こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO渋谷です。
デジタルハリウッドでは、クリエイターと企業をつなぐマッチング型求人イベント「クリエイターズオーディション(通称:クリオ)」を開催しています。
2022年夏季のクリオに出場し、当日最多の7社とマッチングした福武さんにインタビューを行いました。デジタルハリウッドに通うきっかけやクリオ当日までの準備、今後の目標について伺いました。
2022年夏、64回目の実施となるクリオには全国のSTUDIOから35名の参加者が出場。場所を問わず参加できるオンライン実施となり、企業側の参加ハードルも下がりました。近年の働き方の多様化にマッチしたイベントとして、時代とともに変化しています。
福武 里佳さん
専科Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン 2022年3月卒業
1998年生まれ。東京出身。法政大学卒業後、IT企業に就職。在職中に、学生時代から興味のあったデザインの勉強を本格的にしたいと思いデジタルハリウッドSTUDIO新宿に入学。 在学中はフリーマガジン「Deisgn Nap」の活動に参加。 現在は、人材会社でバナーデザインやwebデザイン、コーディングなどに従事。
――Webデザインを学ぶきっかけを教えてください。
やりたいことができず悶々としていた中、本当にやりたいことを真剣に考えるようになったのがきっかけです。というのも、大学卒業後、IT企業のエンジニアとして就職しました。が、コロナの影響で案件が減ってしまってカスタマーサポートに配属されたんです。
Webのお仕事に関わりたかったので、独学でコーディングの勉強をし始めたのですが、学生時代から興味があったデザインからWebサイトを作れるようになりたいと思い、デジタルハリウッドに通うことを決めました。
――クリオ出場のきっかけになった卒業制作は銭湯のサイトを作られたんですね。
銭湯を開業したい友人のために、その友人が作っていきたい銭湯の姿や開業までの過程を伝えることで応援してくれるファンを作るという目的で制作しました。
まだ実態がなにもない状態だったので、イラストを使用してイメージを膨らませたり、何度もサイトに訪れたくなるようなクスッと笑えるようなコンテンツを入れたゆるっと可愛いサイトにしました。
――イラストすごくかわいいです!
銭湯って、意外にゆるチャラが多いんです。友人含むイラスト制作者と3人で打合せした結果、親近感を持ってほしかったのと、水から連想を得てタコとイカのモチーフを取り入れました。
――クリオ出場にあたり、どんな準備をしましたか?
卒業制作のコーディングをブラッシュアップしました。久しぶりに見た自分のコードはぐちゃぐちゃでびっくり。(笑)
結果的に時間がかかったのはプレゼン動画です。途中で噛んでしまったり、思いを詰め込みすぎて長尺になったり、50回以上取り直したのは苦い思い出です。
――50回以上!それはすごい回数ですね。
意識していたのは、聞きやすさとわかりやすさ。作品紹介だけでなく、強みである「共感力」をアピールできるような自己紹介、意気込みを語ることで企業の方に伝わるプレゼンになるようにしました。あとは画質とか、カメラ位置とかこだわりだすとキリがなくて、撮り始める前は2日がかりになるなんて思ってなかったです。
ポートフォリオもプレゼンもSTUDIOにいるトレーナーさんからアドバイスを聞いていました!作品それぞれの制作の意図や目的、ターゲットをしっかり入れ込むこと、客観的になることが大事だと学びました。
――そんな準備を経て迎えた当日、参加者最多の7社とマッチングされていましたね。どんなことをお話しされたんですか?
ありがたいことに多くの企業様とお話できてよかったです。多くは「銭湯お好きなんですか?」からスタートして(笑)、具体的な雇用形態、業務内容などを話しました。あと作品に対するアドバイスもいただきましたね。マッチングした7社のうち、3社がカジュアル面談に繋がりました。
オンラインとはいえとても緊張していたのですが、面接のような堅い感じではなく、フランクに話してくださる方が多く楽しい時間でした。
――クリオを通して、転職活動の際に活きたことはありますか?
プレゼン動画を撮ったことで、自分の作品を説明できるようになったのは良かったです。面接の際に作品を説明する機会もあり、クリオが面接に向けた良い準備となりました。
また、様々なタイプの企業様を知るきっかけになったのも良かったです。制作会社といってもマーケティングに強かったり、フロントエンドがメインだったり…。幅広い企業様の話せるクリオだったからこそ、自分がデザインに力を入れていきたいのか、両方やっていきたいのか、自分が目指す方向を擦り合わせていくことができました。
――現在は転職を叶えられたそうですね。
はい、現在は人材会社でデザイナーとして働いています。インハウスデザイナーというよりは、クライアントワークが多く、制作会社に近いですね。
人材会社なので、採用サイトやコーポレートサイトを中心にディレクターさんの指示を受け、デザインからコーディングまで一貫して行っています。デザインもコーディングもできるようになりたいと思っていたので、どちらもできるのはとても良い環境です!webサイト以外にもグラフィックや最近では資料デザインなど幅広いデザインに携わっています。
――最後に、これから学習される方へメッセージをお願いします!
不安なこともあるかと思いますが、自分が楽しいと思う方向に進んで欲しいです。私自身も自分のやりたいこと、楽しいと思うことを突き詰めた結果、Webデザイナーという職業にたどり着きました。
トレーナーさんをたくさん頼ったり、クラスの方と交流したり、着実にスキルを身につけていける環境がデジタルハリウッドSTUDIOにあります。自分が楽しむことを忘れずに頑張ってください!
福武さんが卒業されたコースはこちら!
専科Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン
在学中から実案件で経験を積み、その評価を就業に活かす「お仕事TRYプログラム」
未経験からWebデザイナー、UIデザイナー、アートディレクターへの就職・転職を 目指す20~30代専用のプラン。「超実践型スキル」×「安心の就職・転職サポート」でクリエイティブ未経験からの就職・転職を応援!ポスターやチラシのグラフィックデザインのクライアントワーク、Webサイトのクライアントワーク、オリジナルの卒業制作の3つの実績をつけて就職・転職を目指します。
■未経験から就職・転職目指すなら
デジタルハリウッドSTUDIOでは未経験からでも確実にスキルを習得することができます!
個別説明会ではみなさまの目的に合わせたコースについてのご案内はもちろん、目的に合った就転職・フリーランスサポートのご提案をさせていただきます。「自分がいつまでにどのようになりたいか」からスケジュールを逆算して、受講時期や受講のイメージ、働き方のイメージなどを膨らませていただきながらご検討いただければと思います。
ご予約の際、ご希望のスクールは『STUDIO渋谷』をご選択ください!
※オンライン説明会は、説明会予約フォームよりご選択いただけます。
STUDIO渋谷 shibuya@dhw.co.jp
休館日:月曜