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EVENT REPORT/イベントレポート!         9.13開催【STUDIO静岡 × 杉山写真材料店 はじめての一眼カメラ体験講座 ~思い出とスキルが身につく90分~】

2025-09-14

こんにちは。

デジタルハリウッドSTUDIO静岡スタッフです!

今回は9月13日(土)に「デジタルハリウッド静岡STUDIO」で開催された「一眼カメラ体験講座」をレポートします!



「一眼カメラって難しそう…」

と漠然としたイメージがあった私。


実際に使い方を教わって触ってみたら
「なるほど!仕組みが分かれば撮るのがもっと楽しくなる!」
とワクワクしながらシャッターを切ることができました。

■講師は、「杉山写真材料店」の肥田 俊介さん

今回の講師は、新静岡駅近くに「杉山写真材料店」をかまえるカメラ専門家の 肥田 俊介 さん。

お店のSNSなどを通じて、写真の楽しさやカメラの魅力を発信し、静岡の魅力も伝える担い手として、現在も多方面で活躍中です。



当日は、一眼カメラの魅力や撮影テクニックをとてもわかりやすく、親しみやすく解説してくださいました。

■一眼カメラって?スマホとの違い

まずは「そもそも一眼カメラとは?」という基礎から。



一眼カメラ

・センサーが大きい

・忠実な色表現

・レンズ交換ができる

・荷物が一つ増える

・撮影以外のことはできない


スマホ

・センサーが小さい

・デフォルメした色表現

・設定変更は限定的

・常に持ち歩いている

・撮影以外にできることが多い


近年は「持ち運びやすさ」や「撮影以外の用途」の点でスマホカメラが主流となり、一眼カメラユーザーは減少傾向に…

そんな中、肥田先生から飛び出した一言。

「カメラに連絡ツールなんかが付いたらいいのにね~」
もし本当に“一眼レフでLINE通知”なんて未来が来たら…撮影中に既読スルーできなくなっちゃうかも?(笑)

■説明タイム:センサーサイズ・シャッタースピード・絞り

肥田先生が分かりやすく解説してくれたのがこの3つのポイント。


① センサーサイズ
カメラの「目」にあたる部分。
このサイズが大きいほど光をたくさん取り込めるので、写真の明るさや表現の幅がぐんと広がります。

大きなセンサーを持つカメラなら、暗い場所でも白とび・黒つぶれを防ぎ、肉眼に近い自然な色合いを表現できるんです。


② シャッタースピード
シャッターが開いている時間=光を取り込む時間のこと。

速くすると:走る人や飛ぶボールがピタッと止まった写真に!
遅くすると:滝の流れや夜景の車のライトがスーッと残像になって幻想的に✨
「一瞬を切り取る」か「流れを描く」かをコントロールできるのが面白いポイントです。


③ 絞り(F値)
レンズの穴の大きさを調整して、ピントが合う範囲を決める仕組み。

F値を小さく(開く)すると:背景がふわっとぼけて被写体が際立つ!
F値を大きく(絞る)すると:手前から奥までしっかりくっきり写る!
ポートレートで人物だけを目立たせたり、風景を全部クリアに残したりと、撮影の仕上がりを大きく左右します。


カメラについてた「コレ」ってそんな機能だったんだ!と驚きの連続でした!

■実践!ARTIEで写真撮影会

座学のあとは、いよいよ実践編。
近くの「ARTIE」に移動すると、ちょうど雨も小休止。絶好の撮影タイムとなりました。

まずは3階のレストラン&ボウリング場「Bolo」で撮影会。
その後、1階へと移動し、雨上がりの街並みを被写体にチャレンジ!


設定を変えるたびに光の入り方が変わり、それに合わせてまた別の数値を調整する必要があり…
今までコンデジのオート機能しか使ったことのなかった私は、頭も手もフル稼働でてんやわんや(笑)

それでも実際に触れてみることで、「あ、こうすれば表現が変わるんだ!」と試行錯誤する過程そのものが楽しく、カメラの奥深さと魅力をより強く感じる時間となりました…♡

■番外編 シャッタースピードの面白さを実感

撮影会の帰り道では、なんと肥田先生が全力疾走!?
「走っている姿をシャッタースピードを遅くして撮ると、動きが残って躍動感が出るんですよ」とのことで、先生自らモデル役に。


受講生の私たちはカメラを構え、先生は何本もダッシュ!(笑)
その度に「ブレすぎた!」「撮れなかった!」と歓声や笑い声があがり、教室とはまた違った盛り上がりを見せました。


シャッタースピードを速くすると動きがピタッと止まり、遅くすると流れが表現できる。
数値ひとつで写真の印象がここまで変わるなんて、本当に面白い!と実感できる瞬間でした。


さてさて急に問題です!

カメラ初心者のスタッフが撮ったのはどちらの写真でしょうか…?!



正解は左でした~!


わかりやすすぎましたね…。

右はイベントをサポートしてくれた、プロのフォトグラファーさん撮影です。

自分ではうまく撮れたなと思っても、こうやってみると全然違いますね~!

やっぱり何事も練習が大切。

■みんなで回し見タイム

撮影が終わったあとは、デジハリ静岡に戻り、参加者同士でカメラを覗いたて作品鑑賞タイム。


「こんな風にも撮れるんだ~!」
「へー、すごくかっこいい!」
「同じ場所で撮ったのに全然違う!」


と次々に驚きや感想が飛び交い、会場はにぎやかに。
自分では気づかなかった視点や切り取り方を知ることができて、まさに“人の数だけ写真の世界が広がる”と実感しました。

作品をシェアして楽しむのも、写真の大きな醍醐味。
「次はこんな撮り方に挑戦してみたい!」という意欲も湧いてきて、学びのラストにふさわしい刺激的な時間になりました。

■まとめ:写真の世界に一歩ふみだそう!

今回の体験を通じて感じたのは、

『一眼カメラを知ると、世界の見え方が変わる』ということ。


光や動きをどう切り取るか考えるだけで、日常の風景が特別に見えてきます。

「スマホでは撮れない表現をしてみたい」
「副業で撮影案件に挑戦したい」

そんな方にとって、一眼カメラは新しい可能性を広げるツールだと実感しました。


難しそうに見えても、触ってみれば意外と楽しい!
そんな一眼カメラに魅了されたイベントでしたっ✨




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