こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO渋谷です。
今回は「Webデザイナー専攻 主婦ママクラス」を卒業した、石垣知穂さんと浜野いづみさんのインタビューをお届けします。
デジタルハリウッドSTUDIOの同じクラスで学んだ石垣さんと浜野さん。途中で休学の時期が重なったりと、偶然にも何かと一緒になることが多く、仲良し二人組として学びを続けてきました。卒業後も交流が続き、今では時短勤務やフリーランスとして仕事と家庭を両立させながら、共にスキルを磨き続けています。
この記事では、そんなお二人がデジハリでの学びやWeb制作の仕事、そして家事や育児との両立について語ります。フルリモートの働き方や、育児と仕事のバランスをどう取っているのか、リアルな声を前編・後編に分けてお届けします。
同じ職場で活躍するデジハリ同期!お互いを支え合った二人の出発点
Web業界に興味を持ったきっかけを教えてください
石垣さん:
私は以前アパレル業界で働いていたんですが、仕事の中でも特にデザインをすることやデザインツールを使うのが大好きでした。
家族ができて、仕事とプライベートのバランスを見直したいなと思っていた時に、デジタルハリウッドの卒業生たちのインスタを見たんです。特に、泰道ゆりかさんのインスタがとても印象的で、「私もこれまでの経験を活かして何か新しいことにチャレンジできるんじゃないか」と思ったのがきっかけでした。
浜野さん:
私の場合、周りにデザイナーさんが多かったんです。大学時代の友人もクリエイティブな仕事をしていましたし、夫のパパ友にもWebデザインに関わる方がいて、自然とクリエイティブな仕事に興味を持つようになりました。
そんな中でデジハリの広告を見つけて、「主婦ママクラス」という名前にとても惹かれました。同じような状況の人たちと一緒に学べるって、すごく心強いなと思い、入学を決めました。
実際にWebを学び始めていかがでしたか?
石垣さん:
カリキュラムが思っていた以上にハードで、仕事と育児の両立は正直簡単じゃなかったです。でも、クラスには同じ主婦ママの仲間がたくさんいて、子どものことや勉強の悩みを相談できたり、励まし合えたりしたので、それが大きな支えになりました。実は、浜野さんともクラスメイトで、在学中からお互い励まし合っていました。
勉強を始めてみると、Webの世界は本当に奥が深くて!特にクライアントワーク(※授業を通じて実際の制作案件に挑戦するプログラム)では、思い通りにいかなくて心が折れそうになることもありました。でも、卒業後には自分の働き方が変わっていると信じて、頑張り続けることができました。。
浜野さん:
在学中はお互いにSTUDIOに通いまくってたよね。私はAdobeの制作ソフトは少し使ったことがあって、ポスターを作ったりはしていたんですけど、本格的に仕事で使うのは初めてでした。しかもWebデザインになると、紙のデザインとは全然違って、ほとんどが新しく学ぶことばかりでした。
校舎にはどれくらいの頻度で通っていましたか?
石垣さん:
週に2日くらい通っていて、主にSTUDIO吉祥寺校を利用していましたが、時々STUDIO渋谷にも行っていました。校舎に行くと、なんだか元気をもらえるんですよね。浜野さんやクラスメイトのみんなと一緒に「よし、頑張ろう!」という気持ちになれる場所でした。
浜野さん:
私は週に4〜5回くらい通っていました。オンラインでトレーナーに見てもらうのも便利なんですが、校舎で直接教えてもらう方が、やっぱり理解が深まる感じがして、気軽にトレーナーに質問できる環境は本当にありがたかったです。
ただ、主婦ママ専用時間以外は校舎が当時12時からの開館だったので、下の子がまだ1年生の時は2時間だけ通って、すぐ帰ることもよくありました。近くに校舎がなかったらこんな風に通うのは難しかったと思うので、本当に通いやすい場所にあって助かりましたね。
石垣さん:
そうそう!私も自転車で通える距離だったので卒業までよく通ってました。STUDIO吉祥寺がなかったらこんなに通ってなかっただろうなって思うくらい便利で、気軽に通えたんです。校舎に行くと受講生さんやスタッフさんとも楽しく話せるし、なんだか学生時代に戻ったような気分でした。
浜野さん:
そうそう。私も、子どもと一緒に時間を過ごした後に、「ちょっとお母さん校舎行ってくるね」って、夕方4時から8時まで勉強してました。「お父さん、あとはよろしくね」って感じで(笑)。近所に校舎があったからこそできたことですね。子どもを何度か校舎に連れてきたこともあって、その間、私は勉強して、子どもは宿題をやってました。
石垣さん:
実は、私も先生に質問している間に、スタッフさんが子どもたちを見てくれていたことがあったんです!うちの子と話してくれたりして、本当に助かりました。吉祥寺校は他の校舎より少し小ぢんまりしていて、親身に接してくれる感じがあって、ありがたかったですね。ちょっと図々しかったかもしれません(笑)。 ※お子様と一緒に遊べて楽しかったですよ!(スタッフ)
偶然の職場かぶり!?卒業後のリアルな就活体験談
就職活動はどのように進めましたか?
浜野さん:
私は家庭とのバランスを大切にしたかったので、勤務日時を優先して就職活動を進めました。短時間での勤務希望だったので、フルタイムではなくアルバイトがいいと思っていたので、雇用形態にはこだわりませんでした。初めはWebデザイナーで探していましたが、Webデザイナーに固執せず就職活動する中でWebアシスタントやWeb制作関連の仕事も視野に入れて探し始めました。
石垣さん:
私も同じ感じですね。フリーランスとの両立を考えていたので、理想は週2〜3くらいの仕事でした。リモートとはいえ、できるだけ家から近い場所が安心感があっていいなと思っていたので家から近いエリアで探しました。あとは、ホームページを見て制作物が素敵な会社を探していましたね。「こんなのを作れるようになりたい!」って思う会社に惹かれました。
就職活動中に悩んだことがあれば教えてください
浜野さん:
やっぱりスキルや経験不足が壁になって、未経験OKの求人でも少し苦労しました。
そこで、今働いている会社にはWebアシスタントとして応募したんです。その後 面接の時に、実はライターを探しているとのお話になったのですが「デザイナーの募集が出たらお声がけします」と言っていただけて。1ヶ月半後には、実際にご連絡をいただきました。思いがけない繋がりになって、今の会社とご縁があったのかなと思えて嬉しかったです。
石垣さん:
私はフリーランスとして活動していたのですが一人で仕事をすることに少し不安があって、業界にフリーランスとは違う形で関わりたいという気持ちでした。そんななか求人情報で見つけた会社の作品がとっても綺麗で、素敵な作品を作っている会社だなと思っていたら、そこがたまたま浜野さんが勤めてる会社だったんです!面接に応募した後に気づいたのですが、そんな偶然もあってか無事採用して頂きました。面接は和やかに進んで仕事の話以外にも子育てとの両立についてなどママならではの悩みも話せたのでとても安心して入社できました。結果的に就活は短期間で終わりましたが、他にも2社ほど履歴書を送りましたね。卒業後してから時間もたっていたので、就活では年齢に対して少し弱気になっていた時もありましたが無事就業に繋がってよかったです。。
浜野さん:
年齢ってやっぱり気にしちゃうよね。
石垣さん:
無事に就職できましたが、就活中は「35歳まで」とか「30代まで」っていう条件をよく見かけて、やっぱりどうしても年齢を意識しちゃいますよね。
フルリモート×時短勤務で実現!二人のバランスの取れた働き方
現在のお仕事の内容を教えてください
石垣さん:
私たちは女性二人で設立されたWeb制作会社で、Webデザイナーのアシスタントとして働いています。Web制作に加えてランディングページ(LP)の作成やキャラクターデザイン、ロゴデザインなど、幅広い業務を担当しています。
浜野さん:
会社のブログコンテンツの作成を行ったり、リサーチや画像制作、他にも記事をまとめたり文章にすることもしています。
石垣さん:
画像作成はイラストレーターを使ってやっていて、デジハリの時よりも技術が身に付きました。Webの背景を作成する仕事もありますし、その他のデザイン関連の仕事も多いです。
浜野さん:
キャラクター制作など特定の依頼がある場合には手描きでキャラクターを提案することもあります。
石垣さん:
ポスターやグラフィックデザインの仕事も手掛けています。たとえば、駅構内のポスターやCDジャケットのデザインを作成したこともあります。
浜野さん:
グラフィック制作も含めて本当に様々なデザインを手掛けることができるのは、とても勉強になります。時間内に終わらせるのがいつも大変ですが、毎回学びながら進めています。
日々のお仕事の流れを教えてください
石垣さん:
私は週2回勤務しています。勤務時間は10時から15時までで、1時間休憩を挟むので、実働4時間です。時短勤務ですね。フリーランスとしても活動しています。
浜野さん:
私は週に2回、3時間ずつ働いています。勤務時間は10時から13時までです。皆さん大体同じ形で多くても4時間くらいですね。私は、中学校、小学校の都合などで勤務時間を調整してもらうこともあります。今の会社のほかに、夫の会社にも週1、2回アルバイトで入っていて、そちらではシステムの画面作成やデザイン業務を担当しています。
フルリモートの働き方にメリットを感じていますか?
石垣さん:
リモートだと、私は気持ちに余裕ができるのが大きいですね。リラックスした場所で一人で集中できるのがメリットですし、通勤時間がない分、周りに気を使うことも減り、余裕が生まれます。ただ、デメリットとしては、例えば近くに同僚がいれば困った時にすぐ質問ができますが、リモートだと距離があるので聞きにくかったり、時間がかかったりします。
浜野さん:
私はもともとフルリモートを希望していたわけではないんですが、就職活動をしている中でたまたまご縁があったところがフルリモートでした。フルリモートだと出勤時間がないのは本当にありがたいですね。例えば、子供が体調を崩した時や急に迎えに行かなくてならない時は申し訳ないのですが勤務日、勤務時間など変更をご対応いただいています。夏休みや冬休み等、学校が長期休みの時は昼休憩をいれていただくなど、子供との時間にもフォローしていただいています。
石垣さん:
家庭との両立に理解をしてくれる会社で家族優先で働くことをサポートしてくれるのが本当にありがたいです。息子が通院しなければならない時も「家族を優先して」と言って頂きました。急な予定変更にも柔軟に対応していただけるので感謝しています。
後編に続く!歩みを止めない挑戦を語るお二人のリアルな働き方とは
インタビュー前編では、石垣さんと浜野さんのお二人がどのように就職活動を進め、デジハリでの学びをどう活かしているかを詳しくお伺いしました。後編では、お二人が目指す今後のキャリアや、具体的な目標について掘り下げていきます。
「歩みを止めない」姿勢で、日々の挑戦を続けるお二人。時短勤務の実情や、仕事をしながら学び続ける姿勢、そしてキャリアに悩むママさんへのエールまで、後編も読み応えたっぷりです。ぜひご期待ください!
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