デジタルハリウッドSTUDIO高松 先輩の声

【レポート】サンポート高松トライアスロン2022の映像配信ボランティアに参加しました!

2022-07-04

実は、高松市の市街地はトライアスロンの競技コースになるんです!

「市民の力・街の力で日本一の”まちなか”トライアスロン」を目指して2010年から開催されている大型スポーツイベント「サンポート高松トライアスロン」。2022年7月3日(日)に3年ぶりに開催されました。

高松港でスイムして、デジハリ校舎のすぐ隣を走る片側3車線の幹線道路(しかも国道!)をバイクで走って、瀬戸内海に突き出た美しい灯台をめぐるラン。市街地が競技コースになる、日本でも珍しいトライアスロン大会です。


サンポート高松トライアスロン2022 公式ホームページはこちら

今回、地元高松のIT企業様・専門学校様と一緒に、デジハリ高松の在校生・卒業生が映像配信ボランティアとして参加させていただけることになりました。


私たちのミッションとは?

5G通信などのICT技術と市民のチカラでウィズコロナ時代の新しいスポーツ観戦、新しい応援スタイルの実現に取り組むことです。今回は 3つのミッション をみんなで協力して遂行しました!


サンポート高松トライアスロン2022 公式ニュースリリースはこちら

【ミッション1】
みんなで配信!市民ボランティアによるYouTubeライブ配信

誰にとっても初めての試み!スマホを片手に競技コースへ繰り出して迫力ある映像をYouTubeでライブ配信します。本番の約1ヶ月前から打ち合わせを重ねて、いざ本番。
心配していた当日の天候は、連日の猛暑から一転して小雨混じりの曇り空でした。


  • ※校舎はライブ配信の中継基地。早朝5:50にオープンして配信の準備を始めます。
  • ※撮影班は6:00集合。専門学校生と社会人(デジハリ在校生・卒業生)で混成チームを編成して活動スタート!

5つのチームに分かれてそれぞれの持ち場へ向かいます。現地で撮影に使うのはスマホとジンバルのみ。大きな機材がなくても、これらがあれば手軽に迫力ある映像を撮ることができます。
レースが動くにつれて、撮影ポイントも徐々に変化します。スマホやPCの向こう側でライブ中継をご覧になっている方に新しいスポーツ観戦を楽しんでいただけるよう、スマホだからこそできる低い視点からの撮影をしたり、私たちが見所を探してあちこち移動したりしました。


  • ※撮影現場と中継基地とコミュニケーションにはSlackを使用。
  • ※バイクの最終ストレートをコース真正面から撮影するべく待機中。

ライブ配信の中継基地はデジハリ高松の校舎。普段は学びのために使用しているPCが映像データ受信用PCとして大活躍!
スマホから同時に届く複数の映像データを器用にスイッチするのは、デジハリ高松のトレーナーと卒業生。競技やコースを紹介してくれるアバターの声優さんとの息もぴったりでした。

そして、大きなトラブルもなくライブ配信は無事終了。配信した時間はなんと4時間40分。
当日のアーカイブ映像(YouTube)をぜひご覧ください!

【ミッション2】
みんなで応援!ランコースでのリモート応援 

リモートワークやデジハリのオンライン指導でもお馴染みのオンライン会議システム「zoom」。この双方向でコミュニケーションできる仕組みを使って、ランコースに沿ってモニターを設置して選手をリモートから応援しようという試みです。モニターに気づいた選手が、モニターの向こうから声援を送ってくださる方へ手を振る姿がたくさん見られました!


  • ※段ボール製の簡易ドームにモニターを1台ずつ設置します。ドームの組み立てが難しかったね!専門学校生さん頑張りました!
  • ※他のボランティアスタッフも興味津々。今回のチャレンジをきっかけにボランティア同士の会話も弾みました。

【ミッション3】
交差点の真ん中の360°カメラとローカル5Gでバイク競技をVR観戦

大会前日に次々と校舎に運び込まれる大きな荷物。なんと競技コースのど真ん中に360°カメラを設置し、迫力ある映像を体感するライブ体験ボックスの資材です。
時速30キロ以上のスピードで左右を走り抜けるバイクをソファに座って観戦しようという何とも大胆なミッションに私たちもワクワクしっぱなし。カメラが路面近くに設置されていることもあって、手が届きそうなところをバイクが通り過ぎるVRならでは迫力に思わず歓声が上がりました。


  • ※枠組みから一つずつ丁寧に組み立てられていきます。
  • ※ライブ体験ボックス完成!もちろん空も投影されます。

大会公式サイトをご覧になった一般のお客様がVR体験に来てくださいました。お一人ずつライブ体験ボックスに入って、バイク競技を交差点の真ん中にいる気分で体感。大興奮のご様子でした!
このように、大会中の校舎内は一般のお客様、企業の関係者様、大会関係者様、そして映像配信チームと大変多くの方で賑わいました。


参加者からの声をご紹介します!

  • デジタルとかクリエイティブな何かを学ぼうと入ったデジハリで、地域やスポーツとも関われるなんて思ってもみませんでした。デジハリでの学びを今後、どのような分野でいかせるかな~と、自分の視野を広げるきっかけになりました!(デジタルハリウッドSTUDIO高松 Webデザイナー専攻在校生 K.M)
  • 地元のBigイベントの撮影隊をさせて頂いて私のBigな経験になりました。地元から発信!!1つ実現しました。(デジタルハリウッドSTUDIO高松 ネット動画クリエイター専攻卒業生 Y.H)
  • 皆さんがカメラアングルの工夫をしていて、スイッチングをするのが楽しかったです。中でもラストの記念撮影シーンは最高!これはボランティアとして参加したからこそ撮れた画だと思います。貴重な体験になりました。(デジタルハリウッドSTUDIO高松 ネット動画クリエイター専攻トレーナー 大河原弘貴)
  • 5G通信対応機器でレースを撮影し、3Dアバターを使ってYouTubeライブで配信する。コース上の360°カメラ映像をデジハリ本部でVR観戦し、Zoomを使ったリモート応援も!すべてが新鮮で驚きと感動の連続でした。最新のデジタル技術を体感できる貴重な機会をありがとうございました。(デジタルハリウッドSTUDIO高松 事業責任者/マネージャー 原田慎一)
  • この度は、サンポート高松トライアスロンのYouTubeライブ配信という場に参加させていただきまして誠にありがとうございました!高松の中心を舞台にしたトライアスロンという競技の中で、ライブ映像配信をさせていただいた経験は、貴重な価値のあるものになると確信しています。また、大会自体を立ち上げられた方々のイベント自体のクリエイティブ力を見習って、良いクリエイターになれるよう邁進していきたいと思います。(専門学校穴吹デザインカレッジ 髙橋潤様)
  • 協働したみなさまのおかげで、「5G」と「市民のチカラ」をテーマとした実験の成果が、視聴者のみなさまへのライブ映像配信や選手へのリモート応援という形で実を結び、大会に寄与できたことは大変嬉しく存じます。(株式会社STNet 経営企画室研究開発部 部長 飯島志人様)
  • 2022年7月3日。大会での選手・市民ボランティアと街の輝きをライブ配信、リモート応援、ライブ体験ボックスで表現するチャレンジを、このプロジェクトで初めて出会った市民ボランティアの仲間たちと一緒にやり遂げたこと。本当に嬉しく思います。ありがとうございました!(サンポート高松トライアスロン大会実行委員会 映像DXプロジェクト プロジェクトリーダー 野口英司様)

あとがき

地元高松で3年ぶりに開催された「サンポート高松トライアスロン2022」。私たちWebクリエイター養成スクールにとって、最新のデジタル技術に直接触れることができる大変貴重な場となりました。
最先端のデジタル技術と斬新なアイデアを惜しみなくご提供くださった株式会社STNet様、私たちと同じ志を持ってWebクリエイターを目指す穴吹デザインカレッジ様、そして、このような素晴らしいスポーツイベントへの参加をお声かけくださったサンポート高松トライアスロン大会実行委員会様。この場を借りて厚く御礼申し上げます。


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