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【イベントレポート】映像制作会社LOCUSで活躍するクリエイター座談会 ~選ばれる映像クリエイターとは?~

2024-05-25

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿卒業生の牧野貴則です。

今回は2024年4月24日に行われましたイベントをレポートいたします。

まずは登壇者の方々のご紹介をさせて頂きます。

ゲストクリエイター紹介

今村 啓一 氏



1979年生まれ。神奈川県横浜市出身。

22歳でロケーションコーディネイト専門の会社に入り、広告業界の面白さと深さを知る。

「お手伝いする側」から「生み出す側」になりたいと思い、グラフィックデザイン、ブライダル映像、企業映像と経験し、ディレクションのノウハウを構築。

2018年に動画制作会社LOCUSに入社し、プロデューサー兼ディレクターとして、企業映像の知識の幅を広げる。 Web CM、サービス紹介、会社紹介、採用映像、プロモーションと幅広く担当していたため、訴求内容の難しい内容の映像でも視聴者にわかりやすく伝 えられる映像表現が強み。2020年6月、フリーランス

ディレクターとして独立。独立してからは企Youtubeや各企業の動画制作内製化支援なども担当している。

JOHN 氏



美術高校から培ってきたデッサン力を駆使し、幅広いイラストを描き上げる。

また自ら描き上げたイラストを用いてwebCMからMVの編集まで全てを一括でこなす。

キャラクターイラストを用いた映像作品を得意とする。

2023年からはSNSでの映像、イラストの需要を感じ、SNS依頼も本格的に受け始め、企業から個人の方まで幅広い層の依頼をこなす。


1996 年 京都出身
2013 年 銅駝美術工芸高等学校 卒業
2018 年 成安造形大学 卒業
2018 年 株式会社 LOCUS 入社 2020 年 フリーランスとして独立2023 年 SNS活動開始
2023 年 音楽映像制作会社 SEP,inc.とエージェント契約を締結

夏衣 麻彩子氏


1993 年生まれ、神奈川県出身。映画監督として作品を作り続け、 最新作「明けない夜とリバーサイド(2021 年/46 分)」ではコロナ禍に生きる女性の生活の中での葛藤や人々の関わりを描き、2022 年夏、池袋シネマロサ、名古屋シネマスコーレで上映。近年は映画だけでなくMV、教育用映像、広告映像、アニメ脚本など幅を広げて精力的に活動している。

ファシリテーター

黒木 博孝 氏

株式会社LOCUS エグゼクティブ・プロデューサー


テレビ番組のキャスティング、WEB運営などを経て大手CMプロダクション「太陽企画」に入社。

多くの有名TVCM、WEBCMを手がけ、ACC CM FESTIVAL、 AAAファイナリストを受賞。

株式会社LOCUSでは、培った映像制作の知見を活かし、TVCM、WEBCM、PR動画、企業の魅力をエモーショナルに伝える会社紹介動画など幅広く担当。

企画の段階から最適なクリエイターをアサインし、クライアント企業にとって、その魅力を最も効果的に伝えるクリエイティブを実現することを得意としている。

また、LOCUSに応募のあるクリエイター 全てを審査し、新規クリエイターの窓口として社内のクリエイティブの統括を行なっている

株式会社LOCUSについて

株式会社LOCUS


LOCUSは大手企業から新進ベンチャーまで 2,000 社以上に対して「動画が、ビジネスを動かす」をテーマに、「表現の品質」ならびに「活用の成果」にこだわるクリエイティブカンパニーとして、動画を軸にコンサルティングサービスを展開しています。


また、動画コンサルティングサービスに加えて、YouTubeチャンネルの運用コンサルティングや自社メディアとして全国の約1,100店舗の調剤薬局にデジタルサイネージを展開している「シニアード」など、動画に関連する新たな事業開発を行っております

初めにゲストクリエイターの方々の経歴、ポートフォリオを鑑賞し、参加者に緊張感が走る中、

フレンドリーに質問を投げかけてくれ和やかな雰囲気にしてくれたJOHNさん。

映像クリエイターを目指したきっかけは三者三様!

グザヴィエドラン監督の映画『Mommy/マミー』に影響を受け、自分の映画作品を作り始めた夏衣さん。

ウェブ媒体が主流でグラフィックだけでは生活の危機を感じて映像の世界に飛び込んだ今村さん。

~ふと寄った美容室での衝撃!~


JOHNさん:高校時代に動画配信サービスの動画やMVに刺激を受け、いつか映像を作りたいと考えていました。(Locusから)独立をして絵を描いていた生活していて、たまたま美容室に行った時にSNSで集客を行なっている事に衝撃を受けて、動画編集に関心を持ったのがきっかけです。

絵だけではなく動画編集が出来れば自分の技術でもっと貢献出来ると考えたのもきっかけです。


目指したきっかけは様々ではありますが、常に多くの事に興味を持ちアンテナを張っていく事で新たな価値を生み出す事が出来るのではないかと感じました。

今までで一番楽しかった案件は?

飛行機や空港内など普段は入れない裏側での撮影が楽しかったと語る今村さん

普段は利用しないサービスに携わることで博学になり編集も楽しいと語るJOHNさん。


~自分の向いているものを再認識した案件~

夏衣さん:Locusの案件で、小説朗読動画を声優が読んでみたという案件です。

声優の収録の演出と朗読の裏に映像と音楽の編集がある内容でした。

実写の作品が多い私が感じたのは、やはり演出が好きなんだと感じ、また編集側では向いてないと感じました。

今皆さんは自分が学ばれてる中で何やりたいんだろうとか迷うこともあると思います。今後、色々案件を通して、自分の向いているものに気づいていけると思います。


どんな案件でも挑戦していく事。その中で自分の強みを知っていく事が重要だと感じました。

これは大変だった案件とは?

お客さんとの制作での目線の不一致やリテラシーの差で悩む事が大変と語るJOHNさん。

0から『面白い』映像、演出を作り出すのに大変だと痛感した夏衣さん。


~ 無理難題を要求してくるお客さん~

今村さん:予算を削ってきたお客さんから修正を多く要求されたり、「プロなんだからできるでしょう。」って言われたりする時です。あとは編集が順調で担当者ともコミュニケーションがとれていても上司の方の確認でやり直しになる時です。前段階で自分から上長に細かく確認して欲しいことを担当者に伝える事が大事です。


クライアントさんとの細かいコミュニケーションの重要性。自分の限界(スキル、活動時間など)を知りワークライフバランスを考える事も大切なんだと感じました。無理は禁物!

ずばり!選ばれるクリエーターになるには

動画クリエイターを目指す者として、やはり気になるのがこの話題!

どうしたら選ばれるのか?どんな人が選ばれるのか?


~得意なものをより押し出す~

JOHNさん自分が得意なものをより押し出していく事が何より大事。

その上で注意して頂きたい事は「何でもできます」だけは絶対やめた方がいいです。

お客さんが望むものは得意なクリエイターに仕事を頼むので絶対にお客さんに基準を作ってあげる。

もし自分が余裕がある時に「それ以外の物も作れます」「一回作らせてもらえませんか?」などとお客さんに言ってみる事も良いと思います。最後まで自分の得意な物を作るのではなく、あくまで相手に基準を作ってあげるっていうのが何よりも選ばれるクリエイターになる一つの条件かなと思います。


~繋がりを大切に~

夏衣さん繋がりでお仕事もらう事が多いので一緒に仕事したいなとか同じテンション感で仕事できるなってことが大事です。あとは自分の得意分野を見せていく事もすごく大事かなと思ってます。

自分の好きな事、やってみたい事を話して行く事でそれに繋がった結果になる事も大事です。

~決まり事はきっちり守る~

今村さん:選ばれるクリエイターになるには、まず納期を守ること。どんないいものを作ろうが納期を守れなきゃ意味がない。次にエゴを出さない。私は企業案件がメインなのでお客さんの言われたものを作る。もちろん自分の考えたものを出しても良いが、直せって言われたら直す。最後に依頼は断らない。他の案件とスケジュールが被らなければ、受けてます。そしたら自然と依頼が来るようになる。あと少しでいいので期待値を上回る。早めに納品するだけで喜ばれます。

~コミニュケーションと強みを大切に~

黒木さん:選ぶ立場の方として、正直なところで最低限必ずあるのは納期を守るのはもちろん当たり前なんです。自分の色(特性、強み)をちゃんと持っているのも大事だと思います。

かつ、ビジネススキルがしっかりあり、コミュニケーションが取れる、わかりやすくお話してくれる人です。

今回の参加者は社会人経験のある人たちだと思うのでそこの常識は持って必ず生かして、クリエイターとしての強みをどう付けて行くかが選ばれやすいクリエイターになるんじゃないかなと思います。

まとめ

イベント全体を通してゲストクリエイターから学んだ事

自分の強みを理解し、伸ばしていく事

相手が何を欲しているのか、何を作って欲しいのか理解する事

決まり事(納期など)は必ず守る事、お客さんとは小まめにコミュニケーションをとる事


またイベント後半の交流会では、一対一で真剣に質問に答えて頂き、映像業界の理想と現実をより深く知る事ができました。

他にもぶっちゃけ相場トークもあり、ゲストのそれぞれの相場観の違いやこだわりを伺う事が出来て参考になりました。


ゲストクリエイターの夏衣さん、Johnさん、今村さん、またファシリテーターの黒木さん

有意義で笑いの絶えない座談会ありがとうございました。

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