
こんにちは。
デジタルハリウッドSTUDIO静岡スタッフです!
今回は9月13日(土)に「デジタルハリウッド静岡STUDIO」で開催された「一眼カメラ体験講座」をレポートします!
「一眼カメラって難しそう…」
と漠然としたイメージがあった私。
実際に使い方を教わって触ってみたら
「なるほど!仕組みが分かれば撮るのがもっと楽しくなる!」
とワクワクしながらシャッターを切ることができました。
■講師は、「杉山写真材料店」の肥田 俊介さん

今回の講師は、新静岡駅近くに「杉山写真材料店」をかまえるカメラ専門家の 肥田 俊介 さん。
お店のSNSなどを通じて、写真の楽しさやカメラの魅力を発信し、静岡の魅力も伝える担い手として、現在も多方面で活躍中です。
当日は、一眼カメラの魅力や撮影テクニックをとてもわかりやすく、親しみやすく解説してくださいました。
■一眼カメラって?スマホとの違い

まずは「そもそも一眼カメラとは?」という基礎から。
一眼カメラ
・センサーが大きい
・忠実な色表現
・レンズ交換ができる
・荷物が一つ増える
・撮影以外のことはできない
スマホ
・センサーが小さい
・デフォルメした色表現
・設定変更は限定的
・常に持ち歩いている
・撮影以外にできることが多い
近年は「持ち運びやすさ」や「撮影以外の用途」の点でスマホカメラが主流となり、一眼カメラユーザーは減少傾向に…
そんな中、肥田先生から飛び出した一言。
「カメラに連絡ツールなんかが付いたらいいのにね~」
もし本当に“一眼レフでLINE通知”なんて未来が来たら…撮影中に既読スルーできなくなっちゃうかも?(笑)
■説明タイム:センサーサイズ・シャッタースピード・絞り
肥田先生が分かりやすく解説してくれたのがこの3つのポイント。
① センサーサイズ
カメラの「目」にあたる部分。
このサイズが大きいほど光をたくさん取り込めるので、写真の明るさや表現の幅がぐんと広がります。
大きなセンサーを持つカメラなら、暗い場所でも白とび・黒つぶれを防ぎ、肉眼に近い自然な色合いを表現できるんです。
② シャッタースピード
シャッターが開いている時間=光を取り込む時間のこと。
速くすると:走る人や飛ぶボールがピタッと止まった写真に!
遅くすると:滝の流れや夜景の車のライトがスーッと残像になって幻想的に✨
「一瞬を切り取る」か「流れを描く」かをコントロールできるのが面白いポイントです。
③ 絞り(F値)
レンズの穴の大きさを調整して、ピントが合う範囲を決める仕組み。
F値を小さく(開く)すると:背景がふわっとぼけて被写体が際立つ!
F値を大きく(絞る)すると:手前から奥までしっかりくっきり写る!
ポートレートで人物だけを目立たせたり、風景を全部クリアに残したりと、撮影の仕上がりを大きく左右します。
カメラについてた「コレ」ってそんな機能だったんだ!と驚きの連続でした!
■実践!ARTIEで写真撮影会

座学のあとは、いよいよ実践編。
近くの「ARTIE」に移動すると、ちょうど雨も小休止。絶好の撮影タイムとなりました。
まずは3階のレストラン&ボウリング場「Bolo」で撮影会。
その後、1階へと移動し、雨上がりの街並みを被写体にチャレンジ!
設定を変えるたびに光の入り方が変わり、それに合わせてまた別の数値を調整する必要があり…
今までコンデジのオート機能しか使ったことのなかった私は、頭も手もフル稼働でてんやわんや(笑)
それでも実際に触れてみることで、「あ、こうすれば表現が変わるんだ!」と試行錯誤する過程そのものが楽しく、カメラの奥深さと魅力をより強く感じる時間となりました…♡
■番外編 シャッタースピードの面白さを実感

撮影会の帰り道では、なんと肥田先生が全力疾走!?
「走っている姿をシャッタースピードを遅くして撮ると、動きが残って躍動感が出るんですよ」とのことで、先生自らモデル役に。
受講生の私たちはカメラを構え、先生は何本もダッシュ!(笑)
その度に「ブレすぎた!」「撮れなかった!」と歓声や笑い声があがり、教室とはまた違った盛り上がりを見せました。
シャッタースピードを速くすると動きがピタッと止まり、遅くすると流れが表現できる。
数値ひとつで写真の印象がここまで変わるなんて、本当に面白い!と実感できる瞬間でした。
さてさて急に問題です!
カメラ初心者のスタッフが撮ったのはどちらの写真でしょうか…?!
正解は左でした~!
わかりやすすぎましたね…。
右はイベントをサポートしてくれた、プロのフォトグラファーさん撮影です。
自分ではうまく撮れたなと思っても、こうやってみると全然違いますね~!
やっぱり何事も練習が大切。
■みんなで回し見タイム
撮影が終わったあとは、デジハリ静岡に戻り、参加者同士でカメラを覗いたて作品鑑賞タイム。
「こんな風にも撮れるんだ~!」
「へー、すごくかっこいい!」
「同じ場所で撮ったのに全然違う!」
と次々に驚きや感想が飛び交い、会場はにぎやかに。
自分では気づかなかった視点や切り取り方を知ることができて、まさに“人の数だけ写真の世界が広がる”と実感しました。
作品をシェアして楽しむのも、写真の大きな醍醐味。
「次はこんな撮り方に挑戦してみたい!」という意欲も湧いてきて、学びのラストにふさわしい刺激的な時間になりました。
■まとめ:写真の世界に一歩ふみだそう!

今回の体験を通じて感じたのは、
『一眼カメラを知ると、世界の見え方が変わる』ということ。
光や動きをどう切り取るか考えるだけで、日常の風景が特別に見えてきます。
「スマホでは撮れない表現をしてみたい」
「副業で撮影案件に挑戦したい」
そんな方にとって、一眼カメラは新しい可能性を広げるツールだと実感しました。
難しそうに見えても、触ってみれば意外と楽しい!
そんな一眼カメラに魅了されたイベントでしたっ✨
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