こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿スタッフです。
今回、掲載するインタビューは本科CG/VFX専攻ALクラス2022年9月生の卒業生である堀内景斗さん。
卒業後はティーチングアシスタントとしてクラス運営にもJOINしていただき、
後輩の方々からもすごく信頼され、面倒見の良さと「教えるのが上手」と評判でした。
現在は就職をされてデジタルハリウッドを巣立った堀内さん。
クリエイター養成所を卒業したあとは、どのような人生が待っているのでしょうか。
堀内 景斗さん
CG/VFX専攻ALクラス
2022年9月生
BEFORE
30代・未経験キャリアチェンジを目指す
AFTER
30代・未経験キャリアチェンジ成功!!
ゲーム制作会社 (デザイナー職)
なんとなく入った大学。から異色な経歴になるまで
ーーーまずは堀内さんのこれまでについて教えてください。
なんとなく大学に入り、単位を取るために過ごす学生生活を送っていました。
環境創造学科という専攻で街づくりについて勉強していたのですが、
「これが本当に自分のやりたいことなのか」という疑問は常にありましたね。
結局、2年生の途中で退学しました。
その後、リラクゼーション店で勤務→パン屋→SES→シナリオライターと経験し、
デジタルハリウッドへ入学しました。
ちょうど30を過ぎる年で入学を決意したので
「最後の転職にしたい」という気持ちで過ごしていましたね。
ーーーとても濃い20代を過ごされたのですね。
はい。いろんなことをしつつも本心ではずっとゲームが好きで、自分でも最終的にはこの業界に飛び込むことはわかっていました。
でも早いうちから1つに絞るのは長い人生を前にもったいない気がして。。
実際に色々やってきてよかったなと今は心からそう思えています。
入学前からBlenderのチュートリアルを真似しながら操作はしたりなどしていました。
ただやっぱり、ちゃんと習わないと自分のCGスキルが上達しているという実感が得られないような気がして、スクールに入ろうと決めました。
CGは色々なものから発想を持ってこれるので、
自分が飛び込んできた経験をすべて正解にかえてしまえる夢のようなお仕事だと感じますね。
受講期間について
ーーー入学してからどのように過ごしていましたか?
僕は20代で回り道をしてきたので
「時間の余裕はあまりない」というプレッシャーがありました。
そこで意識していたことは2つです。
・1日数時間は必ずCGに触れる
・先生を独占する勢いで質問する
1年間の学習期間で、1日もCGに触れない日はなかったです。
CGソフトに向かって手を動かす時間を無駄に増やすだけじゃなく、通勤時や寝る前など隙間時間にもCGに関する情報をインプットするくらいの勢いじゃないと就職なんて出来ないと考えていました。
続けていくうちに「やらないとここまでの流れが終わる」というプレッシャーが出てきて結果、スキルもつきますし、
1年間捧げてみて、改めて「CGで食べていきたい」と思えたので、このマイルールはこれからずっと生きていく気がしますね。
先生にたくさん質問していたのは、自分が遠慮しがちな性格なので、逆にこのくらいの気持ちをもって先生と接していました。デジタルハリウッドに通う意味はそういったソフト面でも魅力的です。
やはりプロに遠慮なく質問できる環境は、滅多にありません。
デジタルハリウッド生の特権を使えるだけ使ってやろうと思っていましたね笑
就活について
ーーー就活の体験談をお聞きしたいです。
まず最初の就職活動はクリエイターズオーディションから始まりました。
(※)クリエイターズオーディション...クリエイターズオーディションとは、デジタルハリウッド伝統の優秀作品発表会であり、企業と受講生をつなぐマッチング型求人イベント。
10社ほどと名刺交換をさせてもらいましたが、
1つも内定をいただけませんでした。
そこで現実を突きつけられた感じがして、31歳、未経験…行動あるのみ!と
一気にハングリー精神に火がついて、そこから半年かけて50社ほど応募して、ほとんど書類審査落ちのなか、
5~10社と面接することになりました。
TAをしながら活動していたのですが、面接ではTAという実績のウケがとても良く、
ある程度の知識を持っている証明の材料になるのだと役に立ちました。
私の求人探しはCGWORLDで気になる会社をひたすらリサーチしていました。
ちゃんと卒業制作を仕上げてから挑みたいと思っていたので
在学中に両立はできなかったですが、在学中からいきたい会社リストのようなものは作っておくべきですね。
---その中で内定は何社でしたか??
1社です。本当に運命ですよね。
---入社した後はどのように業務に入るのでしょうか。
うちの会社ですと、中途はお仕事ベースで作業を覚えていきます。
私みたいな実務未経験でも受け入れてくれて、良い雰囲気です。
新卒は3ヶ月みっちり研修をしているそうですよ。
まだ下積みなので、CGソフトに触る時間よりも他のことをする時間のほうが多いですが、入社2週間後に小物のモデリングのお仕事を渡してもらえた時はすごく嬉しかったです。
---今後の目標はなんですか?
まずは実務でCGの制作の時間を増やしていくこと。
そして死ぬまで制作を続けていくことです。
就活で大事なことは自分を信じるのをやめないこと
---この記事を読んでくれている方々へアドバイスはありますか?
就職はできます。ただし就活は本当に辛いです。
その時に救いになるものは受講期間を濃密に過ごしたかどうかだと感じます。
未来に諦めない選択を取るためには、自分はこれだけやったという確信が自信になります。
一般的に未経験職種への転職が厳しいとされる僕のような年齢で
美術系の大学や専門に通っていたなどの経歴も何もない、本当のゼロからCG業界を目指す方は多くはないと思います。
実際、同じクラスの方々は何かしらクリエイティブな経歴を持つ方がほとんどでした。
ただ、それは追いかけるべき背中がたくさんあるということです。
この環境は僕にとってすごくプラスになりました。
デジハリはやる気のある人のやる気をさらにブーストしてくれる環境が整っています。
数多く面接をこなして感じたことは、
技術よりも人間を探る質問が多かったことです。
なのでせっかくなら他にも何かしながらCGを学んでみるとすごくいいと思います。
CG以外に気になっていることを週1でもいいからバイトしてみたり、
お手伝いに行ってみたり、デジタルハリウッドはなにかと両立することができるカリキュラムになっているので、せっかくなら挑戦しすぎた1年にするときっと楽しいと思います笑
また、CGしかない!という方は逆に
他のことを「どれだけ削れるか」になると思います。
僕ができているのだから大丈夫。
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