【キャリアサポート】企業ゼミでお仕事トライ！ストックイラストって？

＜企業ゼミとは？＞

デジタルハリウッド大学キャリアセンター主催のキャリアサポートのひとつです。学内でインターンシップと同じような就業体験ができるものを中心に、採用時における人材ミスマッチを解消し、学生・企業双方にとって有益な就職・採用を実現することを目的としています。企業で活躍しているクリエイター、ビジネスの最前線で活躍している講師陣で、デジタルハリウッドのネットワークを活かした授業を行っています。デジタルハリウッドの受講生は無料で受講することがでる、現場で必要な知識と経験を体験できるワークショップ型セミナーです。

＜ストックイラストとは？＞

今回はストックイラスト「PIXTA（ピクスタ）」を運営するピクスタ株式会社に行っていただいた授業内容を元に、ストックイラストの活用方法をお届けします！

ストックイラストを利用するユーザー側で使うことはあっても、販売者側使っている方はこの記事を読んでいる方は少ないのではないかと思います。広告素材を販売するサイトでプロの方はもちろん、プロとして活躍していないアマチュアの方でも誰でも登録可能です。

■ストックイラストとは

「ストックイラスト」とは、Webサイトや広告やチラシなどで使用するイラスト素材が制作・登録されたサービスです。素材を使用するユーザーは使用したいイラストを選び、使用料を支払うことでイラストを利用することができます。

イラストをビジネスにするには、そもそも何のために購入者や発注者はイラストを購入発注するのかを考えてみる必要があります。購入者はイラストを購入するのが目的ではなく、自分たちの商品を売るための手段として購入しているからです。

■ストックイラストの仕組みとは

予め用意されたイラスト素材のことで、売れるたびに利益が入る仕組み、つまり印税などと同じ「コンテンツビジネス」になります。

＜ストックイラストのメリット＞

ストックイラストには下記のような多くのメリットがあります！

・安定した収益が得られる

・年齢・実績・地域にとらわれない（有名でなくてもイラストが売れるチャンス！）

・自分の好きなペースで活動可能

・本名を使用せず活動可能

・経験や実績にもなり、またクライアントワークの練習にもなる

・販売ページをポートフォリオとして使用可能

・自ら営業をする必要ないがない

メリットが多いストックイラストには、デメリットもあります。

・大きな収益に繋がるまで時間がかかる（長期的に見ることが大切！）

・購入された後どこで使用されているかわからないので、使用実績の蓄積ができない

・IP展開とは相性悪い(キャラクター展開などは△)

＜ストックイラストとクライアントワークの違い＞

ストックイラスト制作は、自分の都合や働き方に柔軟に対応可能ストックイラスト中心とした働き方や、本業以外での仕事としてストックイラストに取り組む働き方もあります。

POINT！　どちらにせよ「継続」することが大事！

＜ストックイラスト制作のポイント＞

ストックイラスト制作において「購入者の目線を改めて意識すること」が最も重要です！

売れるイラストのポイントや、タイトル付け・テーマ選びのコツを教えていただきました。

■売れるイラストの基本3つのポイント

①わかりやすさ（何に使えるかイメージしやすい）

②使いやすさ（同じイラストでもパターンやバリエーションを用意する）

③検索のしやすさ（適切なタグをつけること）

■タイトル付けのコツ

ピクスタではタグとは別にタイトルを付けますが、単語の羅列ではなくどのような画像なのかを簡潔に表した文章にするのがおすすめです。

※ピクスタ外の検索サイトでヒットする可能性があり、購入率を上げる後押しになります。

■イラストのテーマ選びについて

１．需要のあるイラストから始めてみて反応を見るのがおすすめ

２．季節キーワード（年賀状やクリスマスなど）

３．素材系キーワード（アイコンや吹き出しなど）

POINT！

需要が高まる時期の数か月前から販売開始するのが理想、どんなイラストが求められているか想像することが大事

＜企業ゼミ参加者のアウトプットと感想＞

デジタルハリウッドでは企業ゼミ以外にも「キャリアサポート」が充実しています。未経験から学習をスタートする方も安心なサポートがございますので、その他のサポートもチェックしてみてくださいね。

・xWORKS（エックスワークス）

・Job Style Search

・ランサーユニット

・キャリアセンター など