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【立川・多摩地域】デザイン会社カオルデザインさんに行ってみた!「売れる仕組み」を作るプランナーと、理想を形にするデザイナー。チームで挑む仕事の本質と多摩で働くリアル

2026-03-21

こんにちは。デジタルハリウッドSTUDIO立川スタッフのヤマダです。

「プランナーのお仕事って、具体的に何をするの?」

「制作会社って、夜遅くまで働くブラックなイメージがあるけれど……」

そんな不安を抱える方にとって、実際に働く現場の声を知ることは、何よりのヒントになります。


今回取材したのは、東京・立川を拠点に活動するデザイン会社「株式会社カオルデザイン」さん。

創業25年以上の実績を持ち、不動産業界を中心に官公庁案件まで幅広く手がける同社。

プランナーの小澤さん、デザイナーの榊さん、そしてデザインアシスタントの柿沼さんに仕事のリアルと多摩地域で働く魅力をお伺いしました。


  • 「プランナーのお仕事とは?」
  • 「AI時代のデザイナーに求められることとは?」
  • 「これからクリエイティブな働きをする方へ」

リアルな現場の声を、ぜひのぞいてみてください。

【会社紹介】

創業25年、不動産業界を強みに多彩な案件を手がける

株式会社カオルデザインさま

企業HP:https://kaorudesign.com/

1998年に設立し、設立25年以上、取引数3,500社、制作案件数30,000件を超える実績とノウハウを持つ東京都立川市に本社を構える広告デザイン会社です。
中小企業や大手企業をはじめ、官公庁・行政・地域団体・不動産・製造業・サービス業等の様々な業種でのホームページ制作や広告デザインを25年以上に渡り手掛けています

1|【プランナー 小澤さん】0から1を生み出す仕事

▲プランナー 小澤さん(写真中央)

プランナーの役割とは

―― プランナーの具体的な仕事内容を教えてください。

小澤さん: お客様窓口の担当が基本的に多いかと思います。相談から提案、予算管理、進行管理まで幅広く担当します。「0から1」を生み出す役割ですね。市場リサーチをして課題を洗い出し、提案書にまとめ、外注先の手配や撮影・取材のディレクションも行います。


求められるのは「制作の背景」を理解する力

―― どのような人材がプランナーに向いていますか?

小澤さん: 営業や接客の経験がある方は、コミュニケーションスキルを活かせると思います。ただ、制作は行わなくても「どう作られているか」というWebの基礎知識は必須です。例えばWordPressのセットアップやプラグインの概要を知らないと、適切な費用算出や提案ができません。


―― 「作りたい」という気持ちが強いとギャップがありますか?

小澤さん: そうですね。手を動かす作業は制作チームに任せるので、プランナーの仕事は「なぜそれを作るのか」という論理(ロジック)を組み立てることです。手段の話ではなく、クライアントの課題解決のために最適な企画を立案(プランニング)することが求められます。


―― プランナーとして活躍されている方に共通する特徴はありますか?

小澤さん: 今働いているスタッフだと、「主体的」なメンバーが多いですね。 お客様と直接対峙する役割なので、指示を待つスタイルではなく、自ら動く姿勢が求められます。単に「言われたものを作る」だけでは不十分で、相手の言葉から背景にある想いや意図をどれだけ想像できるかが鍵になります。

「お客様が仰っていることは、こういう意味かな?」と想像を膨らませた上で、一歩踏み込んだ質問を返せること。「それって、具体的にはこういうことですか?」と話の粒度を細かくして、本質を聞き下げていける。そういったコミュニケーションを楽しめる方が活躍している印象です。

ゴールは「ツール」を作ることでは無く、「何の効果を生みたくて発注いただいているのか?」を考えることが大事になってくると思います。


AI時代に生き残る「判断力」と「行動力」

―― AIが普及する中で、どんな人材が生き残るでしょうか。

小澤さん:

単純な作業は、今後AIに淘汰されていくと感じています。
実務では「Genspark」や「ChatGPT」などのAIツールを活用していますが、
AIが出した答えが本当に正しいのか、効果があるのかを判断し、再調整するのは人間の役割です。

UI/UXとして適切か、ユーザーの行動につながるか。
そうした判断ができる基礎知識を持ち、自分で考えられる人こそが、これからも求められていくと思います。

本当に効果を生みたいのであれば、
AIの技術を使いこなしつつ、最終判断と調整を人が担うことが不可欠だと考えます。


―― 最後にメッセージをお願いします。

小澤さん: 私自身もWebの知識は浅い状態でスタートしました。大切なのは探求心と「お客様のために」どんな提案が出来るかという熱量です。考えすぎて動けないよりも、まずは行動し、PDCAを回し、改善する。その繰り返しを楽しめる方なら、未経験の方でも活躍できるのではないかと思います。

またカオルデザインでは設立25年以上の歴史がある私た ちだからこそ出来る普段関わる事が出来ないような業種やCM等で おなじみの企業の広告プロモーションに携わる事が可能です。

そして都内に行かなくても、 多摩地域でそのようなクリエイティブを制作できる事も魅力的です 。

2|【デザイナー 榊さん】チームで作り上げる制作スタイル

榊さんは入社3年目のデザイナー。実は高校生の頃、デジタルハリウッドSTUDIO東京本校に通っていた経験があるそうです。

―― まずは、現在のお仕事内容を教えてください。

榊さん: デザイナーとして、クライアントから依頼された制作物をメインで担当しています。私の場合は、初期のヒアリング段階からプランナーと一緒に打ち合わせに同席することも多いですね。


―― どのような案件が多いでしょうか?

榊さん:不動産会社様が特に多いですが、警察関連や官公庁などの案件も幅広く手がけています。


―― プランナーとデザイナーの役割分担はどうなっていますか?

榊さん: 案件の工程を1から10とすると、最初の1〜3(企画・ヒアリング等)をプランナーが担当し、4〜6あたりで制作側にバトンタッチして納品まで進め、その後ディレクター・コーダーに渡すという流れが一般的です。 特徴的なのは、チーム体制を重視している点です。

案件開始時には「デザインブリーフィング」で社長も交えて方向性をすり合わせ、提出前には「デザインカンファレンス」で社内メンバーが最終確認を行います。個人ではなくチームで質を高める文化がありますね。


「ブラック」なイメージとは無縁の働き方

―― 制作会社は忙しいイメージがありますが、残業はいかがですか?

榊さん: 実は、先月(12月)はほとんど残業していません(笑)。基本的にはバランスが取れています。12月や3月などの繁忙期でも「ここだけ異常に忙しい」という極端な偏りはなく、働きやすい環境ですね。


現場で求められるスキルと「1ファンの視点」

―― 実務で重視されるスキルや視点はありますか?

榊さん: Webデザイナー志望なら、ツールとしてはFigma、それに加えてIllustratorは最低限必要かなと思います。

視点としては、自分がそのサービスの「1ファン」になることを心がけています。実際にサービスを使ってみたり、その場所に足を運んだり。デスクでコツコツ作業するだけでなく、自分の足を使ってリアルな感覚を掴むことが重要だと感じています。


AIツールとの向き合い方とメッセージ

―― 実務でのAI活用や、今後の学習についてどうお考えですか?

榊さん: 現在活用しているAIツールのひとつは「Nano Banana Pro」です。

AIによる画像生成や修正のスピードには驚かされます。今後はAIへの指示を学ぶことも必要になるでしょう。ただ、基礎知識がないままAIに頼るとどこかでつまずきます。基礎とAI活用、両方を並行して学ぶのが効率的ではないでしょうか。


―― デザイン業界を目指す方へメッセージをお願いします。

榊さん: 商業デザインは自己満足ではなく、あくまで「効果を出すためのツール」です。ビジュアルを整えるだけでなく、その先にどんな成果を生むべきかを常に意識することが大切だと思います。



3|【アシスタントデザイナー 柿沼さん】グラフィックからWebへの転身

▲アシスタントデザイナー 柿沼さん

柿沼さんは、榊さんと同じ専門学校の出身で、昨年8月に入社したばかり。前職での経験と、転職のきっかけについて伺いました。



―― 柿沼さんは入社半年とのことですが、入社のきっかけは?

柿沼さん:

前職はデザイン会社ではありませんでしたが、グラフィックデザインを行う仕事をしていました。

転職で仕事を探す際に、同専門学校出身の榊さんから「働きやすいよ」と紹介してもらったことがきっかけです。前職は月40時間以上の残業がありましたが、今は土日祝もしっかり休めて、良い意味でギャップを感じています。


未経験からのステップアップ

―― Web未経験での入社に不安はなかったですか?

柿沼さん: 最初は画像調整や既存案件の修正などの業務からスタートしました。最近は新規提案のデザイン案を任せてもらえる機会も増えています。周りの先輩が丁寧に教えてくれますし、最近はWeb制作ツールも使いやすくなっているので、意外とスムーズに入り込めたと感じています。


多摩地域ならではの「提案の響き方」

―― 立川・多摩地域で働く面白さはどこにありますか?

柿沼さん: この地域のクライアント様は、私たちが提案してウェブサイトという形になった時、ものすごく喜んでいただけるんです。もともと知識がある層に向けて細かく調整するよりも、新しい可能性を広げていける手応えを感じることが出来ます。


―― これからデザイン業界を目指す方へ、アドバイスをお願いします。

柿沼さん: 私自身、ほぼWeb未経験の状態からのスタートでした。最初から完璧を目指すのは無理だと割り切って、まずは「勉強しながらでも、少しずつチャレンジしていく姿勢」を持つことが何より大切だと思います。

実務の中で「これって、こうでしたよね?」とこまめに確認しながら進めれば、先輩方も「そうだよ」と教えてくれたり、「じゃあ次はこうしてみようか」と一緒に考えてくれたりします。一人で抱え込まず、学びながら周囲と対話していく。その前向きな姿勢こそが、成長への近道だと思います。

4|【まとめ】多摩地域で、自分らしく働く

今回の訪問を通じて見えてきたのは、カオルデザインの「チーム重視で動き、人柄や姿勢を大切にする」という温かい文化です。

そこには「制作会社=ブラック」というイメージを覆す、ワークライフバランスの取れた環境と、全員でブラッシュアップを重ねて質を高める確かな仕組みがありました。

「未経験だから」「自分にはまだ早いから」と立ち止まってしまうのは、もったいないかもしれません。 まずは一歩踏み出してみること。デジタルハリウッドSTUDIO立川で学び、自分の強みを形にしていけば、きっとその熱意に応えてくれる企業に出会えるはずです。


(取材日:2025年1月 / デジタルハリウッドSTUDIO立川)

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