コピーライティングって何ですか?
コピーライティングとは「コピー」を「ライティング」することです。本当です。
この場合の「コピー」とは複写機でコピーする意味のコピーではなくて、一般に「広告のための文章や文言」を指します。
では、Webクリエイターを養成するデジタルハリウッドでなぜコピーライティングの勉強会を開催したのでしょうか?
それは、多くのWebサイトや動画が制作依頼主の「商品を売りたい」「社名を知ってほしい」などの課題を解決するために使われるからです。制作スキルやデザイン性、機能性もそれらの課題を解決するために必要ですが、言葉も大切な要素のうちの一つです。
そこで今回、地元香川県を中心に活躍中のプロのコピーライターを講師にお招きし、受講生・卒業生そしてトレーナーも参加して勉強会を開催することとしました。
その名はズバリ「UDON copy writer」
講師紹介:
大鹿 一也 氏
東京で編集者・ライターそして営業マンを経験ののち香川へUターン。現在、フリーランスとしてコピーライターやマーケティング担当など複数の肩書きを持つ。プロインタビュアーとしての顔も持ち、これまでに経験したインタビューは1,000件を超える。
【セミナー内容①】講師から基本をレクチャー
普段はPCの前に座って制作ソフトの操作方法やサイトデザインを学んでいる受講生たちも、この日は紙とペンを持って席につきました。
セミナー冒頭、講師から「クリエイティブ業界以外での社会人経験があることは皆さんの強みですよ!」と力強く励ましていただきました。これは、講師自身が一般の事業会社を知るために転職した経験から出た言葉で、その瞬間、受講生たちの背筋がピッと伸びました。
その後、約1時間にわたってコピーライティングの基礎や文章構成の基本を学びました。
【セミナー内容②】実際にコピーを作るワークショップ
大事なことをメモしながら講師の話を聞いた後、さっそく実践です。
今回のテーマは「自己PR(自己ブランディング)」。
講師が事前に用意したテンプレートに沿って、就職面接や仕事獲得の場面で使える自己紹介文を作ります。手書きメモの延長で作業を始めたせいか、多くの受講生がPCではなく手書きで文章を書き始めたことにびっくり!
約20分間でA4用紙1枚分ほどの分量を書き上げた方もいました。
【セミナーを終えて】参加者の声
- いい感じの文章を考えようとして全然浮かばない・・・ということが多かったのですが、ロジックに基づいて必要な要素を満たしていくことが必要なんだと知ることができました!
- いいコピーは本屋!ってところがかなり生々しくて聞けてよかったです。
- 「直感で判断、論理で理解」が印象に残りました。
- コピーライティング=ニュースであることと、一文一意等の文章の基本を理解することができました。
編集後記
今回はコピーライティングについて学ぶ勉強会でしたが、領域は違えど同じクリエイターとして活動する講師から、制作実績の作り方のヒントや仕事の幅を広げるコツなども教えていただけたことも大きな収穫でした。
Web業界の企業への就職は、いわゆる就職・転職活動だけでは叶いません。実在するビジネスでの制作実績があれば有利に進めることができます。「制作実績に協力してくれる依頼主とはどこで出会えるか?」「どのように交渉すればよいか?」について講師の実体験をベースにアドバイスをいただけたことは、受講生にとって大変貴重な経験となりました。
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