【デジハリクリエイティ部】企画から制作まで、1DAY YouTubeワークショップ！-supported by Orbital2 STERNA-

１．YouTubeショートの特徴について

まず最初に、今回私たちが挑戦するYouTubeショートに関する講義からスタートしました！

花束先生：

YouTubeは全世界に20億人以上のユーザーがいるグローバルプラットフォーム。最近では、YouTubeショートに関連動画のリンクも貼れるようになり、長尺の動画に誘導しやすくなりました。視聴者にとっても、縦型60秒のYouTubeショートは手軽に見ることができるので、YouTuberにとっても、撮影・編集がしやすい動画でありながら視聴数を伸ばしやすいという特徴があります。

ショート動画を1つ作ることで3つ（YouTubeショート・インスタ・TikTok）のプラットフォームに活用できるなど、効率的にマーケティングを進めることができるとのこと。

YouTubeショートを作ることは、今やマスト！と言えそうです。

２．視聴数を伸ばすために大事なポイント

YouTube制作をするにあたって、7つのヒントを伝授していただきました！

特に印象に残った3つをご紹介します！

１．最初の3秒でユーザーの興味関心を惹き、視聴維持率を高める

　　視聴維持率が高ければ高いほどより多くのフィードに表示してもらえる

２．リズムやテンポを意識する

　　無駄な部分はカットして、リズムやテンポを意識して少しでも長く視聴してもらえる工夫をする

３．人気のキーワードをタイトルに入れる

　　タイトルで動画を視聴するかを決めるユーザーも多い

最後にYouTube成功の秘訣を伝授していただきました！

① 視聴者のニーズを理解

② 視聴維持率を高める工夫

③ 頻繁にコンテンツを投稿し続ける

自分も楽しい！視聴者に喜んでもらえる！広告主様にも喜んでもらえる！

そんな動画制作を目指してくださいとアドバイスをいただき、いよいよスタートです！

３．YouTubeグループワークSTART

3時間で動画完成を目指します！

今回のワークショップはグループワークで行いました。それぞれYouTubeチャンネルを運用している中で“Orbital2 STERNAからの企業案件を受けた”という設定のもと、3時間で案件動画の制作を行います！

まず最初にオリエンシートが配られました。

オリエンシートとは、広告主が広告代理店やYouTuberに、プロジェクトの目的、ターゲット、メッセージ、予算、スケジュールなどの基本情報を伝えるための文書です。これは、広告主の期待に応えるための重要なガイドラインになります！

今回配布されたオリエンシートがこちらです。

動画制作依頼用オリエンシート

商材名	Orbital2 STERNA
商材URL	https://brainmagicproduct.com/orbital2-sterna/
商材特徴	STERNAは、「倒す・回す・押す」の3動作であらゆるショートカットキー操作を実現する、クリエイターの為の左手デバイスです。 クリエイターが作業内で頻繁に行っているキーボード操作をOrbital2 STERNAに割り当てることで、クリエイティブ作業がより楽で、効率的なものになります。
ターゲット	20代～50代の映像クリエイター
プロモーションの目的	左手デバイスの便利さを知ってもらい、購入に繋げたい。
動画公開時期	●●●●年●月●日～●月●日
商材発送日	●●●●年●月●日
ご希望の動画内容	・実際に触ってみて良く感じていただいた部分を動画にしていただきたいです。 ・尺は60秒以内のショート動画でお願いいたします。 ・「プロクリエイターも愛用している」という文言を入れてください。
ご希望の動画概要欄 テキスト内容	【デジハリクリエイティ部】企画から制作まで1DAY You Tubeワークショップ！Supported by Orbital2 STERNA 製品：https://brainmagicproduct.com/orbital2-sterna/ ※この動画はデジタルハリウッドのワークショップで制作した疑似案件動画です。
注意点	競合他社製品の写り込みNG
その他
二次利用の可能性	無し

４．グループ分け&自己紹介タイム

今回の参加者は総勢25名、全7チームでのワークショップとなりました。

事前のアンケートから、個人の個性属性を考慮して1チーム3〜4人で構成されたチームは、動画専攻の参加者だけではなく、グラフィックデザイン専攻やWebデザイン専攻の参加者の方もいらっしゃいました。

顔見知りの方もいたり、初めましての方もいる中で、わいわいと楽しく自己紹介などをして賑やかなアイスブレイクとなりました。

私のチームには、実際にYouTube制作をされている方がいらしたり、グラフィックを専攻されている方もいるとても心強いチームでスタートです。

５．企画（制限時間30分）

動画制作で、最も重要な【企画】

今回のOrbital2 STERNAのオリエンシートをもとに、各チーム参加者全員が60秒の動画で、いかに商品を魅力的に、視聴者の方へアプローチできるのかを話し合いました。

動画全体の構成、撮影の構図、演出、演者さんのセリフは？編集は何を使って編集する？BGMはつける？どんなBGM?などなどなど、ターゲットや目的を意識しなければならないことは沢山ありますが30分という時間内で、集中して企画を考えました。

YouTubeは【サムネイル】も重要

視聴者が最初に試聴するかしないかを決める重要な部分になるため、どういったサムネイルをつくれば、視聴者の視聴意欲をあげられるかなど、文字のフォントからデザイン構成、見せ方など、細かい部分も含め各チームで企画を完成させました。

私たちのチームでは、視聴者が空いた時間にリラックスして見れる動画をつくり、その動画で商品に興味を持ってもらうことをテーマにしようということになりました。制限時間内に完成させることを意識して、まずは1人ずつ思ったことをどんどん言い合って、その上で整理していこうという形で作業を進めました。手探りながらもチーム内の雰囲気も良く、サクサクと話しが進みました！

６．撮影（制限時間30分）

どうやったらOrbital2 STERNAをより視聴者に関心を持ってもらえるか、魅力的な商品であると印象づけられるかなどを考えながら、デジタルハリウッド新宿校を自由につかって撮影しました。

商品が手のひらに乗るサイズである事がわかるように、手のひらに載せた画像を残すチームや、動画クリエイターの問題をOrbital2 STERNAが解決できるというユーモアをまじえた撮影をするチーム。開封シーンから商品についてわかりやすく伝える撮影をするチームなど、撮影時間はとても賑やかで、参加者みんな楽しんで撮影をしていたのが印象的でした。

私たちのチームは、ショートコント仕立ての撮影をしました。どうしたらより楽しく視聴してもらえるかを考えながら、私たち自身も楽しみながら、順調に撮影ができました。

７．編集（制限時間50分）

今回のワークショップではAfter Effects や Premiere Proで編集をするチームがほとんどでした。限られた時間内で動画制作をする際に、ショートカットキーを使いこなすという事はとても重要になることを改めて実感しました。

そして効率という視点から便利なアイテムとしてOrbital2 STERNAはとても有効であることを、参加者全員が感じたと思います。

他にはAI音声を活用するチームがあったりCanvaやFigmaを使用してサムネイルを作成するチームなどもありました。デザイン系の参加者がいることにより、各チームクオリティの高い作品が完成しました。

私たちのチームも、サムネイルをつくる人と動画を編集する人と役割分担をして、常に時間を意識しながら最後の編集作業を進めました。

８．講評会

7チームそれぞれが渾身の60秒作品を発表しました。時間制限がある中での動画制作だったので納得のいく仕上がりにならないというチームも多くありましたが、どのチームの作品も商品の良さを視聴者へ届けたいという思いのこもった作品になりました。

・視聴者視点でわくわくできるサムネイルは視聴意欲を向上させる

・商品をどうやって使うかイメージできる動画を作ることが重要

・訴求軸を意識して、商品の見せ方を工夫する

・商品をしっかり見せてボタンなどの細かい部分もわかりやすく伝える

・テロップの出し方、フォントの使い方、大きさなど読みやすいように工夫することも大切

・すっと頭に入りやすい親近感のわく構成が良かった

今後の作品作りに活かせる、とても重要なフィードバックをいただくことができました。

　

・時間配分が難しくもう少し時間があればもっと完成度の高い作品が作れたと思う

・Orbital2を使ったらもっと早く編集できたと思う

・デザインの重要性を知ることができて良かった
・チームで役割分担をする事で楽しんで作品を作ることができた

・擬似案件を体験することができて勉強になった

笑顔の中にも真剣に取り組む参加者のみなさん。とても賑やかで活気ある新宿校でしたが、約3時間という制限の中で、ひとつの作品を作ることの難しさを感じる方が多かったようです。

実際のお仕事では、時間制限の中で作品を仕上げなくてはならないことが多々あることが現実です。時には妥協も必要になってくるが、優先順位をつけて絶対に入れなくてはいけないもの、そうでないものを明確にし、時間内に作品をつくるという今回の経験は、とても良い経験になったと思います。

９．さいごに

時間内で作品を提出できたのは、なんと7チーム中私たちの1チームだけ！発表も一番最初でしたが、しっかり笑いをとることができました。完成度は、まだまだやれることはあったという感じでしたが、制限時間内に作品を作るというチームの目標がクリアできたことは良かったと思います。

視聴者への訴求力を高めるために、企業もYouTubeを活用する現在。映像に関わる私たちには、YouTubeのあらゆる可能性を最大限に引き出す作品作りが求められていることを、改めて知ることができたワークショップになりました。また、時間制限がある中での動画編集には 作業効率を意識すること も大切なポイントであると気がつく事ができました。

YouTubeなんて難しい事ができるのだろうかと不安いっぱいで参加した今回のワークショップでしたが、あっという間に時間は過ぎ、楽しく動画を制作する事ができました。今回のワークショップでの経験を忘れずに、これからも視聴者の気持ちになって 『楽しく！』 作品作りをしていきたいと思います！