デジタルハリウッドSTUDIO新宿 ブログ

映像制作を仕事にしたい人へ。プロが語った「技術より大切なこと」とは?

2026-04-08

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿です。


「映像制作に興味はあるけれど、未経験からでも目指せるのか不安」
「動画編集やモーショングラフィックスを学ぶなら、何を大切にすればいいのかわからない」


今回は、そんな方にこそ知っていただきたい内容をお届けします。

2026年3月24日(火)、デジタルハリウッドSTUDIO新宿にて、株式会社mellowsoda. 代表取締役・佐藤竜市氏をお招きした特別講義
「『好き』を映像で届ける側へ ― IPを用いたビジュアル表現から学ぶ、世界観を映像に落とし込む“判断軸”」
を開催しました。


『呪術廻戦』や『The JOJO Lands』のPV、WurtSのMVなど、数々の作品を手がける佐藤氏。今回の講義では、映像クリエイターとして長く活躍していくために欠かせない「思考」と「誠実さ」について、実際の制作経験を交えながら語ってくださいました。
本記事では、イベント当日の内容をもとに、これから映像制作を学びたい方や、未経験から映像業界を目指したい方にとって大切なポイントを整理してご紹介します。

映像制作で大切なのは、技術より「思考」

講義の冒頭で佐藤氏が投げかけたのは、
「お金をもらって仕事をするとはどういうことか」
という問いでした。


映像は形として残るように見えて、実際には目に見えない価値を届ける“無形商材”です。だからこそ、ただ映像をつくれるだけではなく、「なぜこの表現なのか」を考え抜く力が必要になるといいます。


AIをはじめ、制作に関わる技術はこれからますます進化していきます。そんな時代だからこそ、佐藤氏が一貫して伝えていたのは、
「大切なのは技術ではなく、思考」
ということでした。

どんなカットにするのか。
どんなテンポで見せるのか。
なぜその演出が必要なのか。


そのひとつひとつに意味を持たせ、言語化し、判断していく力こそが、プロとしての価値になる。技術はあくまで、その思考を形にするための手段にすぎないという考え方が、とても印象的でした。


映像制作を学び始めると、どうしてもソフトの使い方やテクニックに意識が向きがちです。けれど本当に求められるのは、「つくれること」だけではなく、「考えてつくれること」なのだと改めて感じさせられる内容でした。

未経験からでも、プロを目指すうえで必要なのは「誠実さ」

今回の講義で、参加者の心に強く残ったキーワードのひとつが「誠実さ」でした。


佐藤氏は制作の現場で大切にしていることとして、
「誠実さは作品に出る」と語ります。


少し面倒でも確認を怠らないこと。
「このくらいでいいか」と手を抜かないこと。
相手が求めていることに、きちんと向き合うこと。


一見すると遠回りに見えるこうした姿勢こそが、結果的には余計な修正やトラブルを減らし、信頼につながり、最短ルートになる。そんなリアルな言葉には、大きな説得力がありました。

また、漫画やアニメなどのIPを扱う際には、ゼロからイチを生み出した原作者への敬意を絶対に忘れてはいけないという話も印象的でした。

映像制作は、表現の仕事であると同時に、誰かの想いや意図を受け取って形にする仕事でもあります。だからこそ、技術やセンスの前に、仕事に向き合う姿勢そのものが問われるのだと感じます。

「未経験から映像業界を目指せるか」と不安に思う方も多いかもしれませんが、今回の講義は、華やかな実績だけではなく、地道に向き合う姿勢こそがプロの土台になることを教えてくれました。

プロの映像クリエイターは、どうやってインプットしている?

映像制作を学ぶうえで、
「センスはどう磨けばいいのか」
「アイデアはどこから得ればいいのか」
と悩む方は少なくありません。


この点について佐藤氏が紹介してくださったのが、日常の中で思考を積み重ねるインプットの方法です。
ポイントは、能動的に頑張って集めるだけではなく、受動的に情報が入ってくる環境をつくること。

たとえばInstagramやYouTubeでは、検索窓に表示されるものを意図的にクリエイティブの参考になる情報で埋めておく。そうすることで、日常的に質の高い表現に触れる環境をつくり、無意識のうちに感覚を育てていくそうです。

さらに、街中の広告や電車内広告、YouTube広告なども、ただ流し見するのではなく、
「なぜこの表現なのか」
「なぜこの見せ方なのか」
と考えながら見ることが大切だと語られていました。

特に印象的だったのは、
「超一流が作った正解を日常の中で浴びる」
という考え方です。

こうしたインプットを積み重ねることで、制作の現場で迷ったときにも、
「少なくともこの広告ならこの表現はしない」
という“消去法の判断”ができるようになる。

ただ好きなものを見るだけではなく、そこに思考を重ねることで、自分の判断軸が育っていく。これは、映像制作に限らず、これからクリエイティブを仕事にしたい人全員に通じる学びだったように思います。

30歳からでも遅くない。参加者の背中を押したリアルな言葉


佐藤氏は、30歳からパソコンに触れ、そこから映像業界へ飛び込んだという経歴の持ち主です。今回の講義では、そのキャリアの歩みそのものが、参加者にとって大きな励みになっていました。


実際にアンケートでも、


「思考や判断基準まで聞けて非常にためになった」
「実際のVコンと完成品を見比べられて、制作の裏側を知ることができた」
「フリーターからスタートした体験談を聞いて、自分も頑張りたいと思えた」
「『誠実さが大事』という当たり前のことを、改めて自分に問い直す機会になった」


といった声が寄せられ、満足度の高いイベントとなりました。

映像制作や動画編集の世界に興味はあっても、
「年齢的にもう遅いかもしれない」
「未経験からでは難しいのでは」
と立ち止まってしまう方は少なくありません。


けれど今回の講義を通して伝わってきたのは、スタート地点よりも、どんな姿勢で学び、どう考え、どう向き合うかがその後を大きく左右するということでした。

映像制作を学ぶなら、ソフトの操作だけで終わらない環境が大切

今回の講義内容は、これから映像制作を学びたい方にとって、学ぶ環境を考えるうえでも大きなヒントになったはずです。


映像業界を目指すうえで必要なのは、Premiere ProやAfter Effectsなどのソフト操作を覚えることだけではありません。実際の現場では、
「なぜそうするのか」
「相手にどう届けるのか」
「どんな判断で表現を選ぶのか」
が求められます。


だからこそ、これからスクールを検討する方にとって大切なのは、単にツールを学べるかどうかではなく、表現の考え方や仕事への向き合い方まで学べるかどうかです。


デジタルハリウッドSTUDIOでは、ソフトスキルの習得はもちろん、クリエイティブを仕事にしていくための考え方や、実務につながる視点も含めて学べる環境づくりを大切にしています。


「動画編集を学びたい」

「映像制作を仕事にしたい」

「未経験からクリエイターを目指したい」


そんな方にとって、今回の講義で語られた“思考”と“誠実さ”は、これからの学び方を考えるうえで大切な指針になるはずです。

登壇者

佐藤竜市 氏

株式会社mellowsoda.
代表取締役

30歳からパソコンに触れ、映像業界へ入る。
代表を務めるmellow soda.は
モーショングラフィックスによる映像表現を得意とし、TVCM、企業ブランディングムービー、漫画PV等、様々なジャンルの映像を手掛けている。

案件によって楽曲から制作し、商材、ソリューションの魅力を最大化して視聴者に伝える事を最も得意としている。

映像制作を学びたい方へ。まずはスクール説明会へお越しください

映像制作や動画編集に興味はあるけれど、
「自分にはどんな学び方が合っているのか」
「未経験から目指すなら何から始めるべきか」
と迷っている方も多いと思います。


デジタルハリウッドSTUDIOのスクール説明会では、現在のご状況や目指したい働き方に合わせて、学習の進め方やコース選びを一緒に整理していくことができます。


副業として始めたい方も、転職を目指したい方も、まずは情報収集から始めたい方も大歓迎です。


映像制作を仕事にしたい。
自分の「好き」を、届ける側にまわりたい。


その一歩を、ここから踏み出してみませんか。

  

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