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「何から始めればいい?」ポートフォリオ制作の第一歩

2026-07-17

◆はじめに


「デザインの勉強はしてきたけれど、ポートフォリオってどう作ればいいんだろう?」

就職活動や転職、フリーランスとして仕事を始めようと思ったとき、多くの人が最初につまずくのがポートフォリオ制作です。


「作品数が少ない…」
「何を載せればいいの?」
「そもそも作り方が分からない!」

そんな悩みを持つ方は少なくありません。

今回は、デザイン初心者の方に向けて、ポートフォリオ制作の基本的な流れをご紹介します。

ポートフォリオは「作品集」ではなく「あなたを伝えるツール」

ポートフォリオは、ただ作品を並べるだけの資料ではありません。

あなたがどんなことを考え、どんな想いでデザインに取り組んできたのかを伝えるための大切なツールです。


見た人に

「この人と一緒に働いてみたい」
「この人に仕事をお願いしたい」

と思ってもらうことが、ポートフォリオの目的です。


完成度だけでなく、あなたらしさや考え方が伝わる内容を意識してみましょう。

◆目次

・STEP1|まずは「誰に見せるか」を決めよう
・STEP2|作品を全部書き出してみる
・STEP3|掲載する作品を厳選する
・STEP4|作品には「ストーリー」を添えよう
・STEP5|まとめ方を決める
・STEP6|ポートフォリオも一つのデザイン作品
・STEP7|完成したら必ず誰かに見てもらう
まとめ|まずは「完成させること」が第一歩

◆STEP1|まずは「誰に見せるか」を決めよう

ポートフォリオを作り始める前に、まず考えたいのが

「誰に向けて作るのか?」

ということです。


例えば…

✓ 就職・転職活動で企業へ提出する
✓ フリーランスとしてクライアントへ提案する
✓ SNSやWebサイトで仕事につなげる
目的が変われば、掲載する作品や見せ方も変わります。


例えば、Web制作会社への就職を目指すなら、Webサイトやバナー、UIデザインなどの作品を中心に掲載すると、自分のスキルが伝わりやすくなります。

一方で、ロゴ制作やチラシ制作の仕事を受けたい場合は、ブランディングやグラフィックデザインの作品を充実させた方が、依頼したい相手に響きやすくなります。

また、SNS経由で仕事につなげたいのであれば、短時間で魅力が伝わるように、サムネイルや作品の見せ方を工夫することも大切です。


「みんなに見てもらう」ではなく、まずは一人の相手をイメージして作ることが大切です。

誰に何を伝えたいのかが明確になると、掲載する作品や文章にも一貫性が生まれ、より伝わるポートフォリオになります。

◆STEP2|作品を全部書き出してみる

次は、これまで制作した作品をすべてリストアップしてみましょう。

・授業課題
・自主制作
・アルバイトで制作したもの
・知人から依頼されたデザイン
・趣味で作った作品


「載せられるかな?」と悩む必要はありません。

まずは全部書き出してみることで、自分が積み重ねてきた経験を整理できます。

ちなみにデジハリではWebデザイナー専攻、動画クリエイター専攻ともに「卒業制作」を作るカリキュラムがあります。

その作品をポートフォリオに載せる方も多いですよ。

◆STEP3|掲載する作品を厳選する

作品が揃ったら、その中から掲載するものを選びます。

目安は8〜15作品程度。

作品数が多ければ良いというわけではありません。

少し自信のない作品を入れるよりも、「これは見てもらいたい」と思える作品だけを載せた方が、印象はぐっと良くなります。

もし作品数が足りない場合は、自主制作を追加するのもおすすめです。


例えば…

・架空のカフェのロゴ制作
・地元イベントのポスター制作
・Webサイトのリニューアル提案
など、自分でテーマを設定して制作しても十分アピールになります。

その際は「自主制作」であることを明記しましょう。

また、家族や知人のお店の名刺やロゴなど、小さな依頼を積み重ねて実績を増やしていくこともおすすめです。

◆STEP4|作品には「ストーリー」を添えよう

ポートフォリオで最も大切なのは、作品の背景を伝えることです。

作品だけを並べると「きれいですね」で終わってしまいます。

そこで、それぞれの作品に次の4つを書いてみましょう。


①制作した目的・課題
②コンセプトや考え方
③制作物の内容
④制作を通して得られたこと・結果


この流れがあることで、「どのように考えてデザインしたのか」が伝わります。

企業やクライアントが見ているのは、完成した作品だけではなく、その思考のプロセスでもあるのです。

◆STEP5|まとめ方を決める

作品と説明が揃ったら、どの形式でまとめるかを決めます。


PDF形式
就職活動では特に定番の形式です。

メールで送りやすく、印刷もしやすいため、多くの企業で活用されています。

IllustratorやInDesignを使い、A4横サイズで作ると見やすく仕上がります。


Webサイト形式
URLを共有するだけで閲覧できるため、フリーランスや継続的な情報発信にもおすすめです。

名刺にQRコードを組み込んでおけばどこででも紹介できます。


迷ったら、まずはPDFから作り始めてみましょう。

大切なのは、まず一つ完成させることです。

◆STEP6|ポートフォリオも一つのデザイン作品

ポートフォリオ自体も、あなたのデザイン作品の一つです。

もちろん掲載している作品が主役ですが、ポートフォリオ全体の見やすさや統一感も、あなたのデザイン力として評価されます。

「おしゃれに見せよう」と凝りすぎる必要はありません。大切なのは、作品の魅力がきちんと伝わることです。

見る人がストレスなく読み進められるデザインを意識しましょう。

デザインするときは、次のポイントを意識してみてください。


・余白をしっかり取り、情報を詰め込みすぎない
・フォントは2〜3種類に絞り、統一感を出す
・全体の色数を抑え、作品そのものを引き立てる
・表紙とプロフィールページは特に丁寧に作る


特に表紙はポートフォリオの第一印象を決める大切なページです。

シンプルでも構いませんので、自分らしさが伝わるデザインを心掛けましょう。


また、プロフィールページでは、「どんなデザインが好きなのか」「どんなことを大切に制作しているのか」など、自分の言葉で紹介すると人柄が伝わります。

スキルだけでなく、「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような内容を意識すると、より魅力的なポートフォリオになります。

◆STEP7|完成したら必ず誰かに見てもらう

ポートフォリオは、一人で完成させるものではありません。


家族や友人、先生、デザイナーなどに見てもらい、

「どんな人だと思った?」
「どんな仕事をお願いしたくなった?」

と聞いてみましょう。


自分では気付かなかった改善点が見つかることも多くあります。

第三者の視点が入ることで、「伝えたつもり」が「伝わっていなかった」という発見につながることも少なくありません。

また、アドバイスをもとに少しずつブラッシュアップを重ねることで、より完成度の高いポートフォリオへと成長していきます。

◆まとめ|まずは「完成させること」が第一歩

「もっと良くしてから…」

そう考えているうちに、なかなか完成しないという人は少なくありません。

まずは、今の自分にできるベストを形にして、一つ完成させることが大切です。


経験を積めば作品は増え、そのたびにポートフォリオもアップデートしていけます。

ポートフォリオは、一度作って終わりではなく、自分自身の成長とともに育てていくものです。


デジタルハリウッドSTUDIO静岡でも、受講生一人ひとりが目的に合わせたポートフォリオを制作できるよう、現役クリエイターがアドバイスを行っています。

「何から始めればいいか分からない」「デザインを仕事にしてみたい」と考えている方は、ぜひ学校説明会や受講相談会でお気軽にご相談くださいね。

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