザインを行いました。コンペ対象は、トップページと下層のサービス紹介ページ。担当トレーナーと一緒に、クライアント様へのヒアリング〜ワイヤーフレームのプレゼン〜デザインのプレゼンまでを行いました。最優秀作品をメインデザインとして実際にサイトリニューアルを行い、現在、実運用されています。
★コンペ参加者:9名
★プロジェクト期間:1ヶ月半
★Webサイト(実運用中):DAIS-Project_NPO法人DAIS 公式ホームページはこちら
《卒業生Aさんのコメント》
在学中は卒業制作でのデザインに行き詰まり、とても苦しい思いをしました。Webサイトデザインを苦い経験のまま終わらせたくないと思って、今回のコンペに応募しました。コンペに参加することで何か変わるかもしれないし、変わりたいとも思っていました。
オンラインミーティング1回目のキャッチコピーの発表、2回目のワイヤフレーム発表をした際に、クライアント様の想いを汲み取れず、またしても歯がゆい思いをしてしまいました。そこで、2回目の発表後に原点に立ち返って、キャッチコピーからとことん考え直しました。
その結果、自分が「これだ!」と思ったキャッチコピーを作り出すことができ、そこから自分でも覚醒したような感覚がありました。 (知恵熱を出しながら頑張りました。)
クライアント様の素敵な想いが込められたWebサイトです。多くの方に見ていただけると嬉しいです!!!
まとめ:コンペに参加して在学中から実案件に取り組もう!
準備された教材や課題で基本的なスキルを身につけたら、勇気を出してコンペに参加してみることを強くおすすめします。リアルな現場コミュニケーションから情報設計・デザインスキルなどを高めることができますよ。デジハリの校舎が主催するコンペでは、担当トレーナーやクライアントからのフィードバックももらえるので、これからのWeb業界で仕事をしていく実践的な力を在学中から自分のものにしていきましょう。
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