デジタルハリウッドSTUDIO新宿 ブログ

デザインはセンスだけじゃない。未経験から学ぶ前に知っておきたい「伝わるデザイン」の考え方

2026-05-05

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿です。


「デザインに興味はあるけれど、自分にはセンスがないかもしれない」
「未経験からWebデザインを学んで、本当に仕事につながるのかな」
「おしゃれなものを作れる人だけが、デザイナーになれるのでは?」


そんな不安を感じている方は多いのではないでしょうか。



デザインというと、見た目の美しさやセンスが注目されがちです。
もちろん、色づかいやレイアウト、余白の取り方など、見た目を整える力は大切です。


けれど、実際の制作現場で求められるのは、ただ“かっこよく作る力”だけではありません。


大切なのは、
「誰に、何を伝えたいのか」
「見た人にどう感じてほしいのか」
「どんな行動につなげたいのか」
を考え、目的に合わせて形にしていく力です。


今回は、デジタルハリウッドSTUDIO新宿で開催した特別講義「“いいデザイン”は、つくる前が9割! — AUNで整える“決めどころ”」の内容をもとに、これからデザインを学びたい方に向けて、未経験からでも知っておきたい「伝わるデザイン」の考え方をご紹介します。

まずはここから! いいデザインを作る前に整理したい5つのこと

デザイン制作を始める前には、次の5つを整理しておくと、方向性がぐっと見えやすくなります。


1. 何のために作るのか
まずは、デザインの目的を整理します。


認知を広げたいのか、申し込みにつなげたいのか、信頼感を伝えたいのか。
目的が変われば、必要なデザインも変わります。


2. 誰に届けたいのか
同じ内容でも、届けたい相手によって伝え方は変わります。


学生に向けたデザインなのか、社会人に向けたデザインなのか。
未経験者に向けたものなのか、すでに業界経験がある人に向けたものなのか。


相手が変われば、言葉のトーンや見せ方も変わります。


3. 見た人にどうなってほしいのか
デザインを見たあとに、どんな気持ちになってほしいのか。
どんな行動をしてほしいのか。


「興味を持ってほしい」
「安心してほしい」
「申し込みをしてほしい」
「詳しく知りたいと思ってほしい」


このゴールを決めることで、デザインの方向性が見えてきます。


4. 一番伝えたいことは何か
伝えたいことをすべて入れようとすると、かえって何が大事なのかわからなくなることがあります。


だからこそ、情報の優先順位を決めることが大切です。


一番見てほしい言葉は何か。
最初に伝えるべき情報は何か。
逆に、後から伝えてもよい情報は何か。


この整理が、伝わりやすいデザインにつながります。


5. 絶対に避けたい印象は何か
「安っぽく見せたくない」
「堅くなりすぎたくない」
「子どもっぽく見せたくない」
「情報が多すぎる印象にしたくない」


このように、避けたい方向を決めておくことも大切です。


目指す方向だけでなく、避けたい方向も整理しておくことで、判断に迷いにくくなります。





デザインは、センスだけで決まるものではない

デザインを学ぶ前に、多くの方が不安に感じるのが「自分にセンスがあるのか」ということです。


たしかに、デザインには見た目の美しさも必要です。
でも、仕事としてデザインを行う場合、それ以上に大切になるのが「目的に対して、なぜこの表現を選ぶのか」を考える力です。


たとえば、同じバナーを作る場合でも、


「まずサービスを知ってもらいたい」のか
「説明会の申し込みにつなげたい」のか
「安心感や信頼感を伝えたい」のか


によって、選ぶ写真も、言葉も、色も、レイアウトも変わります。


つまり、いいデザインとは、ただ見た目が整っているものではなく、目的に対してきちんと機能しているもの。


「なんとなくおしゃれ」ではなく、
「誰に、何を、どう届けるためのデザインなのか」
を考えられることが、伝わるデザインの第一歩です。


だからこそ、デザインを学ぶうえでは、ツールの使い方だけでなく、目的や課題を整理し、判断する力を身につけることが大切になります。

「なんとなく違う」を減らすには、作る前の整理が大切

デザイン制作の現場では、こんなやりとりが起こることがあります。


「もう少し明るくしたいです」
「もっと目立たせたいです」
「なんとなく違う気がします」

こうした言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。


一見すると、色を変えたり、文字を大きくしたりすれば解決しそうに見えます。
でも、実際にはそれだけではうまくいかないこともあります。


なぜなら、「何を目立たせたいのか」「なぜ明るくしたいのか」「どんな印象に近づけたいのか」が整理されていないままだと、修正の方向性が定まらないからです。


デザインで迷う原因は、センスやスキル不足だけではありません。
作る前の前提がそろっていないことも、大きな原因のひとつです。


何のために作るのか。
誰に届けたいのか。
見た人にどうなってほしいのか。
何を一番伝えたいのか。
反対に、どんな印象は避けたいのか。


こうしたことを整理しておくことで、デザインの判断基準が生まれます。


判断基準があると、「なんとなく」ではなく、「目的に対してこちらの方が伝わりやすい」と考えながら制作を進めることができます。


伝わるデザインは「相手の課題」を考えるところから始まる

デザインの仕事は、ただ手を動かして形にするだけではありません。


依頼された内容の背景にある課題を考え、相手が本当に伝えたいことを整理し、それを見た人に届く形にしていく仕事でもあります。


たとえば「もっと目立たせたい」と言われたとき、すぐに文字を大きくするのではなく、


「何を一番見てほしいのか」
「なぜ今の状態では伝わりにくいのか」
「見た人にどんな行動をしてほしいのか」

を考えてみる。


もしかすると、必要なのは文字を大きくすることではなく、情報の順番を変えることかもしれません。
色を派手にすることではなく、余白を整えて視線の流れをつくることかもしれません。
写真を変えることではなく、言葉の選び方を見直すことかもしれません。


デザインは、見た目を飾るものではなく、情報をわかりやすく届けるための手段です。


だからこそ、未経験からデザインを学ぶ方にも、「きれいに作る力」だけでなく、「相手の課題を考える力」がとても大切になります。


思考を見える形にすると、デザインはもっと伝わりやすくなる

今回の講義では、制作現場で起こりやすい認識のズレを減らすための方法として、修正指示ツール「AUN」も紹介されました。


デザイン制作では、「ここを少し直したい」「この部分が気になる」と思っても、言葉だけではうまく伝わらないことがあります。


どの部分の話をしているのか。
何をどう変えたいのか。
その修正にはどんな意図があるのか。


こうした情報が曖昧なままだと、伝えたつもりでも伝わっていなかったり、修正の意図がずれてしまったりすることがあります。


AUNのように、画面上で指摘箇所を可視化しながら共有できるツールを使うことで、「言った・言わない」や「あそこ・ここ」のすれ違いを減らし、より本質的な議論に時間を使いやすくなります。


AUNとは?


制作物への修正依頼を効率化する、会員登録不要・無料のビジュアルコミュニケーションツール。


Webサイトや画像をキャプチャし、付箋を貼る感覚で直接メモを書き込んでURL一つで簡単に共有できるのが特徴です。 視覚的な指示により認識のズレを防ぎ、制作現場のやり取りをスムーズにして業務スピードを大幅向上します。 デザインコースを受講している方、すでにお仕事をしている方にぴったりなツールです。


【登録不要!修正指示ツールAUNサービスはこちら▶】
URL:https://aun.tools/

未経験からデザインを学ぶなら、ツール操作だけで終わらない環境を

Webデザインやグラフィックデザインを学ぶとき、IllustratorやPhotoshop、Figmaなどのツール操作を身につけることはもちろん大切です。


でも、実際の仕事では、それだけでは足りません。


なぜこのレイアウトにしたのか。
なぜこの色を選んだのか。
なぜこの順番で情報を見せるのか。
相手の課題に対して、どんな意図でデザインしたのか。


こうしたことを考え、説明し、改善していく力が必要になります。


さらに近年は、見た目を整えるだけでなく、ユーザーにとって使いやすいか、迷わず行動できるか、心地よい体験になっているかまで考える「UI/UX」の視点も、デザインを学ぶうえでますます大切になっています。



デジタルハリウッドSTUDIOでは、Webデザインを学ぶ方に向けて、Webデザイナー専攻の教材内に「UXデザイン基礎」が加わりました。
また、本格的にUI/UXデザインを学びたい方向けには、本科UI/UXデザイン専攻もSTUDIOで開講しています。

デザインを学ぶことは、単にきれいなビジュアルを作ることではありません。
見る人、使う人の気持ちや行動を考えながら、情報を届け、課題を解決する力を身につけることでもあります。


「デザインを学びたいけれど、自分に向いているかわからない」
「未経験からWebデザイナーを目指せるのか知りたい」
「UI/UXにも興味があるけれど、何から学べばいいかわからない」
「仕事につながるデザインスキルを身につけたい」


そんな方にとって、まず大切なのは、自分の目的に合った学び方を知ることです。







登壇者紹介


山崎 博行(ビフィー)氏


株式会社フォノグラム 取締役/ディレクター


ディレクター歴20年。2004年、未経験から株式会社フォノグラムに入社。
大小さまざまなWebサイト構築・リニューアルプロジェクトのディレクションに携わるほか、農業機械のタッチパネルや医療システムのUIデザインプロジェクトも担当されています。


現在は、取締役として経営戦略・組織マネジメント・人事にも携わりながら、修正指示ツール「AUN」のカスタマーサクセスとして、クリエイターや制作現場における「伝わらないストレス」をなくすための活動を行っています。


デザイン制作の現場で起こるすれ違いや、クライアントとのコミュニケーションの難しさを知る山崎氏だからこそ、今回の講義では、単なるツール紹介にとどまらず、制作前に前提を整えることの大切さが語られました。




デザインを学びたい方へ。まずはスクール説明会へお越しください

デザインに興味はあるけれど、


「何から始めればいいかわからない」
「Webデザインとグラフィックデザインの違いがわからない」
「副業や転職につなげるには、どんなスキルが必要なのか知りたい」


という方も多いと思います。


デジタルハリウッドSTUDIOのスクール説明会では、現在のご状況や目指したい働き方に合わせて、学習の進め方やコース選びを一緒に整理していきます。


未経験から学びたい方も、まずは情報収集から始めたい方も大歓迎です。


デザインを学ぶことは、単にツールを使えるようになることではありません。
自分の考えを形にし、誰かに伝え、課題を解決する力を身につけることでもあります。


「デザインを仕事にしてみたい」
「クリエイティブな働き方に興味がある」
「自分に合った学び方を相談してみたい」


そう感じた方は、ぜひ一度スクール説明会へお越しください。

個別説明会(無料)

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ご自身の目的にあった必要なスキルを一緒に探しましょう。


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