デジタルハリウッドSTUDIO高松 先輩の声

【卒業生】こだわったのは「Web業界」と「東京」への強い思い。地方から東京のWeb制作会社への就職を決めました。

2022-05-14

Webデザイナー専攻
(2022年1月卒業)

M.S さん 24歳/会社員

香川県在住

Q.入学したきっかけを教えてください。

幼いころから絵を描くことが好きで、学生時代にもイベント企画や文化祭等でのものづくりにも積極的に参加。形あるものを作ったり、クリエイティブな活動に以前から興味がありました。
新卒で就職するとき、一旦は自分のなかで区切りをつけたつもりでしたが、いざ就職してみたらそれまで興味があったことに一切関われなくなってしまいました。「一生このままの仕事でよいのか?50歳になったときに後悔しないか?」と自問自答する日々。何とか関わる方法はないかと調べているうちに、Webデザイナーという職業があることを知りました。


その頃、私は大阪の不動産関連企業で法人営業を担当していました。仕事を続けながらさっそく他のスクールでWebデザインを学び始めたのですが、当時は仕事が忙しかったこともあり、仕事と学びの両立に苦しみました。このままでは両方ともが中途半端になってしまう。それは絶対に避けたい。

そこで、私は思い切って仕事を辞め、全力でWebデザイナーを目指そうと考えました。改めてスクールを探すうちに、実家のある香川にデジタルハリウッドSTUDIOが開校したことを知りました。両親の理解もあり、実家に身を寄せながらSTUDIO高松で学ぶことにしました。


Q.受講期間中はどのような生活を送ったのですか?

私は自分のことを「追い込まないと頑張れないタイプの人間」だと分析しています。
なので、仕事を辞めることによって背水の陣となる環境を作りました。そして、受講期間中もほぼ毎日校舎へ通いました。


Q.そうは言ってもモチベーションの波はありますよね?どのように向き合ったのですか?

私の対処方法は「自分が一番なりたくない将来を想像すること」でした。対処のやり方は人それぞれだと思いますが、私にはこれが一番効果ありでしたね。

それともう一つ。前職の先輩の言葉をいつも意識するようにしていました。それは「人は一度怠けたら階段を踏み外すか、落ちてしまう。階段がどんなにきつくても、下の段に足を置いてしまわないように」という言葉。正直なところモチベーションが下がりそうなときもありましたが、そのたびに先輩の言葉を思い出しました。「今、自分は一つ下の段に足を置こうとしていないか?」と。そこから、また前を向いて頑張れたと思います。


Q.6か月でどこまでできるようになったのですか?卒業制作を見せてください!

卒業制作では、学生時代のアルバイト先の飲食店のWebサイトを制作しました。コロナ禍の影響による営業スケジュールの変更を常連のお客様に発信すること、そして、観光地の立地を活かして新たな集客すること。この2つの課題を解決するためのWebサイトです。何度か実際に足を運んで店主と打ち合わせをしたり、写真撮影も自分で行いました。


→卒業制作のWebサイトはこちらをクリック(動く暖簾に注目!)

Q.卒業後の目標は?

東京のWeb制作会社へ就職することでした。STUDIO高松での学びをスタートしたときから強く意識していました。そして、就職活動の結果、目標としていた東京のWeb制作会社への就職が決まりました。


Q.どのように就職活動に取り組んだのですか?

活動を始めた当初は、転職エージェントを介して25社ほど求人への応募をしました。時間が経つにつれて(私のケースでは)自分自身で動いたほうがよいと判断し、その時点から直接企業へ応募するスタイルに変えました。今回就職が決まった企業へも自分自身でアプローチしました。私自身が直接動いて活動することで、やる気も本気も先方へダイレクトに伝わったように感じます。

2022年1月末にWebデザイナー専攻を修了し、2月に入ってから約3週間かけて就職活動の準備をしました。STUDIO高松にはキャリアコンサルタントの資格を持つスタッフがいるので、履歴書や職務経歴書を添削してもらったり、自己分析につながる面談も受けました。実際に企業への応募を始めたのは2月末頃で、そこから選考が進んだのは3社。いずれも東京の企業だったので、選考はオンラインで行われました。

そして、第一希望の企業から内定をいただきました。


Q.内定の決め手となったエピソードを教えてください!

私が応募したWebデザイナーの求人には私以外に複数名の応募があり、しかも他の応募者はWebデザイナー経験者だったようです。有利な状況ではありません。しかしながら、選考の過程で業界未経験の私にもチャンスが回ってきました。「ポートフォリオの他に、直近数週間で制作した制作物を追加提出してほしい」とのこと。後にうかがったところ、経験者からの選考が難航したため、業界未経験の私にも声をかけてみようとなったそうです。

私は就職活動の傍ら、既存のサイトをピックアップして自分なりにリニューアルする制作を自己研鑽のために続けていました。全部で4サイト分。応募先企業へは、制作物だけでなくコンセプトや課題、改善点を言語化して付したものを添えて提出しました。すると、提出後数時間で内定の連絡が届きました。


Q.入学を検討されている方へのメッセージをお願いします。

いま悩んでいる人は、自分で何かをやりたいと思っている人ですよね。いま行動を起こさなかったら、これからもずっと心にひっかかり続けるのではないでしょうか?
自分が「やってみたいこと」や「なりたい姿」に少しでも興味を持てたことは、あなたにとっての財産と言えると思います。臆せずに早く行動を起こすことで、失敗してもやる気次第でやり直しもきくから、自分の望む道を迷わず進んでもらえたらと思います。


編集後記:

M.Sさんから最初にSTUDIO高松へ受講相談をいただいたのがちょうど1年前。そこから、退職、転居を経て、やっとSTUDIO高松で学びをスタートできた日の晴れやかな表情がとても印象に残っています。卒業制作では思い入れのある学生時代のアルバイト先の課題解決につながるWebサイトを制作し、店主様だけでなく当時の仲間からも大きな反響があったとのこと。今年のGW明けから、目標であった東京のWeb制作会社の一員として新しいキャリアをスタートされました。東京でしっかり経験を積んで、またいつの日かトレーナーとしてSTUDIO高松に戻ってきてくれることを願っています。


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